先週NYタイムが引ける前の日本時間午前2時、ヒラリークリントンメール問題についてFBIが捜査を再開した報道がヘッドラインを駆け巡り株も為替も一時的に下押しをしましたが、事実の内容がよくわからずに、ほとんどの市場がどう対応していいかわからず値を戻す形となりました...
FXコラム
マイナス金利の深堀は本当にできるのか?
Photo Reuters.com9月の政策決定会合に長短金利操作付き量的・質的金融緩和なるものを打ち出した日銀ですが、さすがに11月の決定会合は様子見を決め込むものと市場は判断しているものの、市場の評価は「黒田総裁」が自画自賛するほど高いものではなく、しかも...
ヒラリー&トランプリスクが誰も読めない模様
大統領選挙までわずか11日というタイミングで突然飛び出した、FBIのヒラリーメール捜査再開報道で大きく下落したドル円でしたが、捜査再開だけが示されたのみで、その後1日以上経ってもこれからどうなるのかさっぱりわからないことから、あらゆる金融市場はこれをどう消化し...
カーニーBOE総裁が数日以内に辞任か?
週末英国のメディアが挙って「マークカーニーBOE総裁」が週明け数日以内に辞任するという報道をはじめています。表面的には「GDP」が増加したりして比較的安定しているかにみえた英国経済ですが、法人税は減少し、VATも低迷、借り入れ費用の増大などもかさみ、さらに極度...
105円台からは上値が一気に重くなるドル円
27日のNYタイム、やはりファンド勢が買い上げると思ったところ案の定無理やり105円台に載せて来たドル円相場ですが、ここからは105円台に定着してはいるものの、果たしてどこまで上がるのかが大きな注目点になりつつあります。週末を控えて28日のNYタイム105円台...
イエレンの”高圧経済発言”に高まる疑問
米国はこの10月大統領選挙に気をとられてきましたが、その一方で10月14日に「FRB」の「イエレン議長」が講演で発言した高圧経済なるものの真意が徐々に話題になってきています。市場では緩和を続けて利上げを行わないつもりなのかという大きな疑問も投げかけられようにな...
リスクオンだけでないファンド勢による仕掛け
今年もファンド勢の利益が出ていない状況であるのは、既にこのコラムでもご紹介していますが、相場では外資系ファンド各社窮鼠猫をかむような思いで、利益獲得のために猛然と動きはじめている状況が垣間見られてきています。NYタイムに「CME」の日経平均の先物を買い上げると...
ユーロ円のかい離と予想値について解説
ここのサイトに書いたと思いますが、かつてユーロ円の安値、高値の出し方について書いた記憶があるように思います。今回は、移動平均のかい離についてお話をしていきたいと思います。ユーロ円の特徴上記はユーロ円の月間足になりますが、提供できるチャートがこれだけしかなかった...
経済損失より移民制限を重視する英国民
突然教権を振りかざしてハード「BREXIT」へと突き進もうとしていることがわかったメイ首相ですが、議会は猛反発しているものの、国民のほうは逆にそれを支持し、EU単一市場へのアクセスよりも移民制限を重要視しているという世論調査が開示され話題になっています。25日...
AI時代に人間トレーダーは生き残れるのか
AI技術は進歩を続けているAI(人工知能)の技術が進歩を続けています。10年ほど前にはロボットがぎこちなく歩くだけでも驚嘆の声が上がっていたことを思うと、ロボット産業の進歩の速さがわかりますね。AIはすでにソフトバンクなど一部企業で接客担当者として活用されてお...