目次
- 1 No.1:1時間足~4時間足の三尊(逆三尊)トレード手法
- 2 No.2:RSIを使った逆張りのようで順張りトレード手法
- 3 No.3:ゆったりできる、ボリンジャーバンドだけでシンプルにトレンドを捉える
- 4 No.4:もうチャートに張り付かない!シンプル手法
- 5 No.5:3本の移動平均線とパラボリックで短期トレード
- 6 No.6:パーフェクトオーダーとボリンジャーバンドを使ったデイトレ手法
- 7 No.7:MACDとRSIを組合せたレンジ・ボックス相場の逆張りトレード手法
- 8 No.8:鉄板の順張りグランビル手法
- 9 No.9:ボリンジャーバンドとヒゲを使ったスキャルピング手法
- 10 No.10:負けないことを優先した戻り売り、押し目買い手法
- 11 No.11:節目を軸に考えた節目ブレイクのみを狙う手法
- 12 No.12:週足と日足の平均足を使ったゆったりトレード
- 13 No.13:5分足の包み足を使った簡単なFX手法
- 14 No.14:移動平均線とプライスアクションを使った4時間足トレード
- 15 No.15:FX手法はシンプルでも、エントリーさえ見極めれば勝てる
- 16 No.16:ヒストグラムで相場の波を捉えるFX手法
- 17 No.17:週足と日足のトレンドに逆らわないFXトレード
- 18 No.18:ポンド円のラウンドナンバー簡単FX手法
- 19 No.19:自分に合ったFX手法を見つけることが第一
- 20 No.20:薄利でも勝率が高いFXトレード@EMAとT3MAを使ったスキャル
- 21 No.21:30分足を使ったダブルフェイクFX手法
- 22 No.22:移動平均線を使った順張りスキャルFX
- 23 No.23:00-RVIとMACD+を使ったFXトレード
- 24 No.24:直近の日足の高値・安値に注目した逆張りFX手法
- 25 No.25:勝率90%?スキャルピングシンプルメソッド
- 26 No.26:RSIOMAとEMA50を使ったスキャルピングFX手法
- 27 No.27:ラウンドナンバーを使ったスキャルピングFX手法
- 28 No.28:行き過ぎた動きの62MA割れを狙う逆張りFX手法
- 29 No.29:ボリンジャーバンドと移動平均線およびローソク足を使ったロジック
- 30 No.30:ボリンジャーバンドと移動平均線を使いトレンドの初動を狙うFX手法
No.1:1時間足~4時間足の三尊(逆三尊)トレード手法
エントリー詳細
トレンド転換時に出現する三尊、逆三尊を確認し、右肩からのエントリー。
1.4時間足上昇トレンド一服確認。(再度高値更新も上昇勢いが弱く持合いに入るor下落動意を確認。
2. ローソク足がMA20を下抜け、ネックラインまでの下落、反発再上昇を確認したら三尊右肩の形成を待つ。
3.再上昇後、右肩候補として短期的なサポレジラインでの反発、4時間足MA20付近での値動きや、1時間足でのMA20付近、MA75付近でのプライスアクションを確認しエントリー。
※買いエントリーはこれの逆。
損切りと利益確定
損切り:
・サポレジ反発を確認してエントリーした場合は再度レジスタンスラインを上抜けたら損切り。
・MAからの反発を確認してエントリーした場合は再度MAを上抜けしてエントリー足の高値を更新したら損切り。
利確:
・主要なサポレジライン付近。
・1時間以上足での長い下ヒゲを確認したら。
※買いトレードの利確はこれの逆。
No.2:RSIを使った逆張りのようで順張りトレード手法
エントリー詳細
ロウソク足を使用します。
また、時間軸は1分足、15分足を主に使用します。
(チャートを監視できる人は1分足、たまにしかチャートが見れない人は15分足が良いと思います)
移動平均線とRSIをチャート上に表示させます
・移動平均線
「100SMA、250SMA、375SMA」の3本を表示させてください。
※100SMAは上位足の20SMA、250SMAは上位足の50SMA、375SMAは上位足の75SMA
を表しています(マルチタイムフレーム)
・RSI
デフォルト設定でOKです(70と30にラインが引かれている状態)
(チャートを監視できる人は1分足、たまにしかチャートが見れない人は15分足が良いと思います)
移動平均線とRSIをチャート上に表示させます
・移動平均線
「100SMA、250SMA、375SMA」の3本を表示させてください。
※100SMAは上位足の20SMA、250SMAは上位足の50SMA、375SMAは上位足の75SMA
を表しています(マルチタイムフレーム)
・RSI
デフォルト設定でOKです(70と30にラインが引かれている状態)
水平線ですが、チャート上のレジサポになっている部分に水平線を引いてください。
※ざっくりでOKです。ロウソク足実体でもヒゲ先でもどちらでも良いです。意識されていると思う部分に引いてください。
以下の条件が揃ったら、エントリーします。
■買いエントリー
①上から「100SMA→250SMA→375SMA」の順に並んでいる=パーフェクトオーダー
②100SMAが右肩上がりになっている
③RSIが30ラインにタッチしたら、成行で買いエントリーする
④下がってきたロウソク足が、レジサポに上からタッチ
※④は条件に合致しなくてもOKです。④も該当する場合は、ロットを増やす
■売りエントリー
①上から「375SMA→250SMA→100SMA」の順に並んでいる=パーフェクトオーダー
②100SMAが右肩下がりになっている
③RSIが70ラインにタッチしたら、成り行きで売りエントリーする
④上がってきたロウソク足が、レジサポにしたからタッチ
※④は条件に合致しなくてもOKです。④も該当する場合は、ロットを増やす
損切りと利益確定
①1分足で取引する場合
・+10pipsになったら利確
・逆に、-10pipsになったら損切り
・ナンピンはしても良いが、1回まで
・ナンピンしてさらに10pips逆行したら、問答無用で損切する
②15分足で取引する場合
・買いエントリーの場合は、直近高値にタッチしたら利確
・-20pipsになったら損切り
・売りエントリ-の場合は、直近安値にタッチしたら利確
・-20pipsになったら損切り
No.3:ゆったりできる、ボリンジャーバンドだけでシンプルにトレンドを捉える
エントリー詳細
4時間足でトレンドを認識し、15分足でタイミングをはかりエントリーを行います。
【使用インディケータ】
・20期間 単純移動平均線
・20期間 ボリンジャーバンド
『ロングの場合』
【4時間足】
・移動平均線の傾きが上向き。
・ボリンジャーバンドが拡大(エクスパンション)している。
・ローソク足の終値がボリンジャーバンド1σよりも上で確定。
上記の条件達成で上昇トレンド判定です。
この判定は、ローソク足の終値が1σの下で確定するまで継続します。
【15分足】
・サポレジ転換。
・ローソク足がー1σをタッチ。
上記2条件が重なるところで成行エントリーを行います。エントリーポイントの目安が分かれば指値を置いてエントリーを待ち構えるのもいいです。
『ショートの場合』
上下を逆に、1σのプラスマイナスを逆にすればOKです。
損切りと利益確定
【損切り】
ロングの場合は直近の安値、ショートの場合は直近の高値に損切りラインをおきます。
【利益確定】
