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何にもならなかったアベノミクス~景気は元に逆戻り

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1985年、ちょうど米国NYのプラザホテルに主要国が米国により集められて無理やり調印を強いられたプラザ合意のころに、マイケルJフォックス主演のバック・トゥー・ザ・フューチャーという映画が大ヒットしたことがありますが足元のアベノミクスの6年ちょっとは、まさにこれに近い感覚で、完全に経済は逆戻りした感がぬぐえません。
景気動向指数が6年2か月ぶりに悪化となったわけですが、結局アベノミクスの履行期間の政策成果が完全に否定されたようなもので一体この間の政策は何だったのか?と疑いたくなるような状況です。

景気は完全に減速状態

国家統計の何が本当かさっぱりわからなくした張本人である内閣府が13日に公表した3月の景気動向指数は指標となる一致指数が99.6となり前月比0.9ポイント悪化となりました。

同指数から機械的に決める基調判断は、従来の下方への局面変化を示しているから悪化を示しているとなり、戦後最長の景気拡大はすっかりどこかへ行ってしまった感があります。
こうなると消費税増税をすれば選挙でぼろ負けするのは目に見えてきており、足元の状況が2008年のリーマン級の一大事であると大騒ぎして増税を中止するのか、新たなパラダイムを持ち込むしか安倍政権延命の手立てがなくなってきているようです。
もともとほとんどどこまで本当かよくわからなくなってしまった国内のGDPですらも1~3月期は鉱工業生産が前期比2.6%減でありこちらも年率でマイナスになる確率はきわめて高くなってきています。
戦後最長の景気拡大といっていたはずのアベノミクス景気も実態はとうの昔に拡大が終焉しており、2%の追加増税すらローンチできなくなるほど厳しい状況に追い込まれていることが鮮明になりつつあるわけです。

人工値付け相場で株は上がったが外国人勢はこの動きを酷く嫌気

結局この6年間を見返してみますと、日銀とGPIFがせっせと日本株を買い支え、買い上げる動きをしたことから株価だけは確かに上昇することとなりましたが、特段個別企業の景気と連動して上げたわけでもないことから自律的に上昇する相場はまったく訪れることもなくなりました。

しかも下落を無理やり止める形になっていることから、価格で相場を調整することができなくなりもっぱら日柄調整でながくだらだらした相場が延々と続くのがもはや当たり前になってしまっている感があります。
2013年辺りは日本株の上昇に海外勢が寄与していたことから、ヘッジでドル円も買いあがるというわかりやすい図式が展開しましたが、いまや外人勢はこの日銀による不可解な人工相場をとくに嫌気して買いにこないことから米株が売られるときだけは一緒に下げを食らうもののあとはまともに戻らないという非常に不思議な展開が続くこととなってしまっています。
足元の相場でも日経平均は一旦2万1000円割れまで押し込まれて多少は戻していますが、ここからは米株次第の状況のようで、ドル円も日本株が支えになって上昇することはほとんど期待できなさそうな状況になってきています。
すでに6年以上こうした人工的な値付け相場を継続しているわけですから日本株は全体としてダイナミズムを失ってしまっており、ここからこの状況を何年続けてみてもあまりいい結果は出ない残念な印象が高まりつつあります。
先進国の中ではすでにいち早く軽金の後退局面にさしかかっているわけですから、この状態が継続するのはそうとう辛そうで、国内の株式市場にはまったく展望が開けなくなりつつあることがわかります。
セルサイドのアナリストは相変わらず来年3月には3万円とか令和のご祝儀相場の話を口にする輩も存在するようですが、どうもリアルな市場はまったくそうした気配が感じられないのが実情で、今年は本当にどこかで大きな下落局面に遭遇することが一段と心配されます。
日経平均はNYダウとの相関性が0.8を超えるほど高まっておりダウがこけたら日経もお仕舞という動きがかなり強まっています。おそらくドル円も同様で結局ここからの相場は米株をつぶさにチェックすることが必要になりそうですが、どこかで大きな下落も覚悟する必要がでてきているようです。
(この記事を書いた人:今市太郎
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