英国の「BREXIT」確定でさっさと辞任したキャメロン首相の目立たぬ後継者として、とりあえず中継ぎで登場したかに見えたテリーザ・メイ首相は、そもそも「BREXIT」に反対していた存在です。自分の考えを表に出さず、政治家同士で馴れ合おうことも良しとしない氷の女王...
今市太郎のコラム
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今市太郎のプロフィール
(2015年7月からFXコラムを執筆)
ECBドラギ発言で思わぬドル買いの動き
どうも為替市場のテーマが明確でない状況のなかで「ECB理事会」後に開催された「ドラギ総裁」の会見で、思わぬドル買い材料が飛び出すことなりました。材料難でドラギ発言に相場は大きく反応「ECB」の政策決定自体は据え置きとなったため、注目は「ドラギ総裁」の会見となり...
アメリカ大統領選の影に隠れたリスクイベント
為替相場は米国の大統領選挙と12月の「FRB」の利上げのことで頭が一杯という感じで、膠着気味に推移していますが、実はその影でユーロ圏にとっては、年末最大のリスクイベントが実施されようとしているのです。それがイタリアで12月4日に実施が決まっている国民投票です。...
大統領選よりもパロディ番組に熱狂する米国民
いよいよ19日(日本時間では20日の午前10時)に、米国大統領選挙の第三回テレビ討論会が開催されます。FXに係わるものとしては、何かその内容にヒントがないかと有権者でもないのに視聴したりするわけですが、正直なところ馬鹿馬鹿しくて1時間半見ていられないのが現状で...
ドル円は投げと踏みの連発する狭いレンジ相場
週明けの為替相場は、若干膠着状態でこれといったテーマがないことも手伝って動きの鈍い展開が継続中です。嵐の前の静けさのような気もしますが、どうも明確に市場に次なるテーマが登場するまでは大きく動かないままになりそうな気配が漂いはじめています。そんな中、ドル円は案の...
ブラックマンデーから29年が経過し何を思う
「ブラックマンデー」という史上最大の暴落から、まもなく丸29年の歳月が経過しようとしています。今年の10月19日は、米国大統領選挙の第三回目のテレビ討論会が開催される日ということで、お日柄的には決してよさそうではありませんが、29年経過した今でもこうした暴落の...
米国債券金利に対する見方がわかれる金融市場
9月の後半から上昇をはじめたドル円は、既に9月27日から先週の金曜日までで14日の上昇となっており、今年に入ってから上がってもせいぜい平均の11日弱の上伸期間を超える動きになってきています。すでにこのコラムにも書いていますようにファンドの解約にともなう資金捻出...
大きく減少した投機筋のショートポジション
10月10日週、週初から急激に上昇したドル円は後半になって、中だるみになり中国の経済原則ネタで半日で1.3円も下落するといったなかなか波乱の動きになりました。どうやらこの週のドル円の上伸を受けて、溜まりに溜まったドル円のショートがかなり解消したようです。しかし...
飽きが出始めているアメリカ大統領選挙
為替相場は材料こそ豊富にあるものの、市場が一体何をメインテーマにしているのかいまひとつわかりにくく、ハード「BREXIT」で大きく振らされたかと思えば、急に中国の経済問題がクローズアップされるなど、突然思わぬ動きが顕在化することから、結構巻き込まれて損失をかか...
久々登場の中国リスク~市場がり気にし始めた
Photo Reuters.com中国税関総署が13日に発表した9月のドルベースの貿易統計によりますと、輸出は前年同月比10%減少と2月以来の大幅な下げ幅となり、ほぼノーマークだった市場はこれを受けて大きく下落することとなりました。輸入は1.9%減。元建てでは...