本手法は、リスクリワード比率が1:1です。
よって、損切りラインを設定後に、エントリーポイントから損切りラインまでの距離と同距離を利益確定ラインに設定します。
利益確定・損切りともに、事前に指値・逆指値注文を入れておけばいいので、エントリー後はほったらかしでOKです。
No.4:もうチャートに張り付かない!シンプル手法
エントリー詳細
日足チャートに次のインジケータを表示させます。
・5日移動平均線
・ストキャスティクス %K=5 %D=3 slow=3
日足の終値が確定する早朝にチャートをチェックします。ストキャスティクスのDラインが、20%以下にて推移、Kラインがクロス後上昇し、5日移動平均線を終値でブレイクすれば、買いエントリー。
売りの場合は逆になり、ストキャスティクスのDラインが、80%以上にて推移、Kラインがクロス後下落し、5日移動平均線を終値でブレイクすれば、売りエントリーとなります。ローソク足が5日移動平均線を終値でブレイクする事が重要となります。
ローソク足のヒゲでのブレイクは、エントリー見送りとなるため注意しましょう。
損切りと利益確定
エントリー時に逆指値を注文し、直近高安値の±10pipsに損切り位置を設定します。
翌日に含み益が出れば、損切り位置を前日高安値付近に移動させます。利益確定は指値を置かず、5日移動平均線を終値でブレイクした場合に決済します。
強いトレンドに乗る事ができれば、1回のトレードで、200pips以上取れる時もあります。
No.5:3本の移動平均線とパラボリックで短期トレード
エントリー詳細
長期足・中期足・短期足3枚のチャートを用意します。
長期足(H4)・中期足(H1)・短期足(M5)の組み合わせで説明をしますが、
長期足(D1)・中期足(H4)・短期足(M15)の組み合わせでもかまいません。
自分に合ったトレードスタイルで決定してください。
長期足(H4)・中期足(H1)のチャートには、MA20・MA50・MA100を表示させてください。
短期足(M5)のチャートには、MACD及びParabolicSARを表示させてください。
MACDのパラメータはデフォルトのまま(12,26,9)に設定します。
ParabolicSARのパラメータもデフォルトのまま(ステップ:0.02 , 上限:0.2)に設定します。
エントリーは短期足(M5)でタイミングを取ります。
【エントリー手順】
「相場の環境認識」
1.長期足(H4)と中期足(H1)において移動平均線とローソク足の並びが、上からローソク足・MA20・MA50・MA100の順に並行して並んでいる場合、この並びが右上に向って上昇していることを確認してください。この状態はアップトレンド中です。
2.また長期足(H4)と中期足(H1)において移動平均線とローソク足の並びが下からローソク足・MA20・MA50・MA100の順に並行して並んでいる場合この並びが右下に向って下降していることを確認してください。この状態はダウントレンド中です。
3.相場の環境がアップトレンド中には常にLONGでエントリーを行います。また相場の環境がダウントレンド中では常にSHORTでエントリーを行います。
「エントリーのタイミング」
1.トレンド発生中に中期足(H1)において、MA20・MA50・MA100何れかへの押し・戻りを監視します。
2.押し・戻りが中期足(H1)のMAにタッチすると予想されるポイントに水平線(H1)を引きます。
3.M5のチャート上で水平線(H1)とローソク足の位置関係を確認します。
4.ローソク足が水平線(H1)付近で反応する動きを監視し、反発の可能性が大きい場合にはMACDを監視します。
5.アップトレンド中ではMACDがシグナルラインを上方向にクロスしていた時、下向きのParabolicSARがローソク足の上から下に飛び移ったタイミングでLONGエントリーします。
6.ダウントレンド中ではMACDがシグナルラインを下方向にクロスしていた時、上向きのParabolicSARがローソク足の下から上に飛び移ったタイミングでSHORTエントリーします。
損切りと利益確定
「損切りライン」
1.LONGエントリーの場合直近の安値より僅かに下、SHORTエントリーの場合は直近高値の少し上に設定します。もしくは直近のSMAの外側に置きます。
2.損切り幅が20pipsより大きくなった場合は20pipsに設定して、損失額を限定します。
「利確目標」
1.LONGエントリーの場合直近高値にリミットストップを設定しますが、状況によりローソク足の下にある上向きのParabolicSARがローソク足の上に飛び移った時点で決済します。
2.SHORTエントリーの場合直近安値にリミットストップを設定しますが、状況によりローソク足の上にある下向きのParabolicSARがローソク足の下に飛び移った時点で決済します。
3.含み益が出た場合には、念のためトレーリングストップで含み益を守ります。
No.6:パーフェクトオーダーとボリンジャーバンドを使ったデイトレ手法
エントリー詳細
■ロングの場合
条件1:
15minnチャートにおいて、120SMA、60SMA、20SMAの三つの移動平均線は上昇のパーフェクトオーダーとなっている。
※上昇のパーフェクトオーダーとは、120SMA、60SMA、20SMA三つの移動平均線が上から下という順にきれいに並んでいる状態。
条件2:
レートがボリンジャーバンド(2σ、20)のアッパーバンド(+2σのライン)を2回連続タッチ。
上記の二つの条件が揃ったら、上昇トレンドの形成が完了したと判断し、成行注文で買いエントリー。
■ショートの場合
条件1:
15minnチャートにおいて、120SMA、60SMA、20SMAの三つの移動平均線は下降のパーフェクトオーダーとなっている。
※下降のパーフェクトオーダーとは、120SMA、60SMA、20SMA三つの移動平均線が下から上という順にきれいに並んでいる状態。
※下降のパーフェクトオーダーとは、120SMA、60SMA、20SMA三つの移動平均線が下から上という順にきれいに並んでいる状態。
条件2:
レートがボリンジャーバンド(2σ、20)のロワーバンド(-2σのライン)を2回連続タッチ。上記の二つの条件が揃ったら、下降トレンドの形成が完了したと判断し、成行注文で売りエントリー。
損切りと利益確定
■損切り
買いエントリーの場合は、損切りを20SMAのすぐ下に置く。売りエントリーの場合は、損切りを20SMAのすぐ上に置く。
■利益確定方法
買いエントリーも売りエントリーも、最初から利食い幅を設定しない。予想の方向へレートが動いた場合は、パーフェクトオーダー形成中は決済しない。パーフェクトオーダーの形がなくなった時点で、利食いを行う。
No.7:MACDとRSIを組合せたレンジ・ボックス相場の逆張りトレード手法
エントリー詳細
第一段階として、この手法を使うために、相場の状況を判断しなければいけません。そのために、使用するのが移動平均線になります。
移動平均線はEMA(指数平滑移動平均線)を使用して、短期を25、中期を75、長期を200に設定してチャートに表示させます。そして、レンジ若しくはボックス相場を判断します。
判断のポイントは、ローソク足と移動平均線の「位置関係」を確認します。
チャートのように、ローソク足と短期移動平均線(25)と中期移動平均線(75)が絡み合うように上下する値動きの時は、レンジ相場となります。ここを狙っていきます。
