23日のNY市場の下落で下方向は一息つくかと思われた米国の株式市場ですが、またしても大きな下落を示現し終値でNYダウは600ドルを超えたまま戻ることもできずに引けています。場中から上げたり下げたりを繰り返している様子のおかしさですから、昨晩の場合は下げて終わり...
今市太郎のコラム
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今市太郎のプロフィール
(2015年7月からFXコラムを執筆)
ファンド勢による10月米株の損失埋め合わせ売り?日経平均600円超下落
10月に大きく下落した相場が底なのか、はたまた二番底は来るのかと多くの市場参加者が先行き不透明感を気にする相場が続いてきましたが、23日の東京タイムでは突然株が下がり始め、終値で600円を超える、二番底どころか今年最悪の下落を演じることになってしまいました。し...
世界最大のドル債務国・中国は本当に大丈夫か?
19日に中国の四半期GDPが発表されていますが、前年同期比6.5%と前四半期に比べて0.2ポイント低下しています。もともと作られた数字なのではないかという疑いが常について回る中国のGDPですが、それでもこの数字というところがなんとも不気味さを醸成しています。リ...
株価暴落リスクは去ったのか?
10日に突然大きく下がり始めた米国株式市場の影響で日経平均もボロボロの状況が続いた一週間でしたが、ドル円のほうは意外に底堅く、この暴落でも下押ししたのは111.625円止まりということでかなり下値が堅い状況が続きました。しかし下値の堅さとは裏腹に上値もそう簡単...
生きたまま切断?ジャマル・カショギ氏殺害問題こじれれば相場に大波乱
サウジアラビア人ジャーナリストのジャマル・カショギ氏が、よりによってトルコにあるサウジアラビア総領事館を訪れたまま行方不明になっている件は、時間が経過するうちにとんでもない話へと進展中です。アップルウォッチを使ってカショギ氏が音声を録音し、この音声がデータ保管...
ドル円・FOMC議事録を経てようやく112円台後半まで回復
ドル円相場が意外に難しい展開になってきています。17日の東京タイムでは前日のNY市場の大幅な株価回復を受けて日経平均は上昇しましたが、ドル円は112.500円超えを目指すかと思いきや、112.420円レベルをつけたのが最高で、その後は112.200円レベルから...
セリングクライマックスと二番底
NYダウは本格的な決算シーズンを迎え16日の終値でも548ドル近く値を戻す動きとなっています。また日経平均の先物も大きく値を上げていますから、東京タイムの現物も大きく上昇することが予想される状況です。セリングクライマックスは既に終了か相場の大きな調整、下落局面...
前代未聞の為替条項付き二国間協定締結か?
TPPに米国を引き入れると息巻いていたはずの安倍首相がいつの間に米国と二国間協定の交渉のテーブルにつかされることになり、苦し紛れに「FTAではなくTAGである」と国内向けに弁明するという実に不可解な状況が継続中です。当該二国間貿易協定にとうとう「為替条項」が組...
足元の相場はブラックマンデー2.0との見方~ここからは債券金利次第
週末、NYダウ、S&P500、NASDAQはなんとか前日よりも上回る水準で引けて一旦10日から始まった大幅下落は一息ついた格好となりました。ただ、NYダウは始まりこそ大幅上昇だったものの一時マイナスに沈みこむ状況となり、112円で無難に週の取引を終えられるかと...
債券金利が上昇するとなぜ株が下落するのか?
米国の株式市場は突然NYダウから、S&P、NASDAQに至るまで相場が大きく下落し、いきなり大きな調整がやってくることとなりました。それを受けて好調だった日経平均もザラ場では1000円を超える下落となり、もろにその影響を受ける形になっています。米株の下落はファ...