6月24日以降主要通貨に対して大きく下げたポンドでしたが、ここのところ当初の「ショートカバー」以上に強含む場面が多く、東京タイムでポンド円が結構動くのが不思議な印象でした。どうしてこうした動きがでるのか?なんとも不可解な二週間程度を過ごしてきましたが、昨日発表...
今市太郎のコラム
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今市太郎のプロフィール
(2015年7月からFXコラムを執筆)
ECB緩和があるとユーロは下落するのか?
この7月後半は「ECB」から始まって「FOMC」「日銀政策決定会合」とまたしても「中央銀行」の政策決定が続く2週間となりますが、21日に開催される「ECB理事会」では、UKのEU離脱を受けてさらなるECBの追加緩和期待が高まってきています。対米ドルではユーロ売...
米国株価の好調はもって8月一杯だろう
金曜日のNY市場の午後遅くに発生した「トルコのクーデター騒動」で先物は大きく下落した米国の株価ですが、ダウ、S&Pともにこの一週間は大きく上伸しておりBREXIT騒動を完全に払拭する形で好調が続いています。市場ではこれがいつまで続くことになるのかに注目が集まり...
ヘリコプターマネー実施の防波堤になるか?
参院選の終了した11日の週、本来なら選挙後材料出尽くしで下落もあるのではないか?と見られた日経平均もドル円も猛然と上昇をはじめることとなり、ドル円は実にこの5日間で、最大5.6円近くまで一方的に上昇することとなってしまいまいした。その大きな原因となっているのが...
トルコリラが下落!クーデターとFXの関連
NYタイムもほぼ終盤にさしかかって、本来ならば凪の状態になるはずであった16日早朝の4時過ぎ、いきなり「トルコでクーデター的な状況が発生」したとの第一報を受けて、トルコリラはすべての通貨に対して大きく売られることとなりました。トルコリラ円の1分足で見ますと、4...
注目を浴びるアデア・ターナーのIMF提言
国内市場では俄かに「ヘリコプターマネー」やら永久債の話題のノイズが高まりつつありますが、そんな中で、元英国金融サービス機構長官であった「アデア・ターナー」が「IMF」に提言した内容とほぼ同じ論文が公開されて話題を呼んでいます。内容はずばり「日本はマイルドなヘリ...
錬金術・ヘリコプターマネーの本質とは何か?
「安倍晋三首相」と今週、官邸で会談した「ベン・バーナンキ前FRB議長」が、今春に訪米した前内閣官房参与の本田悦朗氏との間で、永久国債発行のアイデアを議論していたことが報道されて、ドル円はいきなり暴騰することとなりました。しかし、その後「浜田内閣官房参与」が、「...
追加のバズーカーを否定した日銀の前理事
日本銀行前理事の門間一夫氏は、11日にメディアのインタビューに答え、日銀の追加緩和の手段について「マイナス金利」拡大も量の拡大も慎重な判断が必要で、もはや「バズーカ砲第3弾」の余地はないとの見方を示し、かなりの波紋が広がっています。量は次第に限界に近づいており...
ドル円の買いは儲かっていないヘッジファンド
週明け100円台中盤をうろついていたドル円は、11日の昼過ぎの「安倍総理」の経済対策発言から一気に買い戻されることとなり、殆ど一方的に105円台手前まで値を上げる展開になっています。今年の4月頃ほどではないものの、市場ではかなり「投機筋」の円買いがたまりかけて...
ドル円はトレンドから一旦レンジへ移行か?
週明けのドル円相場は、ショートの買い戻しが入り一本調子に値を戻す展開となりました。東京タイムは株の買い戻しが入ったことも支援材料となり、NYタイムまでほぼ一方向に戻す展開となりましたが、こうなってしまいますとここからの動きは非常に難しいものになりそうです。株も...