為替相場は相変わらず方向感のない動きを継続中ですが、ここへきて市場から次回FOMCに対する観測が強まりつつあるようで注目を集めています。これは前回のFOMC開催中にちょうど起きた米ドルの短期レポ金利が大幅上昇したことを鑑みて10月のFOMCでは利下げではなくQ...
FXコラム
この秋もっともあてが外れたテーマ~BREXIT
まだ終わったわけではないですが、不遜にもFX市場ではこの秋最大のテーマになるのではないかと考えてきた英国のBREXITでしたが、正直足元の状況はこの先どうなるのか全く見当がつかなくなってしまい、どうも間違いなく予想がはずれてしまったようです。8月段階から合意な...
10月相場の肝は果たしてどこにあるのか?
いよいよ週明けから10月相場で今年も残すところ3か月あまりというなかなか厳しいところに差し掛かってきています。すでにこのコラムでも書いていますようにヘッジファンド勢も年前半が低調な相場であったことからここからの3か月でなにかに猛然と投資をおこなって利益を得ない...
突然降ってわいた市場のテーマ・トランプのウクライナ疑惑とは
24日のNYタイム、急激に株価が下落しドル円のそれにつられるように下値を広げる展開となりました。しかし、トランプ大統領がウクライナ大統領との会談の内容を開示するという報道が伝わると驚くほど相場が吹き上がる展開となり、さらにその後民主党下院議長のペロシ女史がトラ...
日本株は今週末から来週にかけては正念場
9月相場では米株の動きとはまったく別にじり高上昇を果たしている日経平均ですが、もともと9月は相場が上昇しやすい時期であるとはいいながら日本株だけがじり高を維持してトレンドを発生させているというのには若干違和感を覚えるところです。日本株が堅調であることからドル円...
短期のレポ金利が跳ね上がると思い出す日本の1997年11月
9月17日ドルの短期レポ金利が猛然と上昇し突然10%となった話は個人投資家にとってはもうひとつピンとこない話です。株も為替も特別この状況に恐れおののくような反応は見せませんでしたがNY連銀は正式に10月10日まで連日資金供給を行うことを決定しています。9月末な...
プラザ合意から実に34年~ドル円の歴史は政治的翻弄の歴史
もはやだれも口にしませんが9月22日というのはプラザ合意がなされた日であり、あれから34年の歳月が経過したことになります。当時はなんで主要国を集めてドル安に誘導するように皆で決めたのかまったくよくわからなかったわけですが、今になって思うと通貨安誘導することが自...
いきなり悲観的ムードの高まるドル円相場
主要国中央銀行の政策決定会合を経て為替相場はほぼ材料出尽くしの感が強くなっており、次のテーマが登場するのを市場参加者総出で待っているかのような動きになってきています。本邦勢は週末が三連休ということもあって手仕舞いが出やすかったとも言えますが、米中の通商交渉にか...
さすがに材料出尽くしの相場
19日、主要な中銀の政策発表を終えた相場はさすがに材料出尽くしとなったようでドル円は東京タイムの最初だけ前日のFOMC後の流れをうけて108.500円を試す動きになりましたが、どうやら108.500円から上は国内の輸出自動車企業が大きな売り玉を持ち込んだようで...
年内利下げ打ち止め感が強くなった今回のFOMC
19日午前3時市場が注目したFOMCの結果発表があり、市場の事前予測どおり0.25%の利下げが実施されました。パウエル議長に言わせれば保険的な利下げの二回目ということになりますが、さすがにFOMC内では意見が分かれたようで現状維持を訴える委員もでていることから...