28日政策決定で現状維持を決めた「日銀黒田総裁」は、その後の午後3時半から開催された記者会見に何食わぬ顔で現れ、妙に上機嫌で高笑いを浮かべていたのが印象的でしたが、かれこれ10日近く経過して、首相官邸と日銀との間に不協和音が漂い始めてきていることが市場から漏れ...
FXコラム
ドル円戻りの目安@為替介入ができない理由
相変わらず、麻生副首相、兼財務大臣が吠えていますね。介入の覚悟もあるなんて言っているみたいですが、介入は公的年金や郵貯マネーでしかできないことはみなさん私が散々解説しているように知っていますよね。それを「できる、できる」と騒いでいるのですが、「うるさいよ」とし...
米国QE4を予想したビルグロースの発言
最近なにかと話題のブルームバーグですが、米国の4日債券王として市場で一目をおかれてきたジャナスキャピタルの「ビル・グロース」が債券購入による量的緩和の第四弾~QE4が向こう1年ほどで始まる可能性があると発言している記事が掲載されたことから注目を浴びています。実...
基軸通貨「ドル安」の意味がわかりますか?
私は「上海合意」によって、ドル安になるよ、と3月くらいから言っています。それ以前に円高、ユーロ高になるよ、と去年から言っています。今回は、みなさんにこのドル安という意味は世間一般でいうドル円相場においてのドル安の意味ではなく、「基軸通貨」のドルが安いという意味...
RBAの本格通貨安戦争参戦での豪ドル円
5月8日中国の4月の「貿易収支」が発表されドルベースの輸出額は、前年同月比1.8%減の1727億ドル、前月は昨年6月以来9カ月ぶりに前年同月を上回り、中国復調との見方もありましたが、4月は再び前年割れとなってしまいました。また、輸入も同-10.8%となり、こち...
株式相場の次は債券相場~またもや中国リスク
3月、4月と比較的落ち着いた相場が続いた中国市場ですが、ここへ来て今度は株式市場から債券市場にリスクが飛び火しそうな状況が顕在化しつつあります。5月4日にブルームバーグが報じたところによりますと、中国債券市場で今年中国企業が償還しなければならない社債規模が、3...
トランプ政権の誕生でFX市場はどうなる?
米国の大統領選挙というのは過去に遡っても実にいろいろなことが起きているものですが、共和党ではトランプ氏の最大のライバルであったクルーズ上院議員が正式に撤退を表明したことから、「ドナルド・トランプ氏」が共和党の大統領候補として指名される可能性が高まりました。この...
ドル円相場の戻りの目処は108円台後半か?
このゴールデンウイークは序盤から大方の予想どおりドル円が大きく下落し、ユーロドルが1.16に届くという怒涛の急展開が見られたことから、さらなるドル円の下押し、ユーロドルの上伸を狙ってポジションを保有したままだった方もさぞや多かったことと思います。しかし、4日ド...
英国はEU残留濃厚?ポンドは下落しない?
ゴールデンウイーク、ドル円の下落ばかりが目につく状況ですが、そんな中で独特の動きをしているのがポンドです。オバマ大統領が訪英したあたりから、様々なメディアの調査、ならびに英国人が大好きな賭けのサイトでもEU残留の数字のほうが大きかったため、この間ポンドは対円を...
米財務長官発言で一転巻き戻ったドル円
本邦勢がゴールデンウイークの連休で不在の3日、ドル円は事前の予想通り105.500円に近いところまで売り込まれましたが、同日のNYタイムでは一転大きく買い戻される形となりました。最初は単なるショートカバーかと思われましたが、ルー財務長官の「日本は、国際的な為替...