ずっと、今の訳がわからない状況のマーケットがようやく理解できるようになりました。やはりモノの見方を近視眼的にみたら何もわからず、長期的にみればすべて、今、起こっていることが理解できるようになります。今回はその話をしてみましょう。おそらく、この話を聞けば「目から...
角野 實のコラム
ZEW景況感指数の期待指数と他の先行指標
ZEWとは、欧州経済センターのことになります。このドイツの景況感指数が重要視をされる理由というのはヨーロッパの代表的な景況感指数が、ifo指数になります。このifo指数というのがヨーロッパでは代表的な景況感指数であり、アメリカに相当するのはISM指数、日本では...
アメリカの経済指標は中立
トランプがきのうは落ち着いてくるであろう、と書きましたが、やはり共産圏との戦いはやめないようです。きのうはロシアと中国が通貨安を招こうとしている、と言っています。その上、ロシアへの制裁も近日中に発表と、なんともお忙しい方だな、と思います。その一方でFRBの副議...
トランプは少し落ち着くであろう
今朝のブルームバーグにトランプ大統領の支持率が年初来の最高値を記録した、と報道をされました。去年から私が言っていたのは、トランプの行動規範の一つに「支持率」があることは確かです。おそらく彼はこの支持率を異様に気にしており、彼がツイッターなどで口撃をするときはた...
来週の争点は?来週の注目は小売売上
結論からいえば、シリア問題なんかではないと思います。結局、シリアなどこれで終わりだと考えています。その理由というのは非常に明快で、アメリカの財政赤字が膨らむ故にかねてから言うように軍事費を大幅に使う衝突などアメリカは望んでいない、ということです。アメリカの財政...
アメリカ景気循環の話
アメリカの景気循環の話は、これまでに何度もお話しをしてきたように、企業はある程度落ち込みをしている、そして消費者サイドは好調という話をしてきました。この見方はあまり、今でも変わっていなく、ここで企業は設備投資をしてくるとアメリカの景気は好景気循環を続けるという...
短期的利益は大きな利益を奪う!
きのうは習金平が米中貿易戦争に関して融和を示したことから中国、香港株高から日経高、円安となりました。私には全く意味がわからず、仮に貿易戦争としても、アメリカのほうがその被害は少ないのは確かです。中国のGDPに対する米国の輸出比率は4パーセント、アメリカは0.4...
シリアは想定外@トランプの思考過程はよくわからない
またもやトランプが想定外のことを始めました。先週まではシリアから撤退と言っていたのですが、8日にはお得意のツイッターでシリアをけん制し、そして本日はシリアに対して24-48時間以内に重要な決断をすると発表しました。正直言って、トランプの思考過程がよくわからない...
穀物相場とユーロ、そしてオーストラリア
アメリカの話ばかりをしているので、多少、ユーロの話もしておこうと思います。現在、アメリカとユーロの比較はドル=ユーロないしは、ユーロ>アメリカになっており、ユーロドル相場が全く動かないのは当然の帰結になります。参考までにユーロにおけるドイツの覇権が今年は崩れま...
なぜ、株買いと声高に主張するのかさっぱり理解できない
上記は、GDP上位のサービス業の景況感指数になります。景況感指数ですから50が平均になり、一応、すべての地域で50を上回っているのですから「景気が良い」と判断するのは決して間違いではありません。でもね、ピークは打っているよね、と誰しもが思うことになると思います...