感謝祭ウイークで少しは価格調整も起こるのではないかと期待されているドル円ですが、ここのところロンドンタイムに調整しても、NYタイムの後半にはきっちりその値を戻す動きが明確になりつつあります。価格の吊り上げを画策する連中がNYタイムに集中している証拠ともいえます...
今市太郎のコラム
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今市太郎のプロフィール
(2015年7月からFXコラムを執筆)
外資系ファンド勢は一体いつまで働くの?
日本は今週23日が勤労感謝の日ということでお休みですが、米国ではいよいよ感謝祭が24日にあり翌日は「ブラックフライデー」というとでお休みのシーズンが到来することになります。国内では年末までラストスパートといった感じですが、今回相場を無理やり上昇させているように...
ファンド画策による暴騰は1月中旬まで継続
論理的にはもうひとつ納得がいかないままに上昇を続ける米国株と為替のドル相場ですが、一部のメディアや業界のアナリストなどは相場常識が変わったとかセンチメントが変化したと言い出しています。しかし個人的には本当にそうなのか?とかなり懐疑的にならざるを得ない気分です。...
ヘリコプターマネーがスタートするのか?
9日以来トランプ相場とやらで株も為替も大幅に上伸する動きが継続中ですが、17日の東京タイム仲値をこえた時間帯にドル円相場がいきなり大きく跳ねる動きが見られました。その後すぐに日銀は債券の買い指値オペを実施したことがわかりましたが、瞬間的に108円台から109円...
投機筋はミセスワタナベの逆張り利用する
14日からの5日間も為替相場は怒涛のドル高展開が続きました。ドル円もユーロドルも大きくドルが上昇する動きとなりましたが、円は各通貨に対して総じて弱く円安は予想以上に早い進行となってきています。その中でもドル円は9日の最安値からすでに10円高に迫る勢いであり、高...
イエレン議会証言で確定的なFOMC利上げ
トランプ相場の影ですっかり目立たなくなりつつある12月の「FOMC」利上げですが、17日に開催された米国での「イエレン議長」の議会証言により12月利上げの可能性はほぼ確定した状態となりました。市場最高値のNYダウと市場の利上げコンセンサスが支えこれまで株価が下...
FRB、日銀、GPIFを引きつらせる米国債
トランプの大統領選出が決定して以来、債券は売られ、株に資金が集中し、ドルはあらゆる通貨に対して上昇を続けています。別にトランプの政策は金利高とドル高を目指しているわけではないのに今の状態をトランプ相場と呼ぶのは実に皮肉なものですが、米国債の金利が上昇していると...
ここからの順張りは相当危険になりそうな予感
15日の為替相場のドル円はまたも続伸ということになり、とうとう明確に109円を超えるところまで上昇してきました。テクニカル的には上方向が明確に続いてはいるものの、トランプが大統領になるというだけでここまで上げてくるのにはかなり無理があり、米国債の金利と米ドルの...
トランプの不動産屋商法に日本は巻き込まれる
9月の渡米時にヒラリークリントンとだけ会談した先見の明のない安倍首相は、慌てて外遊の途中にニューヨークによりトランプと会談することとなりました。こちらも大方の予想としてはトランプからは比較的友好的な発言がでるのではないかとされていますが、オバマと1時間半も話を...
ドルインデックスが年初来高値をつける!
週明けの東京タイムはいきなりドル円が上昇しはじめ、ロンドンタイムにさしかかったことには108円を試す展開となりました。どうも108円にはかなりの売りとオプションが潜んでいるようなので、1回ではクリアできないのかも知れませんが、先週以来の上昇力は衰えていないとこ...