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外為どっとコムでシステムトラブルが発生!

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新聞各紙の報道によりますと、外為どっとコムで13日原因不明のシステム障害が発生し、13時20分ごろからログインできない状態が続いたということです。
昨日のヤフーニュースにも出てましたね。 
「39万口座」全てが取引が出来なくなったという・・恐ろしい状況です。
これを受けてこの直後から、同日の21時52分まで緊急メンテナンスを実施したという報告が同社のサイトにアップされています。(現在はシステム回復)

サーバー環境は万全のはずだった・・

最近では外部からの攻撃もあるため、システム概要についてはこうした店頭FX業者が詳細を開示することはなくなっています。
直近のサーバー構成を確認することはできませんが、外為どっとコムは日本HPを利用して業界でもいち早くBCPを実現したFX業者であり、DT(ディザスタ・トレイラント)を実施した会社として有名です。
2005年から沖縄データセンターを開設して、万が一東京データセンターの運用が困難になった場合でも短時間でサービスを復旧できる体制を整えたことになっています。
有明にある東京データセンターがダウンして、システムが停止し取引データが失われてしまうような事態は、万が一にも避けなくてはならないため、DT対策の実施に踏み切ったとしています。
バックアップ先となる沖縄のデータセンターは県が供給する「情報産業ハイウェイ」を活用することで東京・沖縄間を結ぶ100Mbpsの高速回線を無償で利用でき、外為どっとコムではこの通信コストの低さを利用して沖縄のデータセンターを稼動させています。
現状のシステム構成がこののままの状態かどうかは不明ですが、DT立ち上げ時の構成は次のようになっています。

問題はどのぐらい影響がでたか?

いくらHPのノンストップサーバーを使おうがBCPのバックアップデータセンターを沖縄に設置してあろうが、一旦止まってしまえば顧客に損害がでることは免れない状態です。
同社が発表しているごくごく少ない情報を見ますと、アクセスができないだけでなく、この間は売買もできていない状況ですから「指値も逆指値も出来ない」ことが容易に推測されます。
最近また国内業者の間で取引額や預かり金といった異なる種目でナンバーワン告知競争が再燃していますが、外為どっとコムもこの6月に預かり資金額が「1100億円」を突破したことを大々的に発表したばかりで、逆に言えばかなりのトレーダーに影響がでたことが推察されます。

ドル円でストップ期間ほぼ90pipsの動き

この外為どっとコムのサーバーストップ期間というのは、運悪く「EU関連でギリシャとの暫定妥協案が合意」という発表報道が出た時間帯と被っており、それまでほとんど動きがなかったのにも関わらず、午後15時過ぎに吹き上がった時間と重なり合っています。
ロングのポジションを持っていて、リミット注文をしていない状況でサーバーストップになってしまったトレーダーに関しては、回復直後にさらに相場は上昇していますから、実害もなく利益確定できていればほっと一安心かも知れません。
しかし、ショートポジションの場合は、この吹き上がりで強制ロスカットを食らった可能性もあり、なかなか穏やかな話ではない状況といえます。
※ドル円チャート

ユーロドルは上下に移動して被害甚大

ドル円は一方向に上がりっぱなしなので比較的トラブルの内容もわかりやすくなりますが、もっとも厄介なのはこの間のユーロドルです。
ユーロドルの値動きですが、13時20分を基点にして、まずユーロ圏のギリシャ合意報道を受けて午後16時前に一旦吹き上がっています。この時すでに「60pips」の上昇
しかし、その直後に材料出尽くしになり、しかも合意された内容が「3日たらずでギリシャが議会で法制化」という恐るべき条件も含んでいた為、ロンドン勢参入後から下がり始める事になってしまったのです。この下落が「99pips」 高値からみれば「160pips」近く下落することとなっています。
これは下手をすれば・・上方向も下方向も両方ともストップロスが狩られた可能性がでできますし、ぼんやり損切りも設定せずに見ていたトレーダーの一部は強制ロスカットを食らった可能性も否定できません。
※ユーロドルチャート

果たしてどのような決着がつくのか

こうした「驚愕の値飛び状態」が示現した例となると今年1月15日のスイスフランショックを思い出します。しかし、この場合はカバー先のインターバンクからのプライスが出ない中で値飛びをしたわけであり、今回の「サーバーが稼動しませんでした状態」 つまり人為的に引き起こされたトラブルとはわけが違います。
世界的にも預かり証拠金額が大きく、BCPにも絶対的な自信をもっていたはずの外為どっとコムが、今回のこのケースで顧客にどのように損失を補填していくことになるのか非常に注目されます。
この場合、指値も逆指値も強制ロスカットも、すべてはシステム再稼動ではじめて確定しているため、トレーダーは自分でリスク管理していた以上に損失を食らった可能性が高いところが大きな問題です。
仮にストップロスを置かなかったとしてもサーバーが止まることで、
損失が単純に個人負担といえるのかどうか?」が争点となりそうです。
東日本大震災があっても店頭、取引所FXのサーバーは一切止まらなかっただけに、業者のシステム問題が起きた場合にどうヘッジすべきなのかはかなり考えさせられる問題といえそうです。
(この記事を書いた人:今市太郎
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