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強さを感じないドル円だが新興国通貨安は依然継続中

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週明けの東京タイムドル円は上値を追う形にはならないものの、明確に下値を模索するわけでもなく、狭いレンジ内を上下するにとどまっています。
ダブルトップを形成したように見えるチャートは一旦下値を試すのではないかと多くの市場参加者が思っているようで、突っ込んで売ろうとするとそれなりに戻る動きが示現しています。
ドル円は市場で明確な材料がでないとこうした膠着感の強い動きを続けることが多いことから、明確な動きがではじめるまでは様子を見たほうがいいのかも知れません。
ユーロドルのほうはさすがに大きく値を下げただけあって週末にそれなりの買戻しが入っていますが、イタリアの連立問題の決着のつき方次第ではまたドル高方向に振られる可能性があり、ドル円もそれに影響を受ける可能性がありそうです。

新興国通貨ではドル高が一服着きそうな気配がまったくみられない

足元の相場状況は間違いなくドル高が大きなテーマとなっていますが、新興国通貨がとくにその動きをうけて一段安で推移している点が非常に気になるところです。

すでに21年も前のことですからご記憶にない方も多いかもしれませんが、1997年のアジア通貨危機では同年4月にタイから通貨の暴落がはじまり、アジア各国の通貨が次々と暴落する事態になりました。
翌年にはその動きがロシアにも波及して、とうとうロシアはデフォルトにまで追い込まれる事態となっているだけに新興国通貨の大幅下落は予想以上に先進国の市場にも影響を与える点についてはかなり注意が必要です。
足元のドル高かつ、米債金利の上昇はこれまで主要国の低金利下で過剰流動性からイールドハンティングしていた多くの資金が米国に還流し始めるきっかけとなる可能性は極めて高く、97年ほどの問題が起きるとは俄かには思えないものの、それなりのリスクが米国市場の外側で起き始めていることを示唆しているといえます。
とくにここ数年の過剰流動性で投資先を見失った資金は金利を探して驚くほど新興国にも流れてきたことは厳然たる事実であり、これが思わぬスピードで巻き戻しを示現することになれば新興国発の通貨リスクが米国のゴルディロックス相場を突き崩しかねないだけに、ここからの動きにも十分注意が必要になってきそうです。

米国のリセッションは2020年という見方が強まる

市場では米国の経済指標が悪化するまでにはまだ時間がかかるとの見方が広がっており、明確なリセッションに突入するのは2020年ではないかとする予想も飛び出し始めています。

確かに失業率は4%を切るところまで進んでおり、この失業率が上昇しないかぎり簡単に相場の暴落は起こらないという意見も根強く、いつ起きてもおかしくはない株式相場の大幅下落はなんとなく先送りになりかかっている感じがしてきています。
ただ、市場の瓦解というのは何がきっかけになるかわからないものですし、もっとも怖いのは市場参加者の心理状況の変化で、皆が一斉に売りに走れば流動性パニックが起きることだけは間違いありませんので、足元で示現しはじめている新興国通貨のリスクも決して軽視することのできない材料といえます。
国内市場ではこれだけ円安が進んでも日経平均は大きく上昇しなくなっており、為替との連動感はかなり消えかかった状況です。
相場の先行きを占うのはいつでもかなり難しいものがありますが、どの時間足を見てもトレンドがでていないときには無理して売買せず、明確なトレンドのある通貨ペアを選択して売買するといった工夫も必要になりそうです。
残念ながらドル円に関しては足元では積極的に売買すべき時間帯ではないようで、次の動きを待つか他の通貨を模索するのが賢明のようです。
(この記事を書いた人:今市太郎
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