市場はすっかり日銀の「マイナス金利」に気をとられているようですが、1月28日ブルームバーグがUBSグループの警告として、上海・中国株に強制処分により大量の売りの公算を警告して市場の注目を集めています。
東京タイムはすっかり10時15分、10時半に反応しなくなったが・・
1月25日週の東京タイムは一旦株価が大きく戻したことから10時15分と10時半恒例の「中国人民銀行」の人民元レートや上海市場のプレオープンの株価にほとんど反応しなくなっています。
株式担保の融資の追加担保差し入れが急増中
上海市場は個人投資家がほとんどの市場で相場が大きく下落しても、個人投資家が追証を求められて売りを加速する以外には混乱は起こらないなどいう見方をする市場関係者が多かったわけです。
旧正月前に大きく下げれば暴落は休み明けか?
足元での上海相場の売りは旧正月を前にした換金需要と言われているようですが、昨年末米国のエネルギー系のファンドが破綻した時も解約売りが大量に登場して、換金処分が進んだのは年明けからですから、上海市場の場合も2月後半の旧正月明けに大きな下落の動きを示現させる可能性を考えておく事が重要になりそうです。
中国の相場変動は実際に起こってから大事になるのがほとんど
為替を始めとする相場は面白いものですが、中国のリスクというのはもう1年も2年も前から指摘されていることでしたが、「中国人民銀行」が「人民元の切り下げ」を実際に行うことで大騒ぎになり暴落を引き起こしています。