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ドル円の今年の動きを再点検

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2019年もいよいよ本日でお仕舞いということになりますが、ドル円はまだ本日の終値をみないと判らないとはいうものの、年間の値幅はどうやら8円強でお仕舞いのようで過去24年を見てももっとも値幅の少ない1年を過ごしてしまったことになりそうです。
上の表は1995年からのドル円の年間お高低差を示したものですが、過去24年を平均しますと17円以上動いていたものが足元ではその半分以下の動意しかなくなってしまったわけですから取引しても儲からないのは当たり前の話で、そもそもFX取引で利益をあげるという行為自体相当やり方を考えなければならない時代に入ったことを感じさせられます。
実はこの表には記載しきれていませんが、日本が変動相場制に移行してから、今年の年間値幅はもっとも狭いものとなっており、過去のことを思うとドルと円は互いに相当な相関性をもって同方向に動くものとなっていることから特に同意の少ない通貨ペアになってしまっています。
米国大統領選があってトランプが勝利した2016年は英国のBREXIT投票などもあったことからことのほか年間の値幅は大きくなったわけですが、2017年からの3年間は年々ボラティリティが下がる状況でとくに2014年から延々と続くドル円の三角持ち合いがこうした動かない相場をしっかり演出すているように見えます。
この調子でいきますと来年のドル円相場も次の明確な材料がでてこの三角持ち合いを上抜けるか下抜けるかしないかぎり膠着状況が続く可能性はかなり高そうで、我々個人投資家としても取引する方法や通貨ペア自体を変えていくといった防衛手段を真剣に考える必要が出てきているものと思われます。

最大の原因はやはり中央銀行の超緩和と人工相場か

動かないドル円には実に様々な要素が絡み合っているものと思われますが、やはり最大の原因となっているのが主要国の中央銀行が長年にわたり延々と継続している緩和政策のおかげで株も為替も相場自体がもつ上下に動く循環といったものが完全に人工的に抑えられてしまっている点が非常に大きな原因になっているものと思われます。

通常株や債券がそれなりの上下幅をもって動いて行けば当然為替もその流れに影響を受けることになるわけですが、とくに本邦では株はもはや下げない、押し目を作らない市場になりつつあることから相場がもつダイナミズムというものは完全に切り裂かれた状態になってしまっています。
FRBも日銀も完全に時の政権の政治の種に使われている傾向が強くとくにFRBは株価が下がればなんでもしてその価格を維持、再上昇させようとする動きに出ていますから、政治的中立を口にしながらも完全にパウエルはトランプの手先のような動きしかしていない点も相場のボラティリティ低下に大きく寄与しているといえます。
FRBは今年大胆な利下げに踏み切りましたが、それでもまだ金利が残っていることからどうしても世界の余剰資金は米国に集まりやすい状況で、結果ドルが市場で買われやすいこともドル安につながらない大きな要素となっており、この状況はほとんど変わらないことが予想されます。
ドル円が動かないというのはクロス円にも影響を与えることになりますから、結果的に政治的材料をかかえたポンド以外はほとんど相場が動かないという上京が作り出されてしまうわけです。
2020年はいよいよ米国大統領選ということもあり、ますますこうした株価重視のおかしな政策が継続、拡大していくことが予想されますが、本当にこの状況が継続できていくのかどうかははっきりわからない状況で引き続き変化の兆候をマーケットから常時探る姿勢が必要になってきそうです。
(この記事を書いた人:今市太郎
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