FOMCを経て109円割れを起こしたドル円ですが、東京タイムでも109円台に戻れないままの時間帯がかなり長くなりはじめています。ショートが貯まりすぎれば一旦は109円台に戻ることになると思われますし金曜日は米国の雇用統計がありますから数字がよければ上へ上昇する...
今市太郎のコラム
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今市太郎のプロフィール
(2015年7月からFXコラムを執筆)
BREXITで一儲けする発想はとりあえず捨てたほうがいい
英国議会は29日、BREXITを巡る複数の修正案の採決を行いました。結局いくつも出された修正案はほとんどが却下され、北アイルランド国境に関わるバックストップの代替えを求めることを盛り込んだブレイディー議員の修正案が賛成多数で可決され、メイ首相はまたしてもこれを...
フラッシュクラッシュの後の動きには近似性が認められる
1月3日のドル円のフラッシュクラッシュから1か月近くが経過しようとしていますが、ドル円は様々な材料に囲まれて110円台手前まで回復したものの、そこから新たな動きにならないまま横展開が延々と続いています。今週はいよいよ後半に動きがでることを期待したいところですが...
FOMC投票権保有メンバー交代で利上げ、QT大幅後ずれか?
今週FOMCの政策決定会合が開催され政策金利が発表されます。1月に関しては市場も変更なしのコンセンサスを得ていますので、FOMCにおける結果は今後の利上げ回数、スピードとともに資産縮小(QT)がどのように後ずれするかに注目が集まります。今回のFOMCから新に投...
BREXIT以外材料が途切れたFX市場~新たな材料待ちか
年初、正月早々からかなり激しい動きに見舞われたFX相場ですが、ここへきてユーロも方向感のない動きになりつつあります。経済指標も悪化し始めていることから、ユーロドルがドル高方向に動いていることもあってドルインデックスは、かなり堅調な地合いを示すようになっています...
ドル円はかなりいい線まで戻した可能性
ここ数日は上昇基調にありあまり下値を試さなくなっているドル円で大きな動きは示現しない日々が継続中です。ですが、どうもチャートを分析しますと、そろそろいいところまで戻した感があり、1月相場も終了となることからテクニカル的には下値を試しそうな状況になりつつあるよう...
市場は米中通商協議の結果に明かに楽観的過ぎ
ここのところ米国の株式市場は米中の通商協議の先行きに対する楽観的な報道がでるとすかさず値を上げる展開となっており、ドル円もその動きにシンクロして上昇することが多くなっています。しかし逆に否定的な内容のヘッドラインがニュースに踊るとすぐに上昇分を剥落させるという...
米国では金融株の上昇が期待されるがその実態には大きな変化が示現
ここのところ米金融機関の決算が比較的良好といった報道が出ていることから米株でも金融株の上昇が期待されています。しかし、どうも個別の金融機関の状況を見ていますとそれほど喜ぶべきものがあるわけではなく、逆に先行きの不透明感を醸成するようなニュースが結構市場を駆け巡...
グローバリズム・新自由主義の完全終焉を思わせる今年のダボス会議
今年も22日から25日までスイスのダボスで開催される世界経済フォーラム年次総会・通称ダボス会議が行われます。今年は米政府機関の一部閉鎖の問題からトランプ大統領と米国の代表団の出席が取りやめとなりました。また、政権への抗議活動への対応に苦慮するマクロン大統領は欠...
いよいよ始まる日米貿易交渉~為替条項導入は免れないか
米通商代表部・USTRは昨年月21日、日本との貿易協定交渉の交渉目的を公表しており、米国の政府機関閉鎖で多少遅れがでているようですが、1月末よりいよいよ具体的な交渉が開始される予定となっています。その中身は日本政府が事前に示していた内容と大きく異なり、物品の関...