熊本地震の発生により、日本の政治・経済に動きがみられています。政治の面では、衆参同日選が見送られることとなりました。また、経済の面では、復興を加速させるために予備費の活用や、補正予算の編成が決定されています。自然災害はいつ起こるか、誰にも正確な予想はできません...
Kentaro
驚くべき手法が囁かれ始めた日銀の次なる政策
22日の金曜日ブルームバーグの観測報道で「日銀が当座預金の適用しているマイナス金利を拡大する際は、金融機関への貸し出しにもマイナス金利を検討する」という内容が突然飛び出したことから株も為替も大きく上昇することとなりました。とくに為替はもはや「オーバーシュート」...
注目の日銀金融政策決定会合はどうなる?
4/11からの一週間は地震あり、物価発表で郵貯、年金マネーの活躍で外国人投資家が踏まされるというような状況でなんだかわけのわからないような終わり方をしたと個人的な感想になります。では今後の展開を考えていきましょう。円高傾向は継続地震の直後にアメリカの財務長官が...
ゴールデンウイークの円高アノマリーを再検証
いよいよ今年もゴールデンウイークが近づいてきました。今年は休みの並びもいいようでうまくいけば2日休むだけで10連休になる方も多いのではないでしょうか。為替の世界では単に長い休みというよりは、欧米の稼働日である平日にお休みが重なることが大変重要な意味を持つことに...
熊本地震後のマーケットの動きと補正予算
今回の熊本地震で被災された方々に深くお見舞いを申し上げるとともに、犠牲になられた方々に深い哀悼を申し上げます。また一日も早い復興を心よりお見舞い申し上げます。今回の地震というのは、個人的には想定の範囲内のことだと思いますが、その後のマーケットの反応は予想外のも...
実需では確実に円高の足音が迫ってきた!
財務省が4月20日に発表した2015年度の貿易統計によりますと、輸出額から輸入額を差し引いた「貿易収支」は「1兆792億円の赤字」となったことがわかりました。輸出の不振などで依然として赤字は残りますが、東日本大震災以降最大で13兆円あった赤字は大幅に改善してお...
気をつけたいアルゴリズムによる相場のかく乱
18日からの一週間は結構為替相場が動く週となりました。週初は「G20」ワシントンがらみの報道で日本が為替介入できる可能性が極めて低くなったことが確認され、ドーハで開かれた産油国の増産凍結の交渉が決裂したことからドル円は下値を試すこととなりました。そして21日の...
ブルームバーグの日銀観測報道で上昇のドル円
22日の東京タイム、ブルームバーグが「日本銀行」が月末の「政策決定会合」において、同行の民間金融機関に対する貸し出しに対しても「マイナス金利」を適用することを検討する案が浮上していると報道したことにより、ドル円は一気に1円近く吹き上がることとなり、日経平均も大...
モデル、ブラック・ショールズモデルの考察
現在のマーケットの世界というのは、数学や物理の世界でのモデルの考え方が基本となっています。このモデルというのは、ファンドの種類によってモデル系ファンドというのが存在するように、要するに日本語でいえば方程式のような数式でマーケットの解を求めるような分析方法になり...
ジョン・ボリンジャーが語るボリンジャーバンド
ボリンジャーバンドの開発者である「ジョンボリンジャー氏」が来日し、講演をされました。このボリンジャーバンドは、遥か昔からあるような気がしますが開発されたのは1980年であり、ボリンジャー氏も1950年生まれということで、それほど古い手法ではない事を改めて確認さ...