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相場好調起の今こそあえて暴落相場のメカニズムを考える

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2018年1月、株式市場は日米ともに好スタートを切っており、日経平均が2万3000円台を回復して新高値を付けたのに続いて、NYダウも史上初の2万5000ドル台を付けて引けています。
この数日だけみますと今年相場はさらに続伸していきそうに見えますが、昨年全く調整らしい調整のなかったNYダウが本当にこのまま今年11月の米国の中間選挙まで突き進んでしまうのか、何かをきっかけにしていきなり崩れ始めるのかが非常に気になるところです。
資本市場はそれぞれに超楽観の様相を呈していますが、果たしてこの楽観相場はどのようなことがきっかけになって反転していくことになるのでしょうか?
暴落のメカニズムは正確にはわかっていませんが、今回は改めてこうした暴落相場について考えてみることにします。

相場暴落の原因は不明確

あまりにも昔の相場暴落の話はリアリティがないため、87年のブラックマンデー以降の話に絞ってみたいと思いますが、まずこのブラックマンデーはフラッシュクラッシュの走りのような形で何の前触れもないままに相場が下落しています。

ただ、このときは日本も大きく相場が下落したものの、ほどなくして市場は元通り以上に回復することとなり、もちろんダメージは出ましたが、経済全体が崩壊寸前まで追い込まれることはありませんでした。
この暴落はいろいろと原因が口にされてはいますが、特定の著名投資家が手持ちの債券を売り始めたという噂がまわりまわって相場に流動性パニックをもたらしたのではないかという説が非常に強くなっています。
また2000年のITバブル崩壊時はITがその後も市場を変革してことは間違いないものの、それが金融市場にも革命をもたらしたわけではなく、過剰な相場への資金の流入が結果的に相場が下落しはじめた途端にパニックを引き起こして大暴落を引き起こすことにつながっています。
この時期から単純に相場が暴落するというだけではなく、金融市場のダメージが実態経済にも悪影響を及ぼすようになり金融だけの問題ではなくなりはじめたのが印象的でした。
そして2008年のリーマンショックのケースでは米国政府がリーマンのおとり潰しを決めたわけですから、かなり人為的なものとなり、これまでのバブル崩壊とは異なる形で経済自体に深刻な影響を与えることとなってしまいました。
当時のFRBグリーンスパン議長は民間の金融機関が引き起こした問題であったにも関わらず100年に一度の危機として大幅な金融緩和措置に踏み切り、10年たった今でもその流れが市場に過剰流動性を引き起こしているといえます。
この三つの暴落話の中でそれなりに役に立つと思われるのは87年と2000年のケースといえるのではないでしょうか。

市場は支えきれなくなるとなにかのきっかけで破綻する

上記の前者2つのケースを見てみますと相場は大地震と同じようにぎりぎりまで支え続けられますが、なにかのきっかけで結局大きく崩れてしまうことが確認されており、そのなにがきっかけになるのかは依然としてはっきりわからない状況です。

しかしひとつだけ鮮明なのは、相場における市場参加者が一定の方向を見なおなじようにめざしている最中にリスクが顕在化しはじめると、一気に出口に向かって走り始めることになり、その動き自体がフォロワーの動きとして増幅され、必要以上に大きな暴落を引き起こすというのが最近の研究でもわかりはじめています。
大きなホールで何か事故や事件があって一斉に群衆が出口に走り出すと将棋倒しになったり出口がつかえて出られなくなるパニック状態がいわゆる流動性パニックの本質で、人が介在している以上こうした心理的なパニック状態が暴落に影響を与えている可能性はかなり高いといえそうです。
足元の相場ではさらに問題を増幅させそうなのがAIを実装したアルゴリズムによる売買で、このAIは動きがでるといち早くそれがトレンドかどうかを見極めて相場にとことんついていこうとするため暴落がではじめるとそのスピードは驚くべき速さになることが確認されています。
2018年調子のいいところからスタートしている最中に暴落の話というのも不遜きわまりないものですが、今年は必ずどこかでその見たくない光景が展開するのではないかと非常に心配しています。
もし暴落が人の心理により発生するものならば、今年も前半は大丈夫などと高をくくってはいられない状況です。いつ起きるかはわからないと理解すべきで、個人投資家としても取引方法を改めるなりなんらかの防衛策を考える必要がでてきているのではないでしょうか。
(この記事を書いた人:今市太郎
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