例年2月から3月は比較的ドル円も安定し、年度末に向けて上昇傾向にあることから「実需筋」も今年の6月位までの輸出の決済用のドル円売りをこの時期に仕込むことが多くなるものですが、今年はちょっと状況が異なるようです。年初からの下げが、輸出業者の手当てを遅らせたまま円...
FXコラム
覚醒をする大円高@円高論者若林栄四氏の新刊
昔から、トップディーラーとして君臨をしていた若林栄四さんが新しい著書を出されるようです。その名も、「黄金の相場予測2016 覚醒する大円高」という本らしいです。この本は2/27発売で本日は2/21になりますので、当然、私はまだ読んでいません。また、私は若林さん...
金融関係者が口にし始めた90年代バブル崩壊
1月から大幅下落が続く株と為替の相場は特に日本に絡むところが大きく下落しており、買い向かった向きも売り向かった向きも等しくやられてかなり痛んでいる状況が継続しています。株では「追証」を捻出できず相場から撤退したトレーダーも多いようですし、「ストップロス」をおか...
114円台で週末を終えられなかったドル円
2月11日に怒涛の下落を経て何とか週明け114円台まで回復したドル円ですが、114円後半を試しにいき、その重さをしっかり確認してからは113円台に下落する事となりました。週後半からは112円台での動きとなり、完全に日経平均とともに二番底をゆっくり試しにいく展開...
ドイツ銀行危機の深刻度はばかにできない
1月29日に発表された日銀の「マイナス金利」は円安政策として日銀が満を持して投入した内容であったはずですが、結果は全くの逆効果で既にこの発表からたった10営業日にしてドル円は111円を割りあっさり10円の暴落を示現することとなってしまいました。当然、効果的面と...
ミセス・ワタナベの正体は?その投資手法に迫る
為替関連のニュースを見ていると、「ミセス・ワタナベ」という言葉に出くわします。直訳すると「渡辺夫人」となるでしょうか。今回は気になる為替用語、ミセス・ワタナベについてお話しします。ミセス・ワタナベの正体早速ですが、ミセス・ワタナベの正体をお話しましょう。「ミセ...
日銀は本当に為替介入ができるのか?
2月11日、日本は祝日で休場であったこの日、「ヘッジファンド」などの猛烈な売り仕掛けで、朝方113円台だったドル円は夕方までに110円台にまで下落するという猛烈な円高方向への動きが示現することとなりました。この日の夕刻、欧米の外国為替市場で円相場の不自然な値下...
アベノミクスはなぜ失敗するのか?を検証!
私は本欄に寄稿をするようになって半年以上経過をすると思いますが、その間、「アベノミクス」の最終局面は失敗になるだろう。ということは、数ある予測のうちこれだけは変わりません。今まで、様々な急落場面を当ててきましたが、その予想は日々のメンタルで変わっている側面もあ...
3月追加緩和で本当に相場は戻るのか?
週明け15日の東京市場はようやく株が底を打ち1200円程の大幅反騰となったことから、ドル円も114円を見る展開となりました。米国市場は休場でしたが、議会証言に登場した「ECBドラギ総裁」が「インフレ」の状況が現在のままならば3月に追加緩和の用意があると発言して...
GDPから判断する今後のドル円は円安傾向?
年初から続いた急落症状というのがようやく収まったような感じになります。こう書いているそばから、日本の「GDP」が発表されて年率でマイナス1.4パーセントということらしいです。なお、内容には万全を期しているつもりですが取引においては自己責任におい...