6日に発表された米国の「雇用統計」は非農業部門雇用者数は予想を下回る15.6万人の増加となったものの、平均時給の伸びが予想を上回り2009年以来最大の伸びとなる0.4%となったことが好感されドル買い株買いが進みました。完全雇用が実現する中で、人手不足からいよい...
FXコラム
ビットコインと中国人民元の知られざる関係
年明けというのは例年中国がらみで何か事が起きやすい時期になるものですが、今年は仮想通貨の「ビットコイン」が過去最高値から23%も一時的に下落することとなり、その背後に中国人民元と深い関係があることがいきなり表沙汰になりました。果たして「ビットコイン」と中国人民...
ユーロドルのドル売りから始まったドル安相場
年初早々東証では日経平均が大幅上昇し4年ぶりに大発会でプラスからはじまったことで市場はリスクオンモードになったかのように見えました。為替もドル円は久々に118円を回復するなど比較的堅調に推移し、上値を再度試しにいくかのように見えた相場ですが、「FOMC議事録」...
トランプのツイッターのつぶやきは超危険
3日は欧米勢がほぼそろい踏みでやっと本格的な年明け相場が始まりました。ロンドンタイムから買いあがっていたドル円は久々に118円台を示現させ、NYタイム午前0時に発表された全米の製造業景況指数が予想を上回ったのを好感して118.59円という昨年12月15日以来の...
FXの1月アノマリーは本当なのか?
為替の「アノマリー」には実に様々なものが存在します。その明確な理由ははっきりしないものの、過去の動きの統計をとってみますと、一定の法則があるものと「アノマリー」と呼んでいます。果たしてこうしたものをどこまで信用したらいいのかについてはかなり悩むところであり、た...
しきりに噂されはじめた第二次プラザ合意
東北以北以外は好天に恵まれて比較的のんびりした正月の様相ですが、そうのんびりしてはいられないのが為替相場で、とくに3日からは欧米の本格的新年入りということで、上方向なのか下方向なのかは判らないもののそれなりのスタートダッシュがはかられる週になるかどうかが注目さ...
7のつく年は変動が大きい相場がやってくる
2017年がいよいよスタートとなります。為替市場の専門家は今年も様々な相場予想をしていますが、7のつく年というのは市場に大きな変動が起きる都市だと言われています。古くは1987年の米国の「ブラックマンデー」、1997年の味あ通貨危機、2007年の「サブプライム...
ドル円年足陽線ならず@微妙な年明けへと続く
2016年の為替相場はだれも想定しなかったような大相場となってしまいましたが、クリスマス前後から静かな動きとなりドル円は12月30日のNYタイム終り値でぎりぎり117円台をつっかけて終了ということになしました。2017年の正月は曜日のならびから欧米でも2日が振...
掉尾の一振から大きく遠ざかった年末相場
年末の株式相場は掉尾の一振といって高値引けとなることが多く、今年も日経平均はぎりぎり2万円をつけるのではないかとかなり証券市場では期待が高まりましたが、どうも残念ながらそうした動きにはならないようで、為替相場も米国の10年債金利の低下から120円を振り切る動き...
アメリカの利上げによる新興国への影響は?
トランプ期待の相場展開だけが前面に出てしまい、悪い材料がほとんど材料視されない不思議な相場展開が続いていますが、今年の1月を思い起こしてみると、いきなり新興国経済に米国利上げの影響が出始め株価もドル円も大きく下落した経緯が改めて思い出されます。ところが「FRB...