米中貿易戦争が発動され、残りの2000億ドルも発動されることも不可避になることでしょう。この背景は、アメリカの経常収支の赤に由来しているので当然、と思っていいでしょう。しかし、これが回避されるとか言っちゃっている人たちって、何もこの根幹を理解していないと思いま...
FXコラム
9日週のドル円は横展開か下落方向に注意
7月第一週のドル円は上値試しの動きから始まりましたが、111円にはかなり大きなオプションが存在しており111円を超えるとオプション見合いの売りが阻まれる形で何度か111円超えを見ることができたものの、結果的には5月21日の高値を超えることができずに週末は110...
雇用統計の数値からアメリカ経済を読む
何度もお話しをしていますが、経済指標には先行、一致、遅行指数にカテゴリー別けをされます。そのほかに政府、企業、家計というカテゴリー分けもされます。今回はこの観点に絞って解説をしていきたいと思います。私の、きのう買ったドル円だけが憤死し、ほかは全部、利が乗ってい...
失業率反転上昇で危惧される米国相場下落
6日に米国・労働省が発表した米6月雇用統計のNFP/非農業部門雇用者数は、2カ月連続の20万人台の増加となり予想外の伸びとなりました。また過去4月、5月の2カ月間の数値に関しても3.7万件上方修正されることとなっています。その一方で、失業率は4.0%と、予想外...
景気後退懸念か?私は今日から買いたいと思う。
FOMCの議事録でも討議されたようですが、景気の後退懸念があるそうです。なんだか、その理由は貿易摩擦、戦争懸念らしいのですが、この疑念を今回は晴らしていきたいと思います。そもそもの今の状態去年、FRBが完全に量的金融緩和を停止し、その財政は計画通り、減っていま...
大荒れ間違いなしのNATO首脳会談が相場に与える影響について
11日、12日の両日ブリュッセルでNATO首脳会談が実施されますが、これまでそれほど世界的には注目されなかったこの首脳会談、今回は大荒れになりそうな状況となってきています。トランプ大統領がNATO加盟国に「もっと金を出せ」と恫喝をかける場になることがほぼ間違い...
対中制裁はおそらくするだろう@トランプが車にこだわる理由
明日が期限と迫った、アメリカの中国への報復関税はこのブログを読んでいる方にはおわかりになると思いますが、報復関税は実施することになるだろう。その理由は今まで、さんざんに書いてきました。かんたんなことで、アメリカの経常収支赤字の拡大が続くことであろうから、誰が何...
ガクトコイン大暴落に見るICO事案の心もとなさ
さて、昨日は米国が独立記念日で相場が動きませんでしたので、閑話休題でICO事案についてご紹介してみたいと思います。昨日大変な話題になったのが「ガクトコイン」ことスピンドルの大暴落でした。自分の所属事務所の倒産すら防げない、テレ朝認定一流芸能人のオッサンがそもそ...
トランプの大統領選出は偶然ではなく米国社会の必然
3日のNY市場はさすがに独立記念日前ということで利益確定売りが進み、株も為替もそれなりの調整をして終えています。本日は独立記念日で米国市場がお休みですから、東京タイムが終わってロンドン勢がでてきても大きな動意が得られない相場になりそうで、今週は6日まで様子見の...
なぜテレビやマスコミは利上げをすると叫ぶのか?
テレビや報道をみているとFRBが利上げをすると騒ぎます。私からみれば、今回のPCE価格2.3という数字はFRBの目標を上回っていますが、この数字というのは1-3月にドル安によってもたらされた数字になります。4-6月はドル高で推移をしたのですからこのPCEやその...