週明け、どうしても上値の重いドル円はロンドンタイムに110.624円まで下押ししたあと、債券金利の上昇により一旦は111円台を回復してNYタイムの取り引きを終了しています。チャートの形状から言えばさらに下がりそうな嫌な感じになっており、どこまで下押しをするかが...
今市太郎のコラム
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今市太郎のプロフィール
(2015年7月からFXコラムを執筆)
スマホでの取引しやすさからFX業者を選択
今回は珍しく「トレードツール」に関するお話しです。10年前ではとても考えれなかった話ですが、今やFXも最初から最後までスマホで見て売買をするという個人投資家はかなり増えているようです。携帯がガラケーからスマホになったこととモバイルブロードバンドの普及により、取...
問題多発のトランプ政権下でのドル円取引
トランプ政権をめぐる疑惑や政権内の揉め事らしきものはとにかく後を絶たず、一旦落ちついてもまた次から次へと材料が飛び出してはドル円相場を下落させる材料になっています。息子がロシア関連のメールを開示したといえば値が下がり、報道官がたった半年あまりで辞任したといえば...
ユーロドル1.16超で週末取引終了
今週はドル安が市場を牽引する一週間となりましたが、週末ドル円はぎりぎり111円を守り抜いて終わり、ユーロドルも1.16台で週の取引を終えています。ドル円も114.500円レベルから考えると既に3.5円近く下落していますから、ずいぶんと値が下がった感じですが、来...
市場の期待を裏切らなかったドラギ総裁
「ECB理事会」後の会見で「インフレ」見込みに対してひどく楽観的な発言をした「ドラギ総裁」を見て市場は猛烈にユーロを買い上げる形となり1.16を明確に越してNYタイムを終了しています。今回は市場期待の梯子をはずさなかったわけですから、8月のジャクソンホールでよ...
加計問題で黒田総裁続投でも緩和政策は継続か
森友・加計学園の問題で虫の息の安倍政権ですが、この総理の妙なお友達優先政策が露見してしまったおかげで「黒田日銀総裁」の続投が財務省周辺でささやかれているという驚くべき話がメディアに露出しはじめています。ご本人は続投などせずにさっさとお辞めになりたいのかもしれま...
何もしない、できないトランプ政策はわざと?
17日夜米上院で与党・共米上院で与党・共和党が成立を目指す医療保険制度改革(オバマケア)をめぐり、共和党議員二人が反対を表明したことから上院の賛成票が過半数に満たないこととなり、可決が難しくなったことからドル円は一段と下落することになりました。これだけはあっさ...
ユーロ上昇によるドル全面安でドル円も下落
7月後半にさしかかったところで為替は結構意外な展開になりはじめています。114円台中盤からいきなり下落を始めたドル円は既に112円でもサポートされずに111.800円さえも下抜けするという思わぬ展開になってきています。これを演出しているのはひとえにユーロドルの...
ドル安で先週水準に戻れないドル円
東京タイムは海の日のお休みということでほとんど動きのなかったドル円ですが、NYタイムにドル円もユーロ円も上昇の兆しがありましたが、結局ユーロドルの堅調な動きから見てもドル安傾向は明確で112.800円レベルまで上申したもののドル円は結局反落になっています。冷静...
8月にむけての投資戦略を再構築してみた
6月の米国「FOMC」以降相場はあらかじめ想定した方向に動きそうになりましたが、どうも予想のようには動きません。7月からの自分の想定と実際の相場がどう異なっているのかについて、珍しく反省の意味をこめて整理してみることにしました。投資助言業ではないので「いつにい...