くれぐれも、移動平均線がパーフェクトオーダーとなっている相場で狙ってはいけません。
パーフェクトオーダーでトレンドが発生している相場では順張りが基本ですので、逆張りを行うこの手法では不向きです。エントリーしたとしても損切に見舞われるのがオチです。
(※パーフェクトオーダーとは上昇トレンドの場合、ローソク足、短期移動平均線(25)、中期移動平均線(75)、長期移動平均線(200)が上から順番に並ぶ相場のこと。下降トレンドはこの逆の並び順のことです)
▼クリックで拡大します
◆ロング(買い)の場合◆
[エントリーポイント]
RSIが75の買われ過ぎゾーンに達して、MACD線がシグナル線をゴールデンクロスしたポイントがエントリーポイントとなります。
実際にエントリーはMACDがシグナル線をゴールデンクロスした瞬間のローソク足が確定後、次のローソク足が前のローソク足の高値を超えた所を確認して、成行でエントリーします。
若しくは、前のローソク足の高値を少し超えたところに逆指値で買い注文を入れておいてもいいでしょう。
◆ショート(売り)の場合◆
[エントリーポイント]
RSIが25の売られ過ぎゾーンに達して、MACD線がシグナル線をデッドクロスしたポイントがエントリーポイントとなります。
実際にエントリーはMACDがシグナル線をデッドクロスした瞬間のローソク足が確定後、次のローソク足が前のローソク足の安値を下回った所を確認して、成行でエントリーします。
若しくは、前のローソク足の安値を少し下回ったところに逆指値で買い注文を入れておいてもいいでしょう。
損切りと利益確定
◆ロング(買い)の場合◆
[決済ポイント]
決済ポイントはRSIが75の買われ過ぎゾーンに到達し、75のラインを下抜けた時です。その瞬間に素早く成行で決済します。
なぜ、75ラインに到達した瞬間ではないのかと言うと、このチャートでも分かるように、75ラインに到達してから2~3時間は陽線で価格を伸ばしているため、75の買われ過ぎゾーンに到達したからと言って、すぐに決済してしまっては利益のとりこぼしをしてしまいます。
また、MACDがデッドクロス瞬間まで待って、決済した場合は、MACDのシグナルが価格の変動対して少し遅れて反応するので、より高値での決済をし損なう可能性があります。
[損切りポイント]
損切りポイントはエントリーした時点の直近安値を確定したローソク足の安値を下回ったポイントを損切ポイントとします。
下ヒゲが長い場合は、損切幅が広がってしまいますので、実体の安値当たりに置いた方がいいでしょう。もちろん、エントリー後にすぐに逆指値注文することを忘れないように気を付けて下さい。
◆ショート(売り)の場合◆
[決済ポイント]
決済ポイントはRSIが25の売られ過ぎゾーンに到達し、25のラインを上抜けた時です。
25のラインを上抜けた瞬間に素早く成行で決済をかけます。25ラインに到達した瞬間に決済をかけないのは買いの時と同じ理由です。
[損切りポイント]
損切りポイントはエントリーした時から少し遡って、直近の高値を確定したローソク足の高値を下回ったポイントを損切ポイントとします。
下ヒゲが長い場合は、実体の高値でもかまいません。もちろん、エントリー後にすぐに逆指値注文することを忘れないように気を付けて下さい。
No.8:鉄板の順張りグランビル手法
エントリー詳細
チャート画像をご覧ください。5分足を主体としてエントリーをしています。
移動平均線は「赤MA5」「黄色MA13」「青色MA21」となります。POGが発生し、一度MA5を割ります。
そしてMA13に反発し再度下降。もう一度MA5を下抜きます。陽線がついた足の2つ後の足でしっかりとMA5を下抜けました。
その足が固まった足代わりでエントリーです。全ての移動平均線が角度がありPOGになっています。これが鉄板のグランビルですね。
後はRSIの数値がエントリーするタイミングでショートなら30以下である事とダイバーがついていないかは確認します。
そして、15分足の乖離にも注意してます。その時の通貨やボラにもよりますが、乖離しすぎてるとエントリーは控えます。
損切りと利益確定
チャート画像でいうと、ラウンドが下にありますので、その手前あたりを出口に考えました。
というのも、ラウンド付近は売買の攻防が激しくなる場合があるので、注意しているからです。この場合は約10pipsありますので、その半分の5pipsで利確いたしました。あまり深追いはしません。
損切りは設定は前回サポートの少し上あたりに設定いたしました。基本的には、優位性がなくなる節目ラインの少し通り過ぎたあたりを損切りラインに設定いたします。
また、その時によってはMA21を割って足が固まったら手仕舞いする場合もあります。そして、ローソク足の形でも損切りする場合があります。
形としては「かぶせ」「コマ連続」「ピンバー」などです。全て5分足で判断しています。
No.9:ボリンジャーバンドとヒゲを使ったスキャルピング手法
エントリー詳細
トレードのエントリー方法ですが、FXの基本である相場の平均回帰性である移動平均から離れてもいずれは移動平均線に戻るという習性を利用します。
ボリンジャーバンドの-2σ、+2σまで乖離してヒゲを残したタイミングで逆張りエントリーを行います。
ここでヒゲを残したタイミングというのが重要で、実線のみであればそのまま平均線から離れる方向へ変動する可能性が高く、ヒゲが出たタイミングでエントリーすることで勝率を高めることができます。
また利益を得やすいエントリー方法のとしては15分足などで上昇している時には-2σでのエントリー、逆に下降している時には+2σでエントリーすることによってより勝率が上がりますし、利益幅が広がり、それらが積み重なって大きな利益を生み出すことに繋がります。
損切りと利益確定
乖離したところから移動平均線まで戻ってきたタイミングで決済を行います。移動平均線はFXにおいて基本的なもので利用者も多く、信頼性も高いため、他の手法でも必ずといっていいほど使われています。
移動平均線の設定によっては決済のタイミングが変わり、乖離から戻る早さも変わってきますので、スキャルピングといっても自分に合わせて設定してみて下さい。
No.10:負けないことを優先した戻り売り、押し目買い手法
エントリー詳細
まず4時間足でトレンドが出ていることを確認できる時のみエントリーを検討します。
トレンドの確認は単純に3本のEMAがきれいに並んで下降(上昇)していることで行います。EMAのパラメータは何でもいいのですが、自分は某氏に倣って「5、20、40」で使っています。好きな人は21で使っても問題ありません。
大事なのはここで、トレンドが出ているかといって飛び乗りしないことです。
飛び乗りは危険な行為で、うまくいけば美味しいですが、逆行したときに根拠のある損切りポイントを決められませんし、根拠を求めて直近の高値(安値)に損切りを置いても遠すぎてトータルで負けてしまう結果に繋がりかねません。
トレンドはどこまで続くか分かりませんし、もしわかるなら無限に資産を増やせるでしょう。いくら思う方向に進んでいてもひたすら耐えます。
4時間足で3本ほど戻りを確認できたらようやくエントリーを検討します。この戻りの本数は明確に決まりはありませんが、基本的にはトレンドの波の50%~61.8%まで戻すか(これが理想)、そこまで戻らないようなら3本出るまでは我慢します。
