9日日本時間の午前4時に発表となったFOMCの政策決定内容は市場の予想通り政策金利はそのまま据え置きとなりました。ただ、委員会はさらなる緩やかなFF金利の目標誘導レンジの引き上げが、経済活動の持続的な拡大、力強い労働市場の状況、中期的に委員会の対称的な目標であ...
今市太郎のコラム
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今市太郎のプロフィール
(2015年7月からFXコラムを執筆)
市場の予想通り中間選挙を経て米10年債金利は上昇
中間選挙を経て米株はすべて上昇に転じており、10月の下落をかなりの勢いで取り戻す動きが顕在化しています。また株の上昇とともに債券金利も上昇しており、米10年債は開票中には大きく下げる場面もありましたが、3%台を回復しており、雇用統計の結果利上げ継続が間違いない...
大山鳴動したが結局ねじれで予想通りの中間選挙
米国の中間選挙はまだ開票途上ではありますが、上院は共和党が制し、下院はどうやら民主党が実に8年ぶりに多数を確保したようで、事前の予想どおりねじれ状態が現実のものとなりました。国内の市場では一旦は米10年債の金利が大幅に上昇したことから113.800円近くまで拭...
米株は中間選挙後も簡単に元に戻らない可能性も
中間選挙はいよいよ本日の日本時間の夜からスタートすることになり、7日の午後、ちょうど東京タイムが終了する前あたりからその結果が続々と報道されてくることになりそうですから、とにかく水曜日については十分な注意が必要になりそうです。一部の報道では民主党優勢とされてい...
中間選挙後11月のドル円はどうなる?
いよいよ米国の中間選挙が近づきました。ここからは日本時間の7日の昼過ぎに大勢が判明するまではポジション調整だけが進み大きく相場が展開することはなさそうですが、選挙対策のトランプのツイートなどに振らされる可能性はありそうで、油断は禁物です。巷では共和党が勝った場...
アップル決算で見えてきたFAANG株上昇の終焉
この10月大崩れしたFAANG銘柄の中で唯一残っていた砦ともいえるアップル株が決算を受けて崩れ始めており、とうとうFAANG株は調整から弱気相場へと転換してしまった印象が強くなっています。例年この時期はハロウィンエフェクトで下げた株や為替を買い入れれば年末まで...
アナリストの相場解説がほとんど素人と変わらない暴落局面
先週から大きく下落した相場に対して、後付けでもなんらかの合理性のある説明を加えられる金融市場のアナリストがいないかと思い、かなり広範にそのコメントや解説を読み漁ってみましたが、後付ですらこの暴落局面の理由を明快に語ることができる人間がいないことを改めて認識させ...
終値を見るまではわからない米国株動向
週明け29日のNYタイム、NYダウもNASDAQも上昇して始まったことからやっと売られ過ぎで自律的な反発がきたのかと思いましたが、時間が経つにつれて相場の状況は大きく変化することとなりました。引けてみればNYダウは「-245.39ドル」、NASDAQも「-11...
一週間立て続けの暴落で改めて思い知ったスキャルピングの防御力
厳しかった22日からの一週間の相場もようやく終了し、いよいよ10月最終週を迎えようとしていますが、皆さま安全に危機的な相場を乗り切ることができましたでしょうか?今年はとにかく専業の個人投資家も利益が上がらず、FXの業界ではセミナーを実施してもなんともどんよりし...
株とは裏腹にほとんど動かないドル円
今週の為替相場はユーロドルが激しく売られて大きく下がり、ECB理事会の結果期待で大きく上げてドラギ総裁の会見で売られ2か月ぶりの安値をつけるというかなり大きな動きとなりました。しかし、ドル円のほうは米株、日本株の大暴落を受けてもほとんど動かなかったというのが大...