ビル・グロースは短期金利上昇自体にも警告
米国は依然として借金経済ですから、これまで長く続いた、きわめて「ゼロ金利」に近い低金利時代が終焉することは消費者経済に非常に大きな影響を及ぼすことになるわけで、その点を最近、初代債券の帝王を呼ばれた「ビル・グロース」も指摘しており、ゆっくり利上げが行われることが、今の金融市場を維持するための大きな条件であることを指摘し始めています。
タカ派FRB議長指名でドル円は上昇に動き出す?
ホワイトハウスの報道官はここ数日で次期FRB議長の指名に関する発表を行うとしていますので、いよいよだれが次の「FRB」を仕切るのかが見えてくることになり、相場も大きく動きそうです。
ネームバリューから言うとパウエル、カシュカリはありえない
「ビル・グロース」も「ジェフリー・ガンドラック」も相場を延命させるために、もっとも適切な人事は超ハト派のカシュカリを選択することだとしていますが、その一方で指名の可能性は極めて薄いともしており、ハト派であるとすればパウエル理事、そしてまさかのイエレン続投ということが考えられます。