戻りが強くて70%以上戻してしまう場合は見送ります。また、トレンドが強いと3本も待たずに継続してしまうこともよくありますが、そこは見送って我慢します。大事なのは儲けることよりも、負けて資産を減らさないことです。
そして4時間足で戻ったことを確認したら、15分足に切り替えます。15分足にサポートラインを引き、そこをブレイクしたら臨戦態勢になります。そして、さらに価格が3本のEMAの下にあり、5EMAがほかの2本を下抜いた状態になったらエントリーします。
損切りと利益確定
損切りは15分足の直近高値の少し上か、それが遠いようであれば10~15pipsぐらいでとります。利確もポイントなのですが、ここで欲張ると往々にして一回利益が出ても逆行して損切りに達することが多いです。
そのため、利確は10~20pipsで建玉の半分を決済します。利確の幅は自分のメンタルと相場の勢い次第で柔軟に設定しています。残りは逆指値を建値に設定し、あとはひたすら放置します。おおよそ4時間足の前回の推進波ぐらいの値幅までが目安です。
なぜそんな効率の悪そうなことをするかと言うとこれがメンタル的に安定するからです。
そんなにエントリーポイントが多いわけではないので、利益がマイナス~ゼロだと精神的にやられてFXに対する意欲が減衰してしまいます。自信喪失は無駄なエントリーにも繋がりかねませんので精神安定剤の役割を果たしてもらいます。
半分でも利益を取っておけばあとは安心して相場を見ていられますし、10~20pipsでも積み重ねれば馬鹿にできなり利益になっていきます。そして決済しなかった半分はゆったり利確して、勢いがあるようであれば想定以上に幅をとっても問題ありません。
建値に逆指値を入れているのでノーリスクで安心して利益を追うことができます。半分決済した後再び戻りが入ってエントリー条件に合致した場合は、決済した枚数だけ再度発注します。
この時には2つのポジションの真ん中(トータル0)になるポイントに逆指値をいれます。せっかく出ている利益をゼロにしてしまうことも多いので、このエントリーは慎重に行います。
No.11:節目を軸に考えた節目ブレイクのみを狙う手法
エントリー詳細
○取引準備
1.月足、週足、日足でサポレジを引く。
2.日足で、三角持ち合いなどのチャートパターンがあればラインを引いて、節目となる価格を確認する。
○エントリー方法
1.1H足で長い陽線実体、長い陰線実体で節目をブレイクする。ラインをブレイクしたら知らせが来るようにすれば、監視する必要はありません。
2.知らせが着たら、1H足で、ロウソク足がサポレジに反発し、サポレジの転換を確認する。
3.節目のサポレジを転換した反転足でエントリー、もしくは、ブレイク後、1スイング待ってからエントリー。
ただし、相場の勢いによっては、1時間足では、損切が広くなりすぎる場合がある。
1時間足の1スイングのところに逆指値を一応入れて置き、5分足または、15分足どちらでも好きな方で節目のサポレジを転換した反転足で入ることも可能。慣れないうちは1時間足で入る方が確実です。
※①反転足は、長い陽線、もしくは長い陰線であることが多い。リテストするロウソク足の1本1本が短くなってきたら、そろそろ反転すると待ちかまえることができる。
※②1スイング待たずに入る場合はだましにかかりやすいのでそれを考慮する必要がある。
添付のチャートは、ドル円の日足と、1時間足です。日足を見れば分かりますが、112.00円のラインで3回止められています。
ブレイクするにはパワーが必要と推測されます。パワーを貯めている形が今回は、三角持ち合いとしてラインが引けました。節目のブレイクは、1時間足で1スイング待っても十分な利益を得ることができます。焦らずじっくり待ってエントリーしましょう。
▲※ドル円 日足チャート
▲※ドル円 1時間足チャート
損切りと利益確定
15分足の反転ポイントに7pipsとスプレッド分を含ませて設定します。(直近最安値、最高値)。
利確は、15m足でスイングができるたびに、損切を切り上げ(切り下げ)ていきます。最後は、損切にかかり終了します。
No.12:週足と日足の平均足を使ったゆったりトレード
エントリー詳細
まず、週足のトレンドが上昇していることを確認します。これは簡単です。
平均足が上昇(青)であるかを確認します。それから、週足の平均足が青から赤に確定するのを待ちます。(これはあや戻し(押し目)の機会が来ることを意味しています)
○買いのエントリーは次のタイミング
★日足の平均足が赤⇒青になったとき。
★青になった日足平均足の安値と高値にフィボナッチを当てます。そして、フィボナッチ38.2%の戻しまで待ちます。
★最後に1時間足を見ます。1時間足の平均足が赤⇒青に変わったのを確認してからエントリーです。
※ドル円 日足チャート
損切りと利益確定
目標値の設定は、5日移動平均線を下抜けたら、または、日足の平均足がエントリー後に青色⇒赤色に変わった時点です。
5日移動平均線を基準にすれば、急激な上昇があれば、最大限利益を確保することができます。損切りは、エントリー後はローソク足の安値に置いておいて、やはり平均足の色が変わったら、その時点で決済してしまいます。
No.13:5分足の包み足を使った簡単なFX手法
エントリー詳細
移動平均線を2本(20MAと55MA)設定します。この数値は大勢が見ていると思われる数値です。
この2本で20MAが55MAの上にある場合は買い目線、20MAが55MAの下の場合は売り目線と決めます。
これが唯一の環境認識です。
<買い目線の場合>
① ローソク足が下がってきて、一時的に20MAを割る。
② 次の足がすぐに20MAに乗り返し確定したことを確認したら、その次の足でエントリー。
これだけです。これだけでも、勝てるのですが、20MAに乗り返した時のローソク足形状が「包み足」なら、ほぼ鉄板ですので、私は包み足を確認してエントリーしてます。
損切りと利益確定
一般的には-10pipsで損切り、20pipsで利確などpips数で決められる方が殆どだと思います。
ただ、私は損切り位置は2本前の足(買い目線の場合は20MAを割ったローソク足の安値(ヒゲ含)に設定してます。
※損切りに掛かっても、証拠金の1%のロスで済むロットで取引してます。米ドル円だとボラが低いので、概ね5pips程度ではないでしょうか。
利確は、損切りのpips数と同じか、1.5倍程度で行います。勝率が高いので大きく獲らなくても良いとの考えです。
※直近に大きな抵抗線がある場合は上記の限りではなく、浅く決済します。というよりも、このときはエントリーしないことが多いです。
No.14:移動平均線とプライスアクションを使った4時間足トレード
エントリー詳細
4時間足でのトレードになります。4時間足に、「13EMA」「21EMA」「55EMA」「100EMA」を表示します。「21EMA」「55EMA」と「100EMA」でトレンド方向の確認します。基本トレンドの出ている方向に押し目、戻りで入っていく手法です。
入るタイミングは「13EMAと21EMAにタッチしているかまたはその間での転換でのエントリー」が基本となります。押しが深い場合は55EMAでのエントリーが可能。
ただし入るのにももう1つ条件があり、直近高値、安値までの値幅が損切りに対して「1:1以上あること。」理由は利確目標がハッキリしていること。
