ダウ理論を使ったシンプル手法の概要
手法名 | ダウ理論を使ってFXで勝つ!トレンド継続の把握ができるFX手法 | ||
---|---|---|---|
開発者 | 佐伯 さん | ||
勝てる? | 勝てる | ||
取引スタイル | デイトレード | ||
時間足 | 5分足、15分足 | ||
通貨ペア | 米ドル円、ユーロ米ドル | ||
分析手法 | ダウ理論、移動平均線 | ||
その他選択項目 | 順張り | ||
取引市場 | 東京市場、欧州市場、NY市場 | ポジション保有時間 | 120分 |
FX業者 | 月間取引頻度 | 20回 | |
エントリー注文 | 成行 | 決済注文 | 成行、逆指値 |
勝率 | 50% | 損益レシオ | R-3 |
平均利益 | +30pips | 平均損失 | -10pips |
【ダウ理論:プランA】東京市場、午前中の高値・安値ブレイクを狙う。
まず、5分チャートと15分チャートを表示させます。そして、その2つのチャートに移動平均線を出します。パラメーターは20にしてください。
このFX手法では、2つのプランを持ってトレードします。
最初に、日本時間の15時までの高値にライン を引きます。そして、そのラインをブレイクしたロウソク足が再び戻ってくる箇所を狙います。このブレイク判断は15分引け値を使います。
更にここで、移動平均線20MAの位置を観察して、トレンド相場であることを確認 します。
次に、5分の移動平均線の位置をみます。価格がライン付近でヒゲをつけて反発していて、移動平均線より上であることを確認します。
ヒゲをつけていたら、サポートが機能したと考えて新規ポジションを持ちます。
1.15分足で、20MAの位置と東京市場の高値ブレイクを確認する。
2.5分足で、東京市場の高値付近でのヒゲを待ちエントリーする。
【ダウ理論:プランB】今日の仮天井・仮底のブレイクを狙う。
仮天井、仮底の定義は、大きい値動きが一度出て、その後、再び大きく反発した箇所。そこにラインを引きます。
例えば、買いの場合だったら50pips急上昇して、20pips強く戻される時ありますよね。そういった時に高値にラインを引くという意味です。
プランAでは東京市場の高値と限定していますが、プランBでは、時間に関係なく、
「大きい値動き⇒反発の動き」というルールで動きの特徴により取引箇所を決定します。
大きく反発した箇所は注目されやすく、仮天井・仮底になりやすい傾向があります。
そして、プランAと同じように、移動平均線の位置を観察して、トレンドであることを確認した後に、5分足のヒゲ反発を待って新規ポジションを持ちます。
1.15分で反発しているポイントを確認する。同時に20MAのトレンド方向も確認。
2.5分足で、反発ポイント付近でヒゲの出現を待ち、エントリーする。
このFX手法のストップと利益確定の設定
ストップロスの設定は、エントリーしたヒゲの高値・安値から3ips程余裕をみておきます。
エントリーのタイミングよって違いますが、-7pips~-15pips 程度がストップロス値となります。
利益の確定は、直近の高値を更新している相場であっても、上昇の力が弱まっている時 にします。
トレンドが発生している前提で取引していますので、利益確定に関していえば・・できるだけ余計な動きをしない方がいいです。
FXの相場ではブレイク後のラインは機能しやすい!
このFX手法はダウ理論に極めて忠実なやり方だと思います。毎時間の仮天井・仮底を見抜き、そこがブレイクされるのを待ちます。
ちなみに、なぜ、ブレイク後に価格が戻ってくるまで待つのかと言うと、ブレイクした瞬間のエントリーでは騙しが多いためです。ほとんどのブレイク系のFX手法が上手くいかない理由がここにあります。
「ブレイクした!」と思って飛びついても、多くのFX相場は戻ってくることの方が多いです。その結果、天井や底で新規ポジションを持ってしまうことになります。
それよりも、ブレイクしたラインまで待った方が楽にFX取引ができます。
ブレイクした後のラインは、とても機能しやすく、再び反発上昇する可能性が高いということです。