Kentaro

2020年超楽観相場の賞味期限を探る

明けましておめでとうございます。2020年の始まりです。昨年末から今年の市場予測というものがかなり広範に出されるようになっていますが、株式市場の世界では想像以上に楽観的な見通しが多く、逆に為替ではドル円を中心にしてそれほど大きく動かないのではないかといった慎重...

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ドル円の今年の動きを再点検

2019年もいよいよ本日でお仕舞いということになりますが、ドル円はまだ本日の終値をみないと判らないとはいうものの、年間の値幅はどうやら8円強でお仕舞いのようで過去24年を見てももっとも値幅の少ない1年を過ごしてしまったことになりそうです。上の表は1995年から...

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年末年始トルコリラの作為的仕掛け売りに厳重注意

今年の1月3日、ドル円が急落したいわゆるフラッシュクラッシュが突然市場を襲ったのは記憶に新しいところですが、実はこのフラッシュクラッシュはまずドルトルコリラが急激に売られるところから始まり、結果的にトルコリラ円やドル円に波及してもっとも下値にオーダーのなかった...

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27日から米国勢は事実上の2020年入り

国内の市場はすっかり年末モードでお正月が終わるまでは動きがまったく見られないことになりますが、米国勢はクリスマス休暇を終えて、多くの投資ファンドが1月のカレンダーイヤーがフィスカルイヤー、いわゆる新会計年度に突入することから事実上27日は新年度と言ってもいいタ...

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木曜日終了時本邦FX業者の7日分スワップ付与に注意

FX市場はすでにクリスマス休暇入りしている欧米勢が相場に出てこないことからかなり静かな動きに終始しています。実は国内の店頭FX業者や取引所FX業者は金融機関が31日から3日まで、結果的に5日まで動かないことからこの26日のNYタイム終了時に7日分のスワップを付...

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日経平均の株高はやはり日銀頼み~下駄を履いた金額はすでに8000円?

様々な金融情報をすっぱ抜くZeroHedgeが極めて気になる内容を掲載して話題になっています。それはHSBCの分析によるもののようですが、日経平均は日銀のETF買いがなければ1万6000円水準であるという話です。このデータはあくまで推測にすぎませんが、それによ...

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いまだに噴き出す2020年景気楽観論の不思議

消費税率が10%に引き上げられて以降初の調査となっている日銀の12月短観は案の定消費低迷が色濃くでる結果となっています。短観の代表的な指標である大企業製造業の景況感を示す業況判断指数はゼロで前回の調査からは5ポイント下がり、6年9か月ぶりの低水準となっています...

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すでにクリスマス休暇ムードの相場~市場の興味は来年相場へ

例年どおり、12月の相場は月の後半になるとクリスマス休暇モードが強まり市場参加者が激減することからほとんど動かないことになり、今年もまさにその状態が示現しはじめています。今年は大統領選の前年のアノマリーが見事的中したようで米株は非常に上昇しましたが、大統領選挙...

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結局15日の追加関税が見送られただけの米中貿易交渉

12日のNYタイム、トランプツイートから米中貿易協議がかなり包括的な合意に漕ぎづけたかのように見えました。しかし、13日のNYタイム中国側が発表した内容では結局15日の追加関税が回避されただけで、別に農産品もいくら購入するかをコミットしたわけでもなく、この先段...

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意外に簡単に合意してしまった米中協議フェーズ1

米中の貿易協議はぎりぎりの12日米国サイドでトランプ大統領がアドバイザーなどと協議した結果フェーズ1の合意を決めることとなりました。最後の最後に突っぱねるのではないかと見られていたものの、どうやら無難に事を運んだようで、ドル円は109円台中盤まで上昇する動きと...

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