今市太郎のコラム

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今市太郎のプロフィール
(2015年7月からFXコラムを執筆)

ドイツ銀行の顛末に見る金融資本主義の終末感

いよいよ事前からの噂通りドイツ銀行のリストラ・ジョブカットが始まっています。5人に一人、1.8万人の解雇はかなりのレベルでさながらリーマンが破綻した2008年9月15日の光景を彷彿とさせるものがあります。しかしこの10年あまりでどうしてこの銀行はここまでデリバ...

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米国がまさかの為替介入に動く可能性はあるか

G20明けの7月3日、米国のトランプ大統領はまたしてもツイートで欧州と中国に対して為替に関して厳しい発言をしています。欧州と中国は大きな為替操作ゲームに興じているという批判がそれで、われわれも同じ事をやるべきだ。そうでなければ、他国が何年も前からゲームを続ける...

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イランが破り続ける核合意

イランの2015年核合意破りが止まりません。合意から離脱した米国だけがしきりにイランに警告を与えていますが、そもそもEUはこの件でどう対応するつもりがあるのかよくわかりません。本来ならかなりの地政学リスクのはずなのですが、この件で市場が怯えて相場がリスクオフに...

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コインチェックがビットコインの高速入金機能廃止へ

コインチェックでは従来手数料を支払えば30分以上かかるビットコイン入金を1分で処理することができる仕組みを導入していましたが、これを7月2日から廃止することとなりました。なぜこのゼロ承認による機能がここへきて廃止になってしまったのかはよくわかりませんが...

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市場に見抜かれた失策をどう挽回する?~パウエルの議会証言に注目

今週は10日、11日とパウエルFRB議長の米国上下両院での議会証言が予定されています。すでに5日にはその内容の骨子となる部分が議会にも提出され開示されており、状況次第で利下げをするというFRBの姿勢は継続中であることが確認されていますが、市場は異常なほどFRB...

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ECBラガルド新総裁誕生で政策はどうなるのか?

7月2日に開催されたEU臨時首脳会議で次期ECB総裁として市場ではほとんどノーマークだったフランスのラガルドIMF専務理事が指名されることとなりました。ECBで女性総裁が就任されるのははじめてのことですが、ドラギ総裁からラガルド総裁となった時にECBの政策がど...

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トランプはFRB議長のクビのすげ替えをするか

トランプ米大統領は2日、セントルイス地区連銀のクリストファー・ウォラー執行副総裁と欧州復興開発銀行(EBRD)米国理事のジュディ・シェルトン氏を米連邦準備理事会(FRB)理事に指名する意向をツイッターで示しました。しかし、その直後から米国債の金利がさらに下がる...

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日本の先行リセッション入り確定か~日銀短観は案の定ボロボロ

G20を通過して国内はすっかり参議院選挙選モードに入りつつあるようです。本来この結果を見てから消費増税判断をするのではないかとさえ言われていた日銀の短観・企業短期経済観測調査が発表されて、やはり大方の予想通り悪い結果が出たことで、このまま10月消費増税が実施さ...

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米中の陰に隠れて目立たなかったエルドアン~トルコは制裁回避できるのか

G20大阪会議ではトルコのエルドアンとトランプの会談も注目されていたはずでしたが米中の会談に目が行きすぎ、しかもその後トランプ=金正恩の板門店会談が行われたことからすっかり影の薄い状況になってしまいました。エルドアンサイドはもともと米国からのミサイル購入を考え...

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案の定悪化した日銀短観~このまま増税ならリセション入り間違いなし

日銀が7月1日に発表した6月の全国企業短期経済観測調査によりますと大企業製造業の業況判断DIはプラス7となり前回の3月調査からさらに5ポイント悪化したことがわかりました。非製造業のほうはプラス23で2ポイント改善しています。この大企業製造業の悪化は二期連続であ...

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