今月もかなり押し詰まってきており残すは12月のみという状況になってきていますが、今月最後の大きな山場として忘れてはならないのがG20とそれに連動した米中首脳会談の開催です。先週末段階ではトランプがかなり楽観的なことを言っては、ナヴァロ長官が別になんら楽観的状況...
今市太郎のコラム
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今市太郎のプロフィール
(2015年7月からFXコラムを執筆)
今年楽しい感謝祭を過ごせる米系ファンドはどのぐらい存在する?
今年もとうとう感謝祭シーズンを迎え米国勢は週明けまでまったく動かない時間帯に突入です。もちろん儲かっているファンドマネージャーはここからクリスマスまでぶち抜きでお休みをとり、もはや相場には登場しません。HFRグループが作成して公開しているヘッジファンドの代表的...
ビットコイン市場が相場のセンチメントを示すならパニック相場入りか
感謝祭前で実質的に明日からお休みに入る市場参加者も多いことから、20日のNY市場が今週まともに動く最後の稼働日という感じでしたが、米株はまたしても続落であり、しかもその値幅はかなり大きなもので、果たして一時的な調整なのか完全にトレンド転換したのか見分けが非常に...
ゴーン亡き後、日産は独立メーカーとして存続できるのか?
昨日、日産の会長であるカルロスゴーンが金商法違反の疑いで逮捕されるという衝撃的なニュースが飛び込んできました。収入の詐称ということであれば通常所得税法違反で捕らえられるわけですが、金商法となれば有価証券に記載した賞与額が虚偽のものであったということで、会社ぐる...
112円台につき戻されたドル円~このまま下落か再浮上か
11月に入っても113円が非常に底堅い動きとなってきたドル円ですが、先週は日を追うごとに上値が重くなり、とうとう金曜日にそれまでのサポートラインとなってきた21日移動平均線が走る113.07円あたりをあっさり下抜けて112円台へと下落してしまいました。また11...
英国のEU離脱交渉・残された2つの選択肢共に波乱要因
15日のロンドンタイムに入ってからまたポンドが激しく動いています。14日にEUとの離脱協定の素案の閣議了承をとりつけたということから大きく買い戻されたポンドでしたが、一転して閣僚が4人も辞任することとなり、とくにEUとの交渉にあたるラーブ担当相まで辞任を発表し...
戻らない米株~今年は年末上昇相場はやってこない?
今週に入ってから米株の下落が止まらない状況で、中間選挙を経て再度値を戻すかのようにみられた米国の株式市場はどうも簡単に戻り基調にはならなさそうな雰囲気が漂いはじめています。14日のNYダウは一時300ドル以上下げる局面もありましたが、結果は多少値を戻し205....
ペンスはFTAと言い安倍首相はTAGを強調する齟齬だらけ日米首脳会談
米国のペンス副大統領が中間選挙直後でありながらも来日し、安倍首相と会談を行いました。当初は北朝鮮を含むアジア情勢について会談するなどと言われていましたが、結局蓋を開いてみれば日米貿易協定について会談したわけで、しかも会談後モノのほかサービスを含む主要分野で新た...
欧州委員会に対するイタリアの態度が不明、英国も状況不明の相場
欧州委員会は、11月13日、つまり本日までにイタリアが修正した予算を提出することを要求しています。トリア財務相は、同国の2019年予算案を巡り欧州委員会の理解を得る土壇場の試みとして、経済成長率目標の引き下げを検討する姿勢を見せながらも争点の財政赤字目標は堅持...
クリスマスまで40日強~相場の先行きをカレンダーから考える
今年も早いものでクリスマスまで40日強となりました。こうなると投資ができる日数もかなり限られることになり、カレンダースケジュールから考えると米国における感謝祭のお休み等も考慮すれば、実質一か月強の取引しかできないということを改めて認識させられます。こうなると一...