正月三が日の三日目、ドル円は相場の薄い状況下でアップルが売上見込みを下方修正したという報道あたりから株の先物下落に連動するようにドル円も下値を模索し始めました。箱根駅伝の復路スタートの30分ほど前からさらに挙動がおかしくなり、下落し始めるとストップをつけて10...
今市太郎のコラム
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今市太郎のプロフィール
(2015年7月からFXコラムを執筆)
1月相場最大のリスク~BREXIT下院投票の行方に注目
2019年は年明け早々、1月相場にかなり大きなリスクが横たわっています。それが英国のBREXITを巡る下院議会の投票です。結局年末なんの決着もつかないままに時間だけ過ぎたものの、議会はあっさり年末12月20日から何事もなかったかのようにこの投票を放置したままク...
年明け早々に始まる日米貿易交渉からのドル円円高に厳重注意
昨年は一旦具体的な交渉が先延ばしの格好になっていた日米の貿易交渉が、いよいよ1月20日の週からスタートすることになったようです。しかしそれに先立つように年末の12月21日にUSTR・米通商代表部は日本との貿易協定交渉の具体的目的を公表し、物品の関税引き下げ・撤...
2019年資産を守る投資法の勧め
明けましておめでとうございます。いよいよ2019年の始まりですが、為替相場が始まるのは2日のロンドンタイム以降ということになりますから、元旦は少なくとものんびり過ごせる時間帯になることと思われます。昨年の相場のことをあらためて思い返してみますと、プロも個人投資...
アナリストの2019年相場予測に翻弄されるのはもうやめよう
年末になると株も為替も市場が「来年どうなるのか?」という話が非常に多くなります。確かに混迷の相場が続いているわけですから、多くの人達がどのように来年の相場を考えるべきなのか誰かに救いの助言を求めたいと思うのはよくわかるところでもあります。しかし来年末株式市場が...
今改めて思う日本株への投資妙味がまったくない理由とは
2018年日経平均が年初来高値を更新したにもかかわらず、その後猛烈な売りに見舞われて、年末も粛々とその水準を下げてしまうというまさかの展開が継続してしまいましたが、今年の海外勢の日本株売り越し額は5.3兆円あまりと、アベノミクスが始まった2013年日銀の政策に...
2019年以降のレイダリオの相場の見通しが非常に気になる訳
世界最大のヘッジファンドのCEOであるブリッジウォーターの「レイダリオ」が今年9月に「Big Dept Crises」という220ページほどの本を出して、市場で非常に注目され各国の中央銀行の要人も精読しているようです。残念ながら英語でしか出版されていないようで...
素人個人投資家がエリオット波動を使うのは超危険
米国株式市場、とりわけNYダウがエリオット波動の5波動目の最終局面を超えて下落フェーズに入ったのではないかという観測がかなり高まっています。このエリオット波動の5波動理論というのは非常に単純な形として個人投資家に理解されていますが、実はかなり奥が深く、そもそも...
トランプは自分で選んだパウエルFRB議長をクビにできるのか
FOMCで利上げが決定された直後にトランプ大統領がパウエル議長の解任について議論したという報道が出てから、週明け24日クリスマスイブで動かないはずの相場はオセアニアタイムから若干下押しして始まり、市場はそれなりに気にしているような状況となっています。このFRB...
2018年一体相場で誰が儲かったのか?
本日はクリスマスイブということで国内は天皇誕生日の振り替え休日でもありますから、世界的に相場は開いていても殆どだれもまともには取引をしない閑散状態が継続することと思います。今年も残すところあと数日ですから、実質的には2019年の相場を考えるタイミングに差し掛か...