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暴落・価格急変相場に負けない19年のプロテクティブトレード法について

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年初早々ドル円、クロス円に瞬間的な大暴落を食らったことから、すでに市場に復帰できない個人投資家もかなり多く存在しているように見えます。
今回運悪く強制ロスカットに引っかかってしまった人達は特に証拠金のほとんどを失う形となったことでしょうから、状況はとくに深刻であると思われます。
しかし何とか資金を調達して再度市場へのエントリーを果たすことができたとしても、今までのやり方をそのまま継承していたのでは、遅かれ早かれまた同じ憂き目を見ることになるのは間違いありません。
今年はまだ始まったばかりですが、2019年のFX相場で生き残るためにはとにかく無闇に証拠金を減らさない売買法を実践することが必要になります。今回はあえてこのプロテクティブトレード法というものについて再度確認してみたいと思います。

すべてのポジションにロスカットを設定する

まずFX投資をビジネスとして考えて長くこの相場で生き残るのならば最初に行わなくてはならないのが自分で損切り・ロスカットを行えるようになることです。

しかもあまり離れたところにロスカットを置きますと正月3日の暴落のときのようにスプレッドが大きく拡がってしまうとまともな損切りすらできなくなりますから、やはり20銭から30銭以内の比較的近いところにロスカットを確実に置くことが必要になります。
大体エントリーしてみるとそれが失敗であったことは相当数の個人投資家が自ら気づいているはずです。しかし相場が戻るかもしれないと思うから、切ることができないわけですが、この習慣を断ち切れなければ絶対市場に残ることはできないと考えたほうがいいと思います。

利が乗っているポジションはトレーリングストップで対応

仮に利が乗っているポジションも売買価格が遠いから安心と思わずに常にトレーリングストップを置くなりして、利益が減り始めたらさっそくリカクすることを常に考える必要があります。

参入価格と同値まで撤退しないというのも一つの考え方ではありますが、確実に資金と利益を確保するなら足元の相場が上がるのか下がるのかで判断すべきで含み益で考えるのはナンセンスです。

週跨ぎと取引が薄い早朝時間帯にポジションをもたない

もう一つ大事なのは週跨ぎのような何があるか判らない期間や今回の暴落の起きたNYタイムと東京タイムのはざまのような時間帯に決してポジションをもたないようにすることです。

つまりデイトレ以上のことはできるだけやらないようにする努力が必要です。あえて言うならば細かなスワップをとるために日を跨いでみても被る損失のほうがはるかに大きくなりますから、今年に関してはスワップ狙いの売買を積極的に考えるのはいかがなものかと思われます。

個人のレベル感で売買を判断しない

すでにこのコラムでもご紹介していますが、FX取引のかなりの部分がアルゴリズムやAI実装のコンピュータによってなされており、クリスマスであろうが正月であろうがコンピュータ売買が市場の中心になって相場が展開されているのが実情です。

こうした取引ではトレンドがでればどんなに高値であろうと、逆にどんなに底値であろうとコンピュータはなんの躊躇もなく買い上げり、売り下がることになりますから、人がチャートで判断して高いとか安いとか考えることはほとんど意味がありません。
今回のドル円の下落も108円を割れ始めたところから、アルゴリズムが集中して売りを積み上げて一気に下抜けを示現させています。
ドル円でいえば、個人投資家のほとんどが見ていると思われる一目均衡表を利用するのも実はかなり危ない可能性が高く、雲や遅行スパンなど多くの国内個人投資家が一様に判断材料にしているものはかなり損切りのポイントが同一レベルになることから、逆にコンピュータに狙われるリスクがあることも認識しておく必要があります。
ネット上では強制ロスカットの不意打ちにあったがこれでメンタルの耐性が強くなったなどという訳の分からない発言をされている個人投資家を見かけます。
しかし、何度強制ロスカットを食らってそれに耐えられる精神力などが養われてもFX相場に生き残ることなどできません。大きな損をなんとも思わなくなる訓練などをするよりも損切りを躊躇なく行えるメンタルを育てるほうがよほど重要です。
残念ながらFX投資の中で個人投資家が唯一自己管理可能なのは自ら損切りをして証拠金を減らさないことだけです。
これができない限りは2019年激動の相場で生き残ることはできないと考えたほうがいいでしょう。FX相場での失敗は相場の方向感を見誤ったからではありません。
その見誤った売買を無闇に続けてしまって損失を自分で確定できなかったから起きるということを改めて認識される必要があります。暴落に見舞われた今だからこそやり方を変えること・つまりプロテクティブトレードが求められているのです。
(この記事を書いた人:今市太郎
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