また過去検証するにしても、ルールが明確で、その時々で利確位置が変わり、ルールがぶれてしまわない事で、検証の意味を最大限引き出す。
下記の画像では「7勝1敗」になってます。(ポンドドル4時間足チャート)
▼クリックでチャートが拡大します。
いい出来ですが、ここまでいいのは少ないです。連敗もあります。ここだけで、数百PIPSの利益です。
気をつけていただきたいのは、必ずMA21等にタッチした一番深い足を(髭も含めて)抜けてから入ることです。抜けないと転換がされてないと判断します。
ここは短期足でみるとWトップとか、山尊のネック割れエントリーに位置になっている事が多くあります。ですので必ずここは守ってください。
これは画像で値を入れているポイントになります。緑のラインは損切りと利確位置です。ピンクで囲っているのが基準ローソク足でそのローソク足の上限で、エントリーと損切りの判断とします。
あと、100EMAはどういう判断に使うかというと、転換時、21EMA、55EMA、100EMAの三本の方向はそろっていない。がEMA21とEMA55がトレンドになっていて、100EMAを抜けていればエントリーしてもOKと言う感じです。
画像でも転換位置で2箇所ちょうど100EMAがサポートの形になっているところがあると思います。ですので抜けていればOK。抜けていなければまだ反対方向のトレンド継続とみなし、エントリーしない。
あと分かりにくいので、画像には印つけませんでしたが、画面左の方の下降トレンドのところでも、2箇所エントリーできます。ローソク足の実体がMAライン上であっても、実体が完全に浮いて無ければOKということです。
損切りと利益確定
基準ローソク足を抜けたら損切り。(画像参照) 直近高値、安値(画像参照)
利確も損切りも、ヒゲの先端含む。理由は4時間では髭だが、1時間や短期足では、それぞれ実体があるので。ここで忘れて欲しくないのは、RR1:1以上あるかどうかを確認してから入る事。
MTFができている人はなくても入って利益が取れますが、まず基本ルールをもって下さい。
No.15:FX手法はシンプルでも、エントリーさえ見極めれば勝てる
エントリー詳細
前提として、「移動平均線の傾き」と「移動平均線とローソク足の位置」でトレンドの把握を行う。
単純移動平均線(25MA)の傾きが上向きで、移動平均線の上に、ローソク足があれば上昇トレンド、逆に移動平均線の傾きが下向きで、下にローソク足があれば下降トレンドとする。
また、使用するテクニカル指標はローソク足と移動平均線、ボリンジャーバンドの3つのみである。ボリンジャーバンドは参照期間「25」の+1σ、+2σを表示させる。
<上昇トレンドの場合>
1.上昇トレンドなら、ローソク足がボリンジャーバンドの+2σ(一番上のライン)にタッチしたことを確認する。
2.その後、ローソク足が落ちてき、単純移動平均線(25MA)にぶつかった後のローソク足の始値を確認する
3.始値が単純移動平均線(25MA)の上ならロングでエントリーを行う。
<下降トレンドの場合>
1.下降トレンドなら、ローソク足がボリンジャーバンドの-2σ(一番下のライン)にタッチしたことを確認する。
2.その後、ローソク足が上がってきて、単純移動平均線(25MA)にぶつかった後のローソク足の始値を確認する
3.始値が単純移動平均線(25MA)の下ならショートでエントリーを行う。
上昇トレンドの場合のエントリー例。白丸がエントリー部分。
上昇トレンドの場合、単純移動平均線(25MA)にタッチ後、始値のローソク足が平均線の上に出た場合、エントリーを行う。
損切りと利益確定
利益確定方法:
・上昇トレンドの場合、始値が単純移動平均線(25MA)の上にローソク足があった場合、エントリーを行い、その後値が上昇を続け、基本的にボリンジャーバンドの+2σに達したところで利益確定を行う。
下降トレンドの場合も、同様で、ボリンジャーバンドの-2σに達したところで利益確定を行う。
利益確定はローソク足が確定するまで待つ必要はありません。ボリンジャーバンドの±2σにタッチした段階で利益確定を行って構いません。
・また、エントリー後に市場に勢いがなく、レンジ(値があまり動かない状態)となっている場合には一旦イグジットして、様子を見る場合が多いです。この場合、そのまま反発するかどうかが読みづらいため、手仕舞いします。
損切り方法
・予想と異なり、単純移動平均線(25MA)を割り、下降になった場合、損切りを行う。時間帯によるボラティリティも考慮するが、基本的には25pips以内で行う。
単純移動平均線(25MA)を割った場合、反対側のボリンジャーバンドの±2σまで行く可能性が高いため、損失を最低限に抑えるためにも、とにかく早めに手仕舞いすることを心がけています。
白丸が決済部分。この例では、上昇トレンドなので、ボリンジャーバンドの+2σに達した段階(白丸部分)で決済(利益確定)を行う。
No.16:ヒストグラムで相場の波を捉えるFX手法
エントリー詳細
具体的なエントリー方法は、まず30分足の「青赤のブレイクサイン」が出ている通貨を狙います。基本的にブレイクされなければトレンドは維持されるという見方です。
例えば青の上ブレイクサインが点灯し、逆に赤いブレイクサインが出るまでロングのエントリーのみとします。上昇トレンドが続けばFX相場は直近の高値安値を更新してトレンドを形成していくという法則の通りです。
トレンドの確認方法として他には移動平均線の上か下か、チャネルの向き、「Kuskus_Starlight」が上か下かなどで判断します。
数時間以上保有するロングホールドの場合は、その30分のトレンド方向の押し目にエントリーするのが安全です。30分の「Kuskus_Starlight」の谷底を確認してから、5分で逆張りでエントリーします。
「Kuskus_Starlight」の尖った山の部分でエントリーして下さい。山谷が綺麗に形成されている波動か綺麗なチャートを複数の通貨ペアから探して常に選んで下さい。
エントリーの補助として「ZigZag_Pointer_alert」で矢印でサインが出ます。これを目安にトレードしても問題ないです。
しかしこのサインだけに囚われるとリペイント(過去の塗替え)が発生しますので、逆ポジのまま損切りが遅れてしまう可能性がありますのであくまで参考程度にしましょう。
参考チャート クリックで拡大します▼
損切りと利益確定
損切りは「Kuskus_Starlight」30分足が逆行したら100%カットします。大きなトレンド判断が誤っている場合に逆ポジを持ち続けていると大変危険だからです。
慎重に行くならば5分の逆行ポイントでロスカットしてもいいと思います。他には「Ku-chartZ7」で通貨の強弱が逆行し雰囲気が怪しくなってきたら早めにポジをクローズさせる方が安心です。
私の場合は強いトレンドが発生していても5分の逆行で一度利益確定をしていき再度押し目でエントリーを繰り返します。「Kuskus_Starlight」で谷が浅く色が続く場合は非常にトレンドが強いシグナルとなります。
そういう場合はトレンドが続いている間押し目で何度でもエントリーすることが出来ます。若しくは同じ色が続いている間ホールドもいいでしょう。逆ブレイクサインがでるまでは基本的にトレンドは続いているという判断です。
