ギリシャ危機から既に8年が経過しようとしていますが、今後は案の定イタリアで政情不安が高まりを見せてうり、株から債券、為替までイタリア関連のものは悉く売り浴びせにあっている状況です。もともとギリシャ危機があったころから次はイタリアが危ないといわれてきたわけですし...
今市太郎のコラム
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今市太郎のプロフィール
(2015年7月からFXコラムを執筆)
金融庁奇跡の心変わりでレバ規制見送りへ
今年中に店頭FX業者のレバッジが10倍に規制されることが30日の第五回有識者会議を経て本決まりになるかと思われた金融庁でしたが、昨日突然10倍規制見送りの報道が飛び込んできました。基本的にはいい話しですから素直に喜べばいいわけですが、返す返すも不思議に思うのは...
結局今年もSell in Mayだった可能性大の米国株式市場
いよいよ今週後半から6月相場ということになりますが、今年も米国の株式市場はSell in Mayだった可能性が高くなりそうで、今後の相場の動きに注意が必要になりそうです。原油価格の下落が6月の株相場を直撃する可能性5月のNYダウは昨年のように大きく上昇すること...
米朝首脳会談まさかの再開か~またいきなりリスクオン?
いきなり6月12日のシンガポールでの米朝首脳会談の開催中止を宣言したトランプ大統領ですが、これを受けてまだ北朝鮮が会談に意欲を示している旨を朝鮮中央通信が金正恩氏「米朝会談に確固たる意思」と報道したことから、まだ6月12日に会談が開催される可能性が再度高まって...
5月28日週のドル円はどこまで戻せるかに注目
先週大きく下落したドル円でしたが、意外に108円台は底堅く、随時下げてお仕舞いになるといったほど弱含みにはなっていない状態で週の取引を終えています。ただ、ここからは既に110円台が相当重たい状況で、果たしてどこまで戻せるのかが大きな焦点になりそうです。110円...
IMMのデータから見えてくるもの
いきなり大きく上昇したところから一転して下落に転じてしまったドル円の一週間も週明け日米が休日ということもありNYタイムの午後はほとんどまともな取引がなく、119.500円レベルで週の取引を終えています。週明けにいきなり111.395円まで上伸し、22日にも再度...
単なる揺さぶりか本格的な戦闘か~米朝首脳会談キャンセルの相場への影響
ここのところ、ペンス、トランプと米国の政権の中枢を担う人物の口から6月12日の米朝首脳会談が開催されないかもしれないといいった不穏な発言が飛び出して、そのたびに為替相場は下押しを余儀なくされてきましたが、とうとう24日ホワイトハウスは正式に会談の開催中止を宣告...
恐るべしCTAのアルゴリズム~ドル円は想像以上に下落
23日の東京タイムからドル円の相場をご覧になっているトレーダーの方は、なぜこの日ドル円があっさり110円を割り込んで109円半ばまで下落したのかを納得できている方はかなり少ないのではないかと思います。確かに111円割れで110円台後半から東京タイムをスタートし...
となりの芝生は枯れはじめ?FX投資家は仮想通貨投資に注意せよ
日本仮想通貨交換業協会が発表したところによりますとビットコインなど主な仮想通貨の国内取引金額は16年度に約69兆円の市場規模となり国内ETF市場の30兆円のざっと倍のマーケットキャップを示現しはじめています。2016年の国内仮想通貨市場の規模はざっと3.5兆円...
米朝会談まさかの開催中止?~ペンス・トランプと口にしはじめたリスク
為替市場はNYタイムの終盤にさしかかって徐々にドルが売られ債券金利も低下して推移しています。これはペンス副大統領に続いてトランプ大統領が米朝首脳会談が実現しないことについて言及したことが影響しているようですが、2人の首脳が同種の発言を口にしたことで本当に実現不...