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新興国を襲う株安、債券安、為替安に注意

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当初から予想されていたことですが米国の利上げを受けて新興国の株安、債券安、為替安といった最悪のトリプル安と「キャピタルフライト」がかなり明確になりつつあります。
南アフリカランドもトルコリラも「高金利通貨」などといって喜んではいられないなかなか厳しい状況が示現しはじめていることをしっかり理解しておくことが必要な相場状況となってきています。
米国の利上げ直後にブラジルは「国債」の格付けがいきなりジャンク級に落とされ、為替も株価も連動して資金が逃げ出し始めています。そのほかにも「高金利」が魅力であった「新興国通貨」に大きな影響が具体的に出始めているのです。
  

南アランドは政治的な混乱も加算して大幅下落

まず南アランド円ですが、政治的な混乱もあって米国の利上げによる下落が止まらない状況です。

すでに米国の利上げを織り込む形で12月11日には対円で7.533をつけていますが、さらに下値を追う可能性も排除できず、迂闊なレベル感から買いを入れられない状況が続いています。
もちろんこの状況のすべてが米国の利上げに起因しているとは言い切れませんが、大きな影響を受けていることだけは厳然たる事実です。
  

トルコリラ円でも同様な状況

こうした動きは「高金利通貨」として人気を集めてきたトルコリラ円にも同様な動きがではじめています。

12月17日の「FOMC」に先駆けて大きく下げたトルコリラ円は、12月22日トルコ「中銀」の政策決定会合で利上げを行わなかったことからまた下落しており、不安定な動きが継続中です。
トルコリラも米国の利上げに大きな影響を受けている国のひとつで、さらに「地政学リスク」も重なって国内市場からの資金流出は明確になってきており、利上げだけでは解決のつかない状況になってきているといえます。
  

対円では架空通貨にすぎないため流動性のなさが大きな問題に

南アランド円にしてもトルコリラ円にしても「実需」が伴う通貨ペアではありませんし、市場参加者のほとんどが「スワップ」狙いで買い向かう通貨ペアです。

ですあkら、一度なにかあれば買い手不在の中で、ほとんどの参加者が投売りをはじめるという共通性があり、下がりだすとどこまで下げるかわからないというネガティブな特徴をもっています。
こうしたことを考えますと、「スワップ」だけを当てにして買うのはかなりリスクが高く、暴落後の買い以外は買い場を探すのが非常に難しい通貨ペアになりつつあることがわかります。
2016年は米国がどこまで利上げするかによってこうした「高金利通貨」の行方がかなり変わることになりそうですから、あまり楽観的になりすぎると大きな損失を被ることになりかねず、かなり注意が必要になります。
しかもジャンク債の大幅下落や「原油価格」の暴落などがあれば、現状以上の影響を受ける可能性が高いため、相当取り引きに慎重さを求められる状況になりつつあることは理解しておくべきです。
  

買い場はドル安が明確になってきたとき

新興国通貨」にもまったく買いのチャンスがないわけではありませんが、来年はドル高がどこで止まるかが大きなポイントとなりそうです。

特に年間4回想定されている利上げが予定どおり行われた場合には、かなり大きな痛手を被ることは間違いなく、買いのタイミングはほとんど訪れない可能性も出てきてしまいます。
またクロス円では対ドル以上に「円高」が進むことも想定され、簡単に買い場が現れるとは思えないのが現状です。
スワップ」だけに魅力を感じて売買するのであれば、よほどタイミングを見計らわないと原資をほとんど失うことになりかねず、低い「レバレッジ」にするなどの基本的対処法を確実に履行することが重要になってきそうです。
なにより・・そこまでして「新興国通貨」を買う必要があるかどうかという基本的な部分について、よく考えて実行に移すべき年といえそうです。
(この記事を書いた人:今市太郎) 
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