米労働省が発表した4月の「米雇用統計」は、非農業部門雇用者数が21万1000人増加し、伸びは市場予想の18万5000人増を上回るとともに、前月の7万9000人増から大幅に増加することになりました。失業率も約10年ぶりの水準となる4.4%に低下し、平均時給は伸び...
今市太郎のコラム
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今市太郎のプロフィール
(2015年7月からFXコラムを執筆)
日足に弱い買いトレンドがではじめたドル円
ドル円はここへ来て日足に若干の買いトレンドが発生し始めています。6月利上げを市場が大きく織り込み始めていることで米債の金利がじわりと上昇し始めているのがその大きな理由になっていますが、ここから継続して大きな動きになっていくのかどうかが気になるところです。さした...
6月利上げ確定で夏の相場暴落警報発令か?
5月の「FOMC」では大方の予想通り政策金利は据え置きとなりましたが、声明において12か月の「インフレ」は2%目標に近づいたという文言が盛り込まれました。Q1における「GDP」の弱い成長は一時的である可能性があるとの見解を示しすとともに、経済は緩やかな利上げを...
この連休はドル円の上昇のリスクに要注意!
2日東京タイムの為替市場はさすがに連休の合間ということもあり、大きな動きは感じられませんでしたが、それでもじりじりと値を上げて112円台に突入することとなりました。112円をつけたからといって大きく走る動きも見せませんでしたが、下落も限定的でNYタイムの終盤か...
アメリカ経済指標は軒並み悪化で下落要因に
すでにゴールデンウィーク真っ只中といった感じの国内市場ですが、1日は世界的にメーデーでお休みの市場が多く、まともに動いたのは東京とNYだけというかなり限定的な市場となってしまいました。そんな中でもドル円は112円台を試しに行きたそうな動きを強め、東京タイムで1...
マクロン勝利見込の仏大統領選と北朝鮮暴発
いよいよ国内はゴールデンウィークに突入しており、為替相場は大きく動く状況ではなくなりつつあり、連休前に様々登場した「地政学リスク」もかなり薄れた印象があります。しかし冷静に考えてみるとまだこうしたリスクはすべて回避されたわけではなく、相変わらずくすぶっているの...
GW休みのドル円は期間中の上限振幅に要注意
毎回ゴールデンウイークの時期になりますと「円高アノマリー」の話が登場し、過去のデータを検証してみるという話が結構沢山登場することになります。しかしこの過去データの検証もゴールデンウイークの期間が含まれる週足などで分析してしまいますと、過去10年でも円高6割に円...
新たなプラザ合意をイメージさせるキーワード
Photo 朝日新聞デジタル先日ワシントンで開かれた「G20」主要20か国の財務相・中央銀行総裁会議ではほとんど為替について厳しい議論が起きず、米国のドル安志向はそれほど強いものではないといった印象を受けました。しかし、4月14日に発表された米国財務省の為替報...
動き始めた本邦機関投資家がドル円相場に影響
今年も4月後半にさしかかっていよいよ本邦機関投資家が動きはじめているようです。すべての投資家が稼動するのは連休明けを待たなくてはなりませんが、その一部は今週あたりから動きを加速し始めている気配です。この機関投資家は過去20年近く国債だけをベースに投資を行ってき...
税制改革案は上申材料になることはなかった
26日に発表となった米国の税制改革案は、市場の予想通り法人税率を35%から15%に引き下げるとともに、小規模な事業や個人事業主を含むパススルー事業への最高税率についても同様に15%に引き下げるといった内容で、個人の所得税率は3段階へと簡素化することなども織り込...