6月のFOMCの結果を受けてほぼ今年は年4回の利上げが見えてきた状況ですが、市場では米2年債と10年債のスプレッド差がますます縮小しつつあり、このままでは秋を待たずに逆イールドが示現しかねない状況になってきています。米10年債金利はさすがに強烈な売り持ち枚数が...
今市太郎のコラム
FXレポートプレゼントの詳細はこちら
今市太郎のプロフィール
(2015年7月からFXコラムを執筆)
24日トルコ大統領選エルドアン勝利でまたトルコリラ激下げの恐怖
24日、次の日曜日トルコでは大統領選と議会選挙が同時に開催されます。足元の予測では大統領選には6人が立候補しており、うちイスラム系与党・公正発展党(AKP)の現職、エルドアンが優勢となっているようです。各種世論調査では、エルドアンが50%前後、インジェが20~...
淘汰が進みそうな国内店頭FX業者
ずっと懸案になってきました国内店頭FX業者に対する一律の「レバレッジ10倍規制」がどういう風の吹き回しなのか、今回はあっさり見送られることとなり、その代わりに個別の業者に対する厳密なストレステストを行うことで、その決壊次第で個別業者にレバレッジ規制を施すという...
18日からのドル円はユーロ次第~だが米中貿易リスクの円高にも注意
怒涛の一週間が過ぎ去り、相場は18日からリセットといった雰囲気です。ただ、思い返してみますと、ドル円はそれほど驚くほど動かなかったわけですが、ユーロドルは必要以上に相場が反応してしまった感があり、この動きが一旦終焉するのか対ドルで1.15割れを目指すのか次第で...
米欧中銀の金融引き締めで変わる市場
ECBは正式に資産買入を年内で終了することを発表しましたが、金利だけはそのまま1年先まで温存するとしたことから市場には大きなネガティブサプライズとなってしまいユーロドルは一気に300PIPSも下落するという番狂わせを演じることとなってしまいました。出口戦略の履...
FIFAワールドカップとラマダン明けは相場に影響するか?
サッカー好きの方なら言わずと知れたワールドカップが14日からいよいよロシアでスタートとなります。また同じ14日というのはイスラム教のラマダンが終了になりますが、この二つは果たして相場に影響があるものなのでしょうか?欧州勢にとってはほぼリアルタイム視聴ができるロ...
いよいよテーパータントラム再来に備えるべきか~米国年4回利上げ確定
市場で注目されていた米国6月のFOMCでは予想通り0.25%の利上げが実施されるとともに年間4回利上げが明確になりました。それを受けてドル円は瞬間110.840円まで吹き上がりましたが、結局111円台にのせることはできずに逆に下落してNYタイムの取引を終えてい...
パウエル議長・全FOMC後に会見開催の報道でドル上伸
12日NYタイムは無事米朝首脳会談を通過したことでFOMC待ちで株も為替も小動きの展開となりました。しかし一部の報道でパウエル議長が今後すべてのFOMC後に会見を開くとの報道が出たことから、ドル円は上昇することとなりました。どの回でも利上げの可能性があると市場...
米朝首脳会談前に妙に買い上げられたドル円
本日9時からシンガポールで米朝首脳会談が開催されます。事前の発表では通訳しか同席しないトランプ対金正恩の一対一会談になるようで和やかなムードになるのかさっぱり見当がつかない状況ではありますが、前回の南北の会談を見ていますと見かけ上は妙に近しい雰囲気が演出される...
20世紀ならさしずめ世界大戦前夜を思わせるG7会合
Photo AP https://www.sankei.com/world/photos/180610/wor1806100016-p1.html先週末、カナダケベックで開催されたG7会合は、従来の波風の立たない観光地に首脳が集まる安穏とした会議とは打って変わ...