そろそろ米系各金融機関が来年の見通しを発表する時期となっているわけですが、各金融機関のアナリストを悩ませているのが米国債イールドカーブのフラット化の問題です。Data FTこのコラムでは既に何度もご紹介している米国債のイールドカーブですが、ここへきて2年債と1...
今市太郎のコラム
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今市太郎のプロフィール
(2015年7月からFXコラムを執筆)
投機筋の残党は今週FOMCまでドル円買い上げか?
週明けの東京タイムはかなり落ち着いた雰囲気での売買スタートとなっていますが、事実上今年の最後の取引週になりそうな今週は、どうも市場に残った投機筋がドル円を買い上げて「FOMC」までは上昇が続く可能性がでてきているようです。とにかく市場参加者が少ないだけに、ちょ...
IMMの投機筋ポジションから読む市場状況
話題騒然の仮想通貨村に比べますと、今一つ元気がないのが為替村の年末の光景ですが、その大きな理由のひとつとなっているのが、動きの方向感がごく一部の通貨を除いて非常にわかりにくくなっていることがあげられます。すでにクリスマス休暇入りしてしまったファンド勢の多くの市...
事実上年末最終週の11日からの週に再注目
売っても買っても元のレベルに戻るのが最近の「アノマリー」となっている「米国雇用統計」ですが、結果を受けて下落こそしましたが、結局113.500円台を回復して50銭ほど動くか動かないかの推移となってしまいました。ニューヨークは大雪だったようで、その後の相場はヨコ...
減税の次はインフラ投資?楽観相場は続く?どこまでも・・
昨晩のNY市場ではとりあえず直近に差し迫った、債務上限のつなぎ予算が議会を通過したことから薄い相場でドル円は上昇し113円台を回復する動きとなりました。市場ではすでに減税案の話から年明けに開示すると、トランプが示唆しているインフラ投資が現実化するとの期待から相...
年内最大の株下げでも大きく下落しなかったドル円
東京市場は6日株式が前場から大きく下げ始め、昼休み中に先物が仕掛け売買で大きく崩れだしたことから結局日経平均も455円安という年内最大の下落幅を示現させることになりました。今週は8日にメジャーSQを控えていることから、そのためのロールオーバーを見込んだ仕掛け売...
米株次第ではドル円も大きく下落か?
米国の税制改革法案を巡って株式市場参加者の思惑が様々に働いており、史上最高値を更新し続けてきた米国株式市場にも大きな変化が表れ始めています。ここからさらに株価が調整するようですと債券金利が下落することも手伝ってドル円がさらに下値を模索する可能性も出始めているこ...
在韓米軍家族が帰国という怪情報が流れる
11月3日のCBSニュースに登場した米共和党のリンゼー・グラハム上院議員が米国と北朝鮮の軍事衝突が近づいているとの認識を示し、「在韓米軍の家族を韓国国外へ退避させ始める時が来た」と語ったことは様々なメディアでも報道として流されました。どうも「在韓米軍の家族の帰...
既に閑散相場?窓埋めに走ったドル円
NY市場は序盤は一旦113円を付けたものの、滞空時間はきわめて短く112円台に蹴落とされてはじまりました。上値は重いものの典型的なレンジ相場の展開となった週初の動きでしたが、後半は一気に崩れだし、112.700円を割れ始めてからは完全に東京タイムの朝の窓埋めに...
トランプ辞任ならドル円はどこまで下がる?
フリン元報道官が突然検察側に寝返りを打つ形で、ロシアゲートに関する娘婿クシュナーからの命令があったことやトランプの関与がかなり明確になってきそうな雰囲気です。とにかく報道が出るたびに、これでもかというばかりに「アルゴリズム」が売り浴びせに入る相場になっています...