21日のドル円相場は110.350円あたりからアジアオセアニアタイムが始まり、相当売り上がりしてショートが溜まっている気配濃厚であったことから案の定相場が持ち上がりはじめストップを次々とつけることで110.750円まで上昇することとなりました。チャートを見てい...
FXコラム
トランプは何故経常収支の数字を気にしているのか?
経常収支というと、なんだかよくわかんない、と思う方は非常に多いと思います。なぜなら、言葉をみて何を意味するかわからないからだと思います。経常収支というのは主に「貿易収支と財政収支を合わせた数字だと考えればいい」のです。トランプさんは、今、この数字をみてギャーギ...
パウエル議長の利上げ継続発言でドル円は110.450円超まで戻す
20日のNY市場はNYダウがパウエル議長の利上げ継続発言に敏感に反応して売られましたが、米10年債利回りは逆に上昇しそれにつられるようにドル円も110.450円台まで戻す形となっています。貿易問題は双方が関税に関して応酬するとしても急激に話が詰まってくるわけで...
米中貿易戦争を侮った私
チャートがゴチャゴチャしていたので、売りかな、と思いつつ買ってしまった、人を小ばかにしていたのでこうなったのかな、とも反省する私です。今回、曲がった原因を分析していくと、私の曲がった原因というのがはっきりしていくと思いますので、それを書いていこうと思います。ロ...
FOMC利上げ年4回でもイールドカーブフラット化が止まらない
6月のFOMCの結果を受けてほぼ今年は年4回の利上げが見えてきた状況ですが、市場では米2年債と10年債のスプレッド差がますます縮小しつつあり、このままでは秋を待たずに逆イールドが示現しかねない状況になってきています。米10年債金利はさすがに強烈な売り持ち枚数が...
アメリカ国債先物について
国債の先物というと一般の投資家にはかなりハードルが高いものという方は多いと思います。通貨先物やオプションなどもあるのですが、どれも、1口当たりの金額が1000万円単位であって、参入するのにはかなりの壁の高さになると思います。今回は、そのアメリカ国債先物の値動き...
24日トルコ大統領選エルドアン勝利でまたトルコリラ激下げの恐怖
24日、次の日曜日トルコでは大統領選と議会選挙が同時に開催されます。足元の予測では大統領選には6人が立候補しており、うちイスラム系与党・公正発展党(AKP)の現職、エルドアンが優勢となっているようです。各種世論調査では、エルドアンが50%前後、インジェが20~...
米国、中国の貿易戦争についての今後
やるであろう、と言われていたことが、現実にトランプ大統領が発動をしました。それに対して中国が報復処置を取り、混沌とした状況になっています。何度も言うようにトランプさんはレーガン大統領に憧憬をしており、1980年代の日米貿易摩擦を彷彿とさせます。では、何回かは触...
淘汰が進みそうな国内店頭FX業者
ずっと懸案になってきました国内店頭FX業者に対する一律の「レバレッジ10倍規制」がどういう風の吹き回しなのか、今回はあっさり見送られることとなり、その代わりに個別の業者に対する厳密なストレステストを行うことで、その決壊次第で個別業者にレバレッジ規制を施すという...
18日からのドル円はユーロ次第~だが米中貿易リスクの円高にも注意
怒涛の一週間が過ぎ去り、相場は18日からリセットといった雰囲気です。ただ、思い返してみますと、ドル円はそれほど驚くほど動かなかったわけですが、ユーロドルは必要以上に相場が反応してしまった感があり、この動きが一旦終焉するのか対ドルで1.15割れを目指すのか次第で...