いままで、ドル円のトレンドを見るのには、「4時間足の単純移動平均30」をみればよい、という話しをしてまいりました。現在は、完全に4時間足の30をしたまわり、今後の焦点は日足の30が下向きになるのを目指すことになるでしょう。少しだけテクニカルにふれておけば、現在...
角野 實のコラム
中国の鉱工業生産、4-6月期GDPに注目!
本日は中国の指標の発表で鉱工業生産、4-6月期GDP、小売売上高の発表になります。日本は、訳の分からない休日でお休みですが、この指標の発表で大きく動く可能性がありますので、注意をしましょう。中国の経済状態なんて知らなくてもいい?!私は、最近は全く中国経済に関心...
昨日のFXコラムを読んでどう思ったのか?
きのうの「消費者物価指数」は間違いなく悪い、とその発表前にきのうは書きました。⇒ ここからどうやってドル円を売るのか?の話それを原稿をあげたのが発表の1時間前だったので、みなさんの前にアップされたのはいつになったのかはわかりません。幸運にも、発表前に読んだ方は...
ここからどうやってドル円を売るのか?の話
前回、「雇用統計」直後に、本来なら予想外に良かった結果から、本来であれば円高に行くはずだったものが、113.5で叩き切れなかったので、一度、売り方を踏ませるために0.5パーセントの戻りが発生するメカニズムの話しをしました。その計算を間違えるというハプニングがあ...
イエレン議長議会証言の内容と金利低下
一昨日、「イエレン議長」の議会証言にてようやくドル円相場が下落をしたという解説がほとんどを占めますが、今回はその説明をしてまいりましょう。金利低下実は一昨日の朝のコメントにも書いたように、「イエレン議長」が議会証言をする前からアメリカの債券市場は上昇し、その意...
「曲がり屋にむかえ」、「踏んだら、終い」
「曲がり屋にむかえ」、とは先物相場での鉄則のような格言になりますが、今では、私がそのような存在になる。長期的に円高であるのは、間違いないことだとは思いますが、この円安はあまり理解ができない。もちろん、日本経済がアメリカの経済よりも若干よいということが円安の背景...
2017年夏から秋にかけて為替はどうなる?
今朝のモーサテには吃驚したというのが本音だろう。私の大嫌いな尾河真樹が、私と同じような説明をし始めた。今まで、私は、「ユーロ>ドル>円」というように現状の通貨の強弱関係を記していましたが、彼女は「円<ドル<ユーロ<高金利通貨」と表記をしていて、今後の注目ポイン...
やはり、何も決まらなかったドイツG20
先週にドイツで行われた、「G20」は何も決まらなかったというのは正直な感想です。その内容を検証してまいりましょう。そもそもG20とは何?そもそも、「G7」と「G20」の違いがわかっていない方のほうが多いと思います。7と20だから参加する国の数が違うというのは誰...
為替レートの決定要因と通貨の需給について
今まで、原油相場の値段決定要因というのは、需給は関係なくはないということを散々、書いてきました。原油相場の価格決定の重要要因というのは、ドルの高さ、安さにあると書いていました。現在、ドルはユーロに対して弱く、以前にも記しましたが、ドルが弱いといっても、特にユー...
6月雇用統計の解説@戻り高値は何円か?
6月の非製造業新規雇用者数が日本時間7月7日9:30に発表されました。その内容は新規雇用者数22万人、失業率は1ポイント悪化の内容でした。この数字の予想の仕方先ず、先般から発表になっているISM指数、製造業、非製造製造業ともにこの数字が劇的な改善をしています。...