9月最終日のNY市場のドル円は、PCEの数字が予想以上に悪くて大きく下落したあとほかの指標が比較的よくてまた持ち上がるなど結構激しい上下を繰り返すことになりましたが、もうひとつFX相場を動かす大きな原動力となったのが次期「FRB」議長人事の報道でした。どうやら...
今市太郎のコラム
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今市太郎のプロフィール
(2015年7月からFXコラムを執筆)
人為的買いで上昇したドル円相場は一旦調整局面か?
9月のドル円相場は例年になく大きな動きを示現することとなりました。まだ本日海外タイムまで残されていますが、9月8日の107.308円から27日の113.253円まで実に6円近く上昇することとなったわけですから、北からのミサイル攻撃のリスクがありながらもよくぞ上...
メルケルが選挙に勝利しても弱いユーロ
ご案内のとおりドイツのメルケル首相は24日の選挙でなんとか勝利を収めましたが、得票率は大幅に下がっており、連立といっても弱いものが集まる政権になりそうな気配で、ユーロは大きく買い戻されるどころか売りが加速し「ドルインデックス」がこのおかげで大きく上昇する結果と...
金融庁FXの最大レバレッジを10倍へと粛清か
毎回国内のFX業者のレバレッジの問題が指摘されると結構がっかりした結果となるのですが、現行25倍まで許されているFXのレバレッジが金融庁の行政指導により「10倍程度にまで下げられる見通し」となったようです。金融庁はFXの業界団体、金融先物取引業協会と規制見直し...
10月FX相場の死角について考える
早いもので来週からいよいよ10月相場がスタートします。足元では常に北朝鮮リスクが高まってはドルが下落する動きとなっていますが、どのような展開になるのか、どう決着がつくのかがまったくわからないため、ヘッドラインを踊るニュースに「アルゴリズム」が反応すると、いきな...
米国税制改革期待剥落のドル売りに厳重注意
米国トランプ大統領は27日に税制改革の包括的内容を発表すると息巻いていますが、本来この改革案は今年の4月にはすごいものがでるといいながら、目次の中身すら出てこなかったもので、政権幹部もやたらとリップサービスには勤めていますが、具体的な内容がしっかり登場するとは...
北朝鮮の難民が到来したらFX相場はどうなる?
口を開くたびにその物言いが物議を醸し出す、副総理のちっちゃいマフィアの爺様・麻生財務大臣ですが、彼が突然口にしはじめた武装難民の問題は発言内容自体には相当問題はあるものの、実は難民そのものがもたらす状況は結構為替市場にとっても深刻な問題をもたらすことになりかね...
国内FX業者サーバーにランサムDDos攻撃多発の衝撃
一部の報道機関が伝え始めていますが、国内のFX業者を狙ってサーバーに大量データを送りつけるDDos攻撃の予告をして脅かし、金銭を要求するランサムDDos攻撃が今月14日以降多発していることがわかってきています。足元で実際に被害を公表しているのは「マネーパートナ...
波乱万丈のポンド円~BTC並の難しさも
「BREXIT」が決定しインフレ率が上昇したこともあって、ポンドの利上げ期待から9月はとにかくポンドの上昇が大きな話題となりました。本邦投資家ならポンド円を取引された方も多かったことと思います。今月のMPCではさすがに利上げは行われませんでしたが、まだその可能...
北朝鮮ネタなのに下げても戻らないFX相場
Photo Reuters.「FOMC」を通過して113円台を試すかどうかが非常に注目されたドル円でしたが、またしても北朝鮮ネタによるノイズで突然大きく下落することとなりました。これは、北朝鮮の李容浩外相が、トランプ米大統領の国連演説への対抗措置として、「太平...