利益確定については同じく「Kuskus_Starlight」30分の山谷が逆行するまでホールドし続けます。短期であれば5分の逆行で利益確定します。
参考チャート クリックで拡大します▼
No.17:週足と日足のトレンドに逆らわないFXトレード
エントリー詳細
まず毎朝「週足→日足」を見て日足でトレンドが出る通貨を1~2通貨絞り出します。
週足の移動平均線の傾きと価格,5MA,20MA,75MAの順番と傾きを確認します。
たとえば、上昇とトレンドの時は、上から価格⇒5MA⇒20MA⇒75MAとなっているかどうか。
また、日足も同様に移動平均線が並んでいるかを確認します。それらの条件とトレンド方向に前日の日足、当日の日足がトレンド方向になると予想した通貨を選びます。選んだ通貨の中から4時間足で「戻り売り」「押し目買い」でエントリーします。
具体的には、上昇トレンド時には、4時間足でできるだけ20MAに近づきかつ、20MAより価格が上で4時間足の5MAが下向きから上向きに変わった次の陽線でエントリーします。
※RSIを見てダイバージェンスが発生しているとエントリーしません。
例外で4時間足でタイミングが合わなさそうでしたら、1時間足でエントリするときもありますが、勝率は4時間足の方が高いです。
損切りと利益確定
エントリーしたららすぐに損切り30pips、利確35pipsに設定します。あとはチャートを見ません。
チャートを見ると弱気になってすぐに利益確定したり、無駄なことをするかも知れませんので。チャートを見ている時でも損益額の表示は消します。
金額が表示されているとどうしてもも感情が入りますので、金額を消した場合でもチャートだけを見るようにしています。チャートをみてエントリーしているのでチャートを見て決済します。
また、損切の位置は、前の下値のすぐ下ではなく、ぶれもあるかと思いますので3pips~5pispは余裕を持つようにしたいます。また利益の確定位置は、前の高値の少し手前にするようにしています。
多分、前に高値の位置に多くの利益の確定位置があると思われ、その手前で一気に下がることもありますので。利益が乗ってきたら損切位置をエントリー位置に変更したり、分割で半分決済する場合もあります。
No.18:ポンド円のラウンドナンバー簡単FX手法
エントリー詳細
ポンド円のラウンドナンバーで切りのいい数字に指値を置き、その数字から10pipsに指値と逆指値をおくというきわめて単純なルールです。
これは、レートのファーストタッチか2回目までが良いです。140.00円だったら、1pips、2pips手前に指値をおきますので、140.01円~140.02円に注文をします。
負けても何回もやり続ければ優位性が発揮され、プラスになるかと思います。
また、ラウンドナンバーを突き抜けた時は25pips以上抜けた後で指値注文するのが効果的。140.00円をブレイクしたら、140.25円まで上昇してから、140.01円~140.02円に指値注文をします。
21EMA、20EMAをどちらでも良いかと思いますが相場の方向性をみるために、買いの場合だったらローソク足がEMAの上にあり、売りの場合だとEMAの下にある方が勝率は高いです。
損切りと利益確定
損切り利益方法も上記で書いたことと同じになりますが、10pipsを基準として同じことを淡々と繰り返ししていくことです。
成り行き決済注文でも良いかと思いますが指値注文でやられた方が細めにチャートを確認しなくても良いのでおすすめします。「負けありき」のFX手法ですので、一喜一憂することなく負けは受け入れるようにしてください。
No.19:自分に合ったFX手法を見つけることが第一
自分にあったやり方を見つける方法
1.自分の環境を知る。FXのトレードに使える資金、取引できる時間帯、週に何日であればトレード可能か。具体的に数値化して紙に書き出しましょう。
2.自分のトレード環境に合ったFX手法をピックアップしていきます。FX Worksや、書籍を参考にしてもよいでしょう。
3.ピックアップしたFX手法の中から、優位性がありそうで気になる物を3つほど選びます。
4.デモトレードから試してみましょう。一つのFX手法で最低20回(20セット)試しましょう。ノートに結果を書いていきます。
5.勝率及びリスクリワード率の観点から、プラスの優位性が実際にありそうかどうか、20セットごとに確認します。
20回(数枚ワンセットならば、20セット)が最低限結果を出せそうな回数です。その手法に対してピンとこなければ、さらに20回やってみましょう。そのくらいやれば、そのFX手法の優位性と自分に合っているかどうかがわかってくるでしょう。
No.20:薄利でも勝率が高いFXトレード@EMAとT3MAを使ったスキャル
エントリー詳細
使用するのはボリンジャーバンド、EMA(62)、T3MA(6)、平均足。基本は、10pips以下の小さな値動きの中の確かなうねりを着実にとらえるスキャルピングFX手法です。
より滑らかな移動平均線であるT3MAを使うのは、「視覚的に方向性がわかりやすい移動平均線」であると判断したからです。また、平均足を使うのもトレンドが読みやすいからです。
以下の条件が揃えばロングでエントリーします(逆の場合はショートでエントリー)。
●ボリンジャーバンドの幅が広くなり始め、EMA(62)が上昇を始める
●T3MA(6)がEMA(62)を上方向にクロス
たったこれだけですが、1分足の小さいけれど確かなうねりをとらえることができるはずです。
私はデュアルディスプレイでトレードを行っているので、別の画面にUSDJPY、EURUSD、EURJPYの同じ1分足チャートを並べて、
「USDJPYとEURUSDが相反する動きをする場合はUSDJPY(またはEURUSD)」
「USDJPYとEURUSDが同じ動きをする場合はEURJPY」
「USDJPYとEURJPYが同じ動きをする場合はUSDJPY(またはEURJPY)」という風にエントリーする通貨を決めて、勝てる確率をより高めています。
また同じ5分足チャートも参照することで、より大きなトレンドをとらえることができると思います。
損切りと利益確定
決済に関しては以下の通りです。(ショートの場合は逆)
●T3MA(6)がEMA(62)を下方向にクロス
このルールで機械的に決済していれば、利益は少ないのですが、損失も少なく済みます。
もちろんクロスしても、すぐにまた逆方向にクロスする場合があるので、5分足チャートも参照にして再エントリーが可能か判断してください。
No.21:30分足を使ったダブルフェイクFX手法
エントリー詳細
大前提として4時間足の直近の二つの足に着目し、そのダウトレンドに順張りします。前の足より高値を切り上げていれば上昇、安値が切り下がっていれば下降です。
現在の足が「はらみ足」になっている時は二つ前の足まで遡って判断します。「包み足」の場合は覆っている足が陽線の時は上昇、陰線の時は下降とします。
同じ方法で30分足のトレンドも判断し、そちらにも順張りします。
具体的なエントリータイミングは、ロングを狙う場合は30分足で
「下降転換」→「上昇転換」→「下降転換」→「上昇転換」と来て4時間足と30分足が上昇トレンドならエントリーします。
文字だと難しく感じてしまうかもしれませんが、要するに2回フェイクを待ってエントリーするということです。チャートの上ではダブルトップやダブルボトムになることが多いです。
