ドル円があれよあれよという間に上昇してとうとう111円に乗ってしまう展開となりました。冷静に考えて見えてみて、ここまで買いあがらなくてはならない理由があるのか?と不思議に思われる方も多いと思いますが、実はこうした動きには市場参加者の特別な動きが関係していること...
今市太郎のコラム
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今市太郎のプロフィール
(2015年7月からFXコラムを執筆)
週初めに空いた窓は必ず埋めにいくものか?
今週ドル円は月曜日早朝にフランス大統領選挙の第一回目投票の結果を受けて大きく窓を開けてスタートしています。ただ、その後月曜日のNYタイムにかなりドル円が売られる形となったために空いた窓の一部分は閉めにいくこととなりましたが、正確にはまだすべての窓は埋まっていな...
1日と持たなかったドル円の110円回帰
フランス大統領選の結果を受けて上伸したユーロの影響から、ユーロ円の大幅上昇に引きずられる形で110円台にまで戻したドル円でしたが、結局ドル円単体として上昇する材料に欠けたことから単なる円買いポジションの「ショートカバー」が出ただけとなりました。ひとしきり買戻し...
仏大統領選は無難な結果もドル円の上値は重い
右翼と左翼候補の激突の可能性も危惧されたフランスの大統領選挙ですが、24日の早朝に発表された第一回の選挙では「マクロン」と「ルペン」が勝ち残るという大方の予想通りの状況になり、しかもマクロンの得票率が高かったことから過度なリスク回避は免れる状況になってきていま...
トランプ政権誕生から100日が経過した模様
4月の29日でトランプ相場が始まってからちょうど「100日」が経過することになります。しかし事前の期待とは裏腹に1月の就任以来為替のほうは方向感がなく、テクニカル的にはさらに下落しそうな雰囲気になりながらも、投機筋と個人投資家だけで回るドル円であることから売り...
ドル円の微妙な反転上昇の動き注意が必要!
ドル円はずっと相場全体が下落方向をにらんで動いてきていましたが、ここへ来てかなりショートが増えてきていることもあるようで、ほとんど下がらないことから一旦上に上がる動きが出そうな気配です。決して大きく上昇トレンドがではじめているわけではないのですが、ポジションの...
フランス大統領選挙に突如浮上のメラション
いよいよ週末は、フランスの大統領選挙の第一回目の投票ということになります。直近の世論調査では中道派で親EUの「エマニュエル・マクロン」前経財相と極右政治家の「マリーヌ・ルペン」が上位2名となり決戦投票を行うことに行うことになるのではないかと見られていることから...
英国メイ首相の決断に振らされたポンドとドル
18日のロンドン・NYタイム、ポンドが急激に下落をはじめて、それに引きずられるようにドル円も下落しました。原因は日本時間の午後11時過ぎに英国のメイ首相が声明を発表するという情報が伝わったためで、事前に何も聞かされていないマーケットは、もしかして辞任するのか?...
北朝鮮攻撃19日か?はたまた金正恩亡命か?
15日の金日成生誕105周年こそ大きな混乱なく過ぎた北朝鮮情勢ではありますが、ここへ来てさらに怪情報が市場に広がり始めています。それが「米国の19日北朝鮮攻撃説」と「中国による金正恩亡命説得説」というまったく逆方向の情報です。19日攻撃説は以前からも登場してい...
日米経済対話で為替の話がでればまた円高か
Photo Reuters 日米首脳会談時におけるペンス、浅生両氏いよいよ18日から日米経済対話が開始され、ペンス副大統領とともに保守主義派の重鎮である「ウィルバーロス」商務長官も日本に乗り込んでくることとなるため、その対話で話あわれる中身が非常に注目されてい...