数年間FXトレードをやってきたのですが、あれやこれやと様々なFX手法に手を出し、まるでFXの迷子にでもなっているかのような不安定な状態で、へたくそなトレードを続けていました。
しかし「このままではいかん」と思い立ち、余計な情報をできるだけ削ぎ落とした、見た目もシンプルなスキャルピング手法を編み出しました。
なぜスキャルピングを選択したかというと、個人的に短気な(待つのが苦手な)性格であることに加え、1時間後の値動きよりも10分後の値動きのほうが予測しやすいということに尽きます。
FX手法概要
手法名 | EMA+T3MAでスキャルピングFX手法 | ||
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開発者 | toshi7171さん | ||
勝てる? | 勝てる | ||
取引スタイル | スキャルピング | ||
時間足 | 1分足 | ||
通貨ペア | 米ドル円、ユーロ円、ユーロ米ドル | ||
分析手法 | 移動平均線、ボリンジャーバンド、平均足 | ||
その他選択項目 | ハイレバレッジ | ||
取引市場 | ポジション保有時間 | 10-20分 | |
FX業者 | 外為どっとコム | 月間取引頻度 | 100回 |
エントリー注文 | 成行 | 決済注文 | 成行 |
勝率 | 70% | 損益レシオ | R-3 |
平均利益 | +0.5pips | 平均損失 | -0.2pips |
エントリー詳細
使用するのはボリンジャーバンド、EMA(62)、T3MA(6)、平均足。基本は、10pips以下の小さな値動きの中の確かなうねりを着実にとらえるスキャルピングFX手法です。
より滑らかな移動平均線であるT3MAを使うのは、「視覚的に方向性がわかりやすい移動平均線」であると判断したからです。また、平均足を使うのもトレンドが読みやすいからです。
以下の条件が揃えばロングでエントリーします(逆の場合はショートでエントリー)。
●ボリンジャーバンドの幅が広くなり始め、EMA(62)が上昇を始める
●T3MA(6)がEMA(62)を上方向にクロス
たったこれだけですが、1分足の小さいけれど確かなうねりをとらえることができるはずです。
私はデュアルディスプレイでトレードを行っているので、別の画面にUSDJPY、EURUSD、EURJPYの同じ1分足チャートを並べて、
「USDJPYとEURUSDが相反する動きをする場合はUSDJPY(またはEURUSD)」
「USDJPYとEURUSDが同じ動きをする場合はEURJPY」
「USDJPYとEURJPYが同じ動きをする場合はUSDJPY(またはEURJPY)」という風にエントリーする通貨を決めて、勝てる確率をより高めています。
また同じ5分足チャートも参照することで、より大きなトレンドをとらえることができると思います。
損切りと利益確定
決済に関しては以下の通りです。(ショートの場合は逆)
●T3MA(6)がEMA(62)を下方向にクロス
このルールで機械的に決済していれば、利益は少ないのですが、損失も少なく済みます。
もちろんクロスしても、すぐにまた逆方向にクロスする場合があるので、5分足チャートも参照にして再エントリーが可能か判断してください。
塵も積もれば山となる
スキャルピングはトレード時間に関しては短時間なのですが、エントリーのタイミングも瞬間的なものになります。
しかしタイミングを逃してもすぐに次のチャンスがやってくるので、真剣にFXチャートを監視していれば、薄利ではありますが勝つ確率の高いトレードを一日に何度も行えると思います。楽チンではないですが、塵も積もれば山となるので、ぜひお試しください。