また上昇トレンドでの陽線の「包み足」が出た場合は、一度安値を割っているので、一つの足で下降転換と上昇転換をしたと判断してよいです。必ずしもエントリー要件を満たした直後に飛びつく必要はありません。
三尊になりそうな時はもう一度戻しを待ったりします。下記の画像の例でも本当は二つ前の足で2回目の上昇転換をしているのでエントリーしてよいのですが、強い陰線が来ていたので上昇にカウントしていません。
またこの例のように大きく動く日は稀です。普通の日は4時間足や日足で大きなトレンドを判断し、その大きなトレンドに4時間足が逆行しているタイミングを見つけ、そこから4時間足が転換してトレード条件を満たすタイミングを待ちます。
損切りと利益確定
利益確定はほとんど裁量でやっています。損切りは4時間足や30分足を意識し、最大20pipsまでとしています。
利益が20pipsくらいまで行ったら基本損切を同値逃げに設定し、損小利大を心がけます。
No.22:移動平均線を使った順張りスキャルFX
エントリー詳細
15分足「20MA」と5分足「20MA」が同じ方向に向いたときにエントリーの準備をします。
仮に15分足「20MA」と5分足「20MA」が上を向いているときは上昇トレンドだと判断をして押し目買いを狙い、「1分足8MA」を表示させエントリーのタイミングを伺います。
1分足が安値を更新しているときに1分足が反転した瞬間にエントリーを行いますが、エントリーは直近高値をブレイクした瞬間になります。
直近高値をブレイクしてローソク足が確定した瞬間でも良いのですが、少しでも早い段階でエントリーをしたい私はローソク足の確定を待たずにエントリーを行います。
損切りと利益確定
買いの損切りは1分足が反転をした直近安値になります。買いの利益確定は1分足の8MAを下抜けした瞬間になります。
この時もローソク足の確定を待たずに成り行き決済をします。エントリーと決済の瞬間はローソク足の確定を待っても良いとは思いますので、好きなタイミングで行ってみてください。
しかしパフォーマンスが変わる可能性がありますので、確定を待つ場合は検証を行ってください。
No.23:00-RVIとMACD+を使ったFXトレード
取引ルール詳細
非常に簡単な方法です。2つのオシレーターを見ながら取引をします。おすすめの時間軸は15分、1時間です。
MACDの設定値は使用時間軸の1、2つ上の時間軸20MA
■計算方法
○5分足
短期:20×3(15分足)=60
長期:60×4(1時間足)240
シグナルは1つ上の時間軸の20の倍数
5分の場合は3倍だから
シグナル:9×3=27(ここはお好みで)
○15分足
短期:20×4(1時間足)=80
長期:80×4(4時間足)=320
シグナル:9×4=36
○1時間足
短期:20×4(4時間足)=80
長期:80×6(日足)=480
シグナル:9×4=36
○4時間足
短期:20×6(日足)=120
長期:120×5(週足)=600
シグナル:9×6=54
○日足
短期:20×5(週足)=100
長期:100×4(月足)=400
シグナル:9×5=45
となります。
■エントリー方法
MACDとRVIの方向が一致した時に成行でエントリー
■決済方法
RVIがデッドクロスした場合決済
※参考チャート クリックで拡大します▼
No.24:直近の日足の高値・安値に注目した逆張りFX手法
エントリー詳細
日足の5日・9日・25日移動平均線が順番に上から下に並んでいる場合、買いから入ります。
買いの場合、直近の日足の安値を「リバーサルライン」(図の赤矢印)とします。
「リバーサルライン」を一旦割り込んだ後、価格が戻して60分足で陽線で「リバーサルライン」の内側で確定でエントリーします。
逆に日足の5日・9日・25日移動平均線が順番に下から上に並んでいる場合、売りから入ります。
売りの場合直近の日足の高値を「リバーサルライン」とします。
「リバーサルライン」を一旦上回った後、価格が戻して60分足で陰線で「リバーサルライン」の内側で確定でエントリーします。
損切りと利益確定
損切りは、「リバーサルライン」を通過した後の高値または安値に設定します。利食いはその時のボラティリティにもよりますが、単純に100pipsとしておくと迷いがなく取り組みやすいでしょう。
古典的なFX手法に、移動平均線でフィルタリングをかけたものですが勝率は良いです。ストップロスは必ず置いてください。
No.25:勝率90%?スキャルピングシンプルメソッド
具体的なトレードルール
■安全なロングエントリーのためのルール
〇パターン1: エントリーにはベストな状態 利益の目安は+50~+150pips
値がDaily Pivotより上にあることを確認し(との説明がマニュアルでされているのですが、参考例の画面はそうなっていません。ここだけでエントリー判断するものではないようですが、この説明の意図はよく分かりませんでした。)
ラゲール1(青)が0.15よりも上で上向きになっていること、Stochヒストグラム(以降はStochと表記します。)の値がネガティブ(0より下の赤の領域)からポジティブ(0より上の緑の領域)に推移したことを確認します。
また、MACDが0より下だったところから0を超えて上がってきたことを確認します。ラゲール2(赤)は底か0.15より上へ推移してきたことを確認します。
(チャートはクリックで拡大します▼)
〇パターン2: 値がすでに上がってきているとき 利益の目安は+30~+80pips
ラゲール1(青)が0.45よりも上で上向きになっていることを確認し、Stochの値がネガティブ(0より下の赤の領域)からポジティブ(0より上の緑の領域)に推移して上昇していることを確認します。
ラゲール2(赤)が0.45かそれ以上で上向きになっていることを確認します。
ロングのエグジット(利益確定)とストップロス(損切り)について 以下のいずれか
1. ラゲール2(赤)が1.00をクロスし、0.85以下まで下がってきたとき
2. +50pipsになったとき
3. Daily R1 (デイリーピボットより上の最初のレジスタンスライン)に到達したとき
4. Daily R2 (デイリーピボットより上の二つ目のレジスタンスライン)に到達したとき
5. MACDがポジティブの領域を超えてネガティブの領域に入ってきたとき、ラゲール2(赤)が下向きになってきたとき
6. Stochがポジティブからネガティブに変わってきたとき、ラゲール2(赤)が下向きになったとき、この両方が揃ったとき。ただし目標の利益の50%にまだ達していないときにはエグジットせずに様子見します。
7. ストップロスのポイント(-20pips+スプレッド分)に到達したとき。なおこれは、何かルールに従わずにエントリーしてしまったときや、トレードを避けるべき指標発表前後の時間にエントリーしてしまったときにのみ発生します。
なお、スレッドのリプライの方の質問には「ターゲットポイント10pips、ストップロス -15pips」 とのimransaitさんによる返信もあります。ご本人もそのとき次第で決めているのでしょう、「各自、実験するつもりでいろいろ試してみてください」ともされています。
■安全なショートエントリーのためのルール
〇パターン1: エントリーにはベストな状態 利益の目安は+50~+150pips
