ドル円の上下振幅が一段と激しさを増しています。13日の東京タイムでは森友問題などの不透明感も手伝って106.200円レベルまで下げたドル円でしたが、ぎりぎりそのレベルを守り抜いてその後大きくショートカバーをはじめ、なんとロンドンタイムにはそのまま107円台まで...
今市太郎のコラム
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今市太郎のプロフィール
(2015年7月からFXコラムを執筆)
すっかり買いあがる材料がなくなったドル円
週明けから為替相場はトランプのツイッター発言や日本の森友関連の公文書改ざん問題などがつぎつぎとメディアのタイムラインを巡り、朝の仲値までは調子よく上昇していましたが、その後は下値を模索する展開になり、ぱっとしない状況に陥りつつあります。森友ネタのドル円下落はま...
森友問題で安倍失脚なら株も為替も相応の下落必至
政治の憶測に基づく相場の見立てはかなり危険ですから日常的にはあまり行わないことにしているのですが、森友問題はいよいよ安倍総理の尻に火が付いた状態で関わった完了の辞任だけでは収まりがつかない状況になってきています。今後の進展は状況を注視していくしかありませんが、...
3月12日週のドル円は上値余地を確認する動きか
先週のドル円は一旦下値から戻す展開となりましたが、戻りは不明確で週明け以降この動きがさらに加速できるのかどうかが大きなポイントになりそうです。金曜日のドル円は106.500円を超えたことからそれまでショートにしていた売り目線の勢力がドテンして買いに転換したとの...
1日の上下動が大きくなると相場はバブル末期に近づいている
金曜日は東京市場は東証がメジャーSQということで注目されましたが、前日比で500円以上上昇したもののその後ザラ場で全値戻しを示現するなど猛烈に荒っぽい動きを見せることとなりました。Data トムソンロイター北朝鮮と米国が会談を行うというのが確かに支援材料になっ...
FXに思い込みは禁物!倍返しで下落したユーロドル
昨晩のECB理事会の政策金利発表にともなう動きが熾烈を極めることになってしまいました。まず、フォワードガイダンスの修正がヘッドラインで踊り「必要ならば債券購入プログラムの規模を拡大する」との文言を削除との報道がでたことから一気にユーロドルは買いあがることとなり...
コーンの辞任で政権のまともな良心を失ったトランプ
ゲーリーコーンNEC委員長がとうとう辞任したことで東京タイムに大きく売られたドル円でしたがさすがにこの件ひとつだけでは下落は続かずNYタイムには106円台まで買い戻される動きがでています。しかし、政権内で数少ないまともな良心を失ったことで、トランプ政権の関税に...
北朝鮮問題は本当に話し合いで解決するのか?
昨日のロンドンタイムに北朝鮮が非核化について米国と協議する意向を表明との報道を受けてドル円は一時的に猛烈跳ね上がる展開となりました。メディア報道の見出しだけみればアルゴリズムでも飛びついて買いたくなる報道内容ではありますが、果たして両国が会談したときに話がかみ...
米国の関税実施で貿易戦争なら米国から資金が逃げ出す
米国のトランプ政権がいよいよ打ち出し始めた関税政策ですが、突然登場して市場が嫌気したような話になっているものの、これは前々から選挙公約としても登場していたもので相場の下げの後講釈に使われている可能性も高いように見受けられます。ここからは中国とEUの対応次第とい...
ドル円は当面徹底した戻り売りか
週明けのドル円相場は完全に日経平均の株価の動きにつられて上下しており、方向感はありませんが、106円台にどんどん上伸していくような勢いも感じられず、なかなか売買のしにくい状況が続いています。今週は東京タイムは東証のメジャーSQを控えていることから、毎回水曜日も...