2017年の相場を振り返ったとき、やはり避けては通れないのがトランプ相場の存在です。思い起こせば昨年の11月トランプが大統領に当選した時点から、本来相場大暴落などといわれていたにも関わらず、逆に期待からどんどん上がりだして、株式市場はその後も大幅上昇でとんでも...
今市太郎のコラム
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今市太郎のプロフィール
(2015年7月からFXコラムを執筆)
M2J特許訴訟敗訴~サイクル注文差し止め
数年前にM2Jが特許訴訟で外為オンラインのサイクル注文を提訴していたのが知っていましたが、今回やっとその結論が裁判所から出ることになりました。結果は「M2Jの勝訴」ということでトラリピに使われている特許の侵害が認められたことから、外為オンラインが提供するサイク...
2017年相場回顧その4・ミレニアル世代とAIの出現
今週シリーズでお送りしている2017年相場の回顧ですが、四回目は市場のプレーヤーの変化の問題を取り上げたいと思います。相場を動かした米国金融業界のミレニアル世代国内ではゆとり世代のほうが圧倒的に有名ですが、米国では2000年代に成人もしくは社会人となった世代が...
店頭FX業者レバ10倍規制で市場に起きること
10月にもこのコラムで店頭FX業者のレバレッジが金融庁から10倍にダウンすることが決められそうだという第一報をお知らせしましたが、正式実施時期は未定ながらどうも来年この10倍レバレッジ規制は現実のものとなってしまいそうで、来年のFX相場には大きな変化が訪れるこ...
2017年回顧その3・政策金利差では動かないFX
2017年の取引を通じて強く感じたのは、各国の政策金利差をベースとしてFXは動かないということです。米国は今年年初から利上げを積極的に行い、本来はドル円では政策金利から言えばドルのほうがもっと上昇してもよかったわけですが、年間を通じてみますと、結局利上げには為...
2017年相場回顧その2・トレンドフォローが結局勝利の道
今週は今年のFX取引を振り返っていますが、二つ目のポイントとしては、結局のところトレンドフォローで売買することが大きな利益をもたらすことになったという点があげられます。これはこうした文書で読みますと至極当たり前の話に聞こえるのですが、実際にFX取引をしています...
2017年回顧・相場相関性の崩壊
今週からはもう相場も動きませんので2017年市場を振り返ってみたいと思います。まずはじめに今年の相場で注目したいのが「市場相関性の完全崩壊」です。長年FX市場を見ていますと、一応FXの特定通貨ペアと相関関係、もしくは逆相関関係のある相場というものは比較的明確に...
年末相場最大のポイントは米国税再改革法案通過の可否
米国FOMCに次いで実施された14日の「ECB理事会」では「政策金利」は据え置きとなりましたが、インフレ見通しが引き上げられたことからユーロは対ドルで1.1862付近まで、対円で133円74銭付近まで上昇したほか、対ポンドでも0.8833付近まで値を上昇させる...
波乱なく終了の12月FOMCを振り返る
注目の12月「FOMC」は予想通りの0.25%利上げとなり、FX市場は債券市場の金利の下落に呼応するようにドル円が売られる展開となっています。「FOMC」のドットチャートでは来年の利上げ回数も3回が維持されていますが、かなりの数の委員が入れ替えになるということ...
今年サンタクロースラリーはやってくるか?
サンタクロースラリーという言葉をご存知でしょうか?国内ではなぜかクリスマスラリーといった言い方をすることも多いわけですが、正確にいいますと12月初旬からクリスマスまでのラリーではなくクリスマス以降から年明けにかけてがサンタクロースラリーと呼ばれる期間です。基本...