日本時間19日の午前3時に公表された米国「FOMC議事録」は「今後入手されるデータが景気改善を示せば6月に利上げする可能性がある」と参加者が論じ、次回会合で政策行動に移る公算は小さいとの市場の見方と相反する「タカ派」的な内容となったことからドル円は一転買戻しが...
今市太郎のコラム
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今市太郎のプロフィール
(2015年7月からFXコラムを執筆)
ファンダメンタルズをどうFXに活かすか?
このコラムでは個人投資家がなかなかひとりでは集められないような「ファンダメンタルズ」の情報を網羅し、プロの投資家と互角の情報をもって売買ができるように様々な角度から最新の視点をお届けするように心がけています。ただし、「ファンダメンタルズ」でマクロな流れが理解で...
ヘッジファンドの視線は中央銀行バブル崩壊
2016年の金融市場は中国起因で大きく相場が下落したところから始まり、既に5ヶ月近くが過ぎようとしていますが、5月末の多くが決算を迎える欧米の「ヘッジファンド勢」は今年に入ってからさらに苦戦が続いており、解約も増加しているようです。1月~3月期の解約も増加ヘッ...
米主要500社第1四半期、5.4%減益
13日に「ロイター」が発表した、米国S&P総合500社指数採用企業の、2016年第1四半期は前年同期比で5.4%の減益見通しとなりました。既にこれまでに500社中459社が、第1・四半期決算を発表していますが、このうち、利益がアナリスト予想を上回った企業の割合...
東京五輪の不正誘致疑惑で相場はどうなる?
「東京オリンピック」が決定してからというもの、デザインマークは盗作騒ぎが起こり、国立競技場は予算オーバーで作り直しがでるなどのケチがつき、今度はそもそものオリンピック誘致に裏金を使ったのではないかという海外からの報道が突如として湧き上がりました。さらに状況は悪...
19日から来日するルー財務長官は何を語る?
今月20日、21日に仙台で実施される「G7」財務相・中央銀行総裁会議に米国の「ルー財務長官」が出席することが明らかになりました。ルー財務長官といえば、歴代財務長官の仲では猛烈に影の薄い存在として有名ですが、なぜかオバマ政権の末期になって「突然対円での強気発言を...
猛烈に難しくなってきたポンドのFX取引
6月23日の英国のEU離脱をかけた「国民投票」を前にいよいよポンド取引が難しい局面にさしかかってきているようです。「スーパーサーズディ」などと呼ばれた三ヶ月に一度訪れる12日のロンドン市場は、英国中銀の四半期インフレ報告、MPC議事録公開、BOE政策金利発表が...
微妙にセンチメントが日替わり変化するドル円
週明けから麻生財務大臣の怒りの介入発言などもあって109.300円レベルまで大きくショートカバーしたドル円相場でしたが、109円が割れ始めると一転して相場全体がベアになり今度は108円の下方向を試しにいくといった非常に難しい展開が続いています。しかしこうしたよ...
あたらめて話題になるブルームバーグ日高記事
ブルームバーグのトンでもない報道がでてからすでに20日ほど経過していますが、この相場を持ち上げて大きく叩き落すきっかけとなった「ブルームバーグ日高正裕氏」なる人物が書いた内容はリークだったのか、それとも、単なる飛ばし記事だったのかが今頃になって話題になりはじめ...
麻生財務大臣の断固という言葉の意味は?
連休中から、米国財務省のけん制をもろともせず、麻生財務大臣や安倍首相が再三「為替介入」を示唆し続けています。10日の参議院予算委員会で麻生大臣が「断固」としてという言葉を使ったことから為替市場は一段と「為替介入」に対する警戒感を強め、ドル円はなんとまさかの10...