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FX市場は日柄調整か、それとも値幅調整か

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どうやらこの11月のFX相場は、本格的な調整をせざるを得ない局面に入り込もうとしているようです。そこで今回は「日柄調整」と「値幅調整」について考えてみたいと思います。

日柄調整は相場が膠着する状況

相場が調整局面に入りますと、一定の日数をかけて膠着状態を解消するケースと価格面で無理やり調整を入れて自律的に解消するケースの2パターンが考えられるようになります。

そのうち相場が動かくなるケースが「日柄調整」というもので、一定の時間をかけることで相場に新たな材料が持ち込まれてそこから動き始めるという状況がこれにあたります。
2014年アベノミクスが始まってある程度株価も上昇した局面では、材料出尽くしでFX相場がまったく動かず、1日に60銭程度も動かないという日々が1か月以上続き、さすがの個人投資家もお手上げという時間帯が訪れたことがありました。
しかし、秋口からは突然動きだし、黒田バズーカ2が撃たれた同年10月末からは気が狂ったかのように、相場が上昇するといったまるで異なる展開へと突き進んだのを思い出します。
ただ、日柄調整というのはエネルギーを蓄積することであって、そのエネルギーが再上昇に使われるのか逆に大幅下落に使われるかははっきりわからない点だけは注意が必要になります。膠着した挙句に大きく下落ということも十分にありうるということです。

値幅調整は文字通り値幅で調整して次の局面へ向かうこと

一方FX相場には「値幅調整」というものも訪れます。相場が一方向のポジションに傾き過ぎた場合にそれを解消することで次のステージに突き進んでいく場合に起きるのがこの値幅調整で、通貨ペアの状況次第で上げでも下げでもこうした値幅調整が起きる可能性がでてきます。

たとえば直近のドル円はロングの方向に投機筋の保有ポジションが偏り過ぎていますから、値幅調整がでるとすれば、下方向に動く可能性が高くなるわけで、保有ポジションの枚数は国内の生保勢が外債購入のために手当てしようとしているドル円の買い切り玉より、はるかに大きくなりますから、買いがつぶされれば相場は大きく下がることになります。
足元の状況でいえば113円というのはなかなか割れませんが、ここが潰れればその下に末広がりに登場するであろう買い玉をどこまで吸収できるかの戦いになってくるわけです。
112円台に突入して中盤をさらに割ってくればもう一段下も考えらますが、実需の買いがしっかりしていればそこから反転上昇に入り、今度は大きく上昇する局面に入ることになります。
ユーロでも三尊天井のネックラインを下抜けした話があまりにも多くの市場参加者に伝わっており、ほとんどがユーロドルの売りで参入するようになっていることか逆に相場が下がらない状況を示現させており、これまた値幅調整になれば一定の戻りを試すことになりそうです。

大きなトレンドは年間に2回ぐらいしか出ないもの

どのような通貨ペアで取引をするにしても、相当流動性が確保されている通貨ペアで年間大きなトレンドがでるのは2回程度といわれます。

それ以外の時期はほとんどがレンジ相場を形成して上にいったり下にいったりするわけですが、今年のドル円相場を考えますと昨年11月から年明け1月までで18円も上昇して1年分をやってしまっていますから、確かにその後の動きは10円程度しかなく、ほとんど今年の残りの期間はおまけのような状態で相場が進行しているわけです。
やがて相場が膠着してしまうというのはよくある話で、投機筋が覚悟をきめて動かないドル円のロングポジションのほどき売りに動けば想定以上に下押しする可能性がでてくることになります。
しかしこれはあくまで値幅調整ですから、どこかで反転上昇になることも忘れてはなりません。足元の相場が果たして日柄調整でいくのか値幅調整でいくのかどちらなのかはまだ見極められませんがこのままうだうだ膠着するとなると日柄調整という最悪の事態になる可能性もありそうです。
(この記事を書いた人:今市太郎
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