ラゲール1(青)が0.85よりも下で下向きになっていること、Stochの値がポジティブ(0より上の緑の領域)からネガティブ(0より下の赤の領域)に推移したことを確認します。
また、MACDが0より上だったところから0を超えて下がってきたことを確認します。ラゲール2(赤)は天井もしくは0.85より下へ推移してきたことを確認します。
〇パターン2: 値がすでに下がってきているとき 利益の目安は+30~+80pips
ラゲール1(青)が0.45よりも下で下向きになっていることを確認し、Stochの値がポジティブ(0より上の緑の領域)からネガティブ(0より下の赤の領域)に推移して下降していることを確認します。
ラゲール2(赤)が0.45かそれ以下で下向きになっていることを確認します。
ショートのエグジットとストップロスについて 以下のいずれか
1. ラゲール2(赤)が0.00をクロスし、0.15以上まで上がってきたとき
2. +50pipsになったとき
3. Daily S1 (デイリーピボットより下の最初のサポートライン)に到達したとき
4. Daily S2 (デイリーピボットより下の二つ目のサポートライン)に到達したとき
5. MACDがポジティブの領域に入ってきたとき、ラゲール2(赤)が上向きになってきたとき
6. Stochがネガティブからポジティブに変わってきたとき、ラゲール2(赤)が上向きになったとき、この両方が揃ったとき。ただし目標の利益の50%にまだ達していないときにはエグジットせずに様子見します。
7. ストップロスのポイント(-20pips+スプレッド分)に到達したとき。なおこれは、何かルールに従わずにエントリーしてしまったときにのみ発生します。
No.26:RSIOMAとEMA50を使ったスキャルピングFX手法
エントリー詳細
買いポジションの場合
・ローソク足が50EMAの上にあることを確認。
・RSIOMAが20~30の辺りでゴールデンクロスしていることを確認。
・ローソク足が再度50EMAに近づいた後に反発したことを確認したら次のローソク足の始値でエントリーする。
(参考チャート:管理人が作成。RSIOMAの設定値が記載されていなかったため、9.14を入れてみました。)画像はクリックで拡大
損切りと利益確定
損切り・エントリーした時点で5pipsのところに逆指値を入れる。
利益確定・エントリー後にRSIOMAがデッドクロスした地点
※決済チャート(画像はクリックで拡大)
No.27:ラウンドナンバーを使ったスキャルピングFX手法
エントリー詳細
5分足を表示。 MT4を使っている方ならラウンドナンバーを表示するインジケー ターをダウンロードしてセット。 (ネットで検索すれば、優秀なFXプログラマーの方が制作して下さったものが見つかると思いますので調べてみてください。)
50と00にラインが出るように設定します。 利確目標として使用するため「20EMA」もセットします。
過去のチャートから反発があった50と00のラウンドナンバーのラインを見つけ、そのラインで指値エントリーします。
ラインでの反発を狙っての逆張りなので、 レートより下にラインがある場合は買い、 上にラインがある場合は売りのエントリーです。指標発表時はラインで止まらないことが多いのでエントリーを避けます。
また、 レートがラインに張り付くような動きをしているときはラウンドナンバーラインで反発せずにそのままブレイクする可能性が高いのでエントリーを避けます。
買いの場合で言うと、この時、安値を切り上げながらの三角保ち合いチャートになっていたり、プライスアクションから下げづらい雰囲気が読み取れると思います。
このような場面でエントリーしてしまうと、急な値動きで一気に損失を被ってしまうことになりかねませんのでエントリーは避けるべきです。
損切りと利益確定
利食い・・
思惑通り反発した後、レートは一旦20EMAで反応することが多いです。なので、 20EMAまで戻ってきたら成り行き手動で決済とします。
指値でも構いませんが、MAはローソク足が新たに生成されるたびに数字が変わってきますので、ここは柔軟に対応できるように成り行き手動としています。
損切り・・
買いの場合、 ラウンドナンバーをローソク確定足終値で抜けた安値を割ったら切 ります。売りの場合はその逆です。
No.28:行き過ぎた動きの62MA割れを狙う逆張りFX手法
エントリー詳細
押しがまったくない上昇相場を見つけます。62EMAなどの移動平均線を割ったら売ります。
さらに安全な方法は、ローソク足の終値が確定したときに、移動平均線を割り込んでいるか確認をしてから売るとよいです。
損切りと利益確定
62EMAなどの移動平均線を割ったのにも関わらず、62EMAをまた超えてきてしまったら、損切りです。利益確定は200MAです。
No.29:ボリンジャーバンドと移動平均線およびローソク足を使ったロジック
エントリー詳細
具体的にはまずはトレンドの有無を上のプロセスにのっとり確認。それを確認したのちに、陽線、陰線、陽線となるパターンを探します。
間の陰線の数は1-3が目安であり、あまり髭の長いものや実態が長いものについてはエントリーを見送ります。
陽線が理想的には1本で包みあげた際に、陰線の実態の上の水準で買いを仕掛けます。
損切りと利益確定
損切は、陰線の下髭のところにおき、これは逆指値とします。エントリー後にロスカットにかかるとダブルトップを形成していることになり、目線を上値更新からレンジ相場への突入や下落トレンドへの転換といった形でFX相場の味方を変えます。
利益確定のポイントは、そもそも上昇トレンドの押し目買いなので、トレンドに乗り引っ張れるだけ利益を狙っていきたいですが、目安としては移動平均線を実態が上から下に抜けてくるとポジションの数量を落とすか全てのポジションを決済します。
遅くとも―1シグマに到達するとそれはトレンドの終わりを意味すると考え、その時点ではこのロジックでのポジションはすべて閉じます。
No.30:ボリンジャーバンドと移動平均線を使いトレンドの初動を狙うFX手法
エントリー詳細
下記の画像のように、下げトレンドの中で前回の高値(0:45に線を引いたところの終値)を越えたとき(2:05に線を引いたところの終値)でエントリー。
このとき、ボリンジャーバンドが上下に開く形になっていることが前提。また、移動平均線(最適な期間は検討中ですが、いまのところ14、25、40)が上に向いているときだと勝率が上がります。
下げのトレンドの終わりのタイミングでロングのエントリーをするので、エントリーしてから2~4本の足で伸び始めます。
注意するところは、今回のエントリーポイントから2,3本後にチャートに気付いたとしてもエントリーしてはいけないところです。たまたまこのチャートではどんどん上がっていますが、2,3本過ぎたら下がってくることもよくあります。
損切りと利益確定
判断に使ったひとつ前の高値(141.222)が基本。この画像のように上げのトレンドが強いときはさらにひとつ前の高値(141.270)でもOK。
損切は直近の安値(140.968)を割ったとき。FXトレードのスタイルによっては利確ラインは上げてもいいと思いますが、損切のラインは絶対に変えてはいけません。
そのままずるずると下がっていき取り返しがつかないことになります。
この方法で、大体10pipsは取れます。トレンドが強いときや、前回の高値によっては30pips取れるときもあります。