8日に発表された企業向け給与計算サービスのオートマチック・データ・プロセッシング(ADP)とムーディーズ・アナリティクスが発表した2月の全米雇用報告によると、民間部門雇用者数は29万8000人増と、市場予想の19万人増を大幅に上回ったことからドル円は上伸し、1...
今市太郎のコラム
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今市太郎のプロフィール
(2015年7月からFXコラムを執筆)
ラリーウイリアムズが言い始めたドル円と金
「ラリーウイリアムズ」といえば、商品先物と株式のトレーダーとして50年以上の実績を持ち、独自の分析視点をもっていることでも有名な存在です。国内では最近ラリーTVなるものも有償でみることができるようになっているため、改めてファンができつつあるようです。このラリー...
今度はFREXITに怯え始めている金融市場
Photo BORIS HORVAT/AGENCE FRANCE-PRESS米国のトランプ演説、3月「FOMC」の見通しといった大きなイベントの中身が見えてきた金融市場ではいよいよフランスの大統領に注目が集まりつつあり、ひとつの動きが顕在化しつつあります。CD...
上値も重いが下値も堅くなってしまったドル円
週明けのドル円は、大きな窓空けこそなかったものの、114円台に戻れたのも一瞬でその後は113円台後半を上下する展開が続いています。すでに3月利上げは完全に市場に織り込まれてしまったようで、このネタで相場がさらに買いあがるのはほとんど無理なようです。また、どうや...
海外M&A、賠償金支払、レパトリの影響とは
今年も本邦企業は期末を迎え、この時期ならではの為替資金需要を抱える時期となりますが、今年に関しては例年と様子が違うといった話しも聞こえてきます。すでに3月に入っていますので残りわずかの時間ですが、今回はこの件について考えてみたいと思います。本邦企業のレパトリは...
案の定自重の重さから反落してしまったドル円
Photo Reuters.com「イエレン議長」の講演内容が期待された3日のNY市場ですが、さすがに利上げを示唆する発言が出たものの、すでに市場は完全に3月利上げを織り込んでしまったことから買いの自重の重さも手伝って反落をはじめ一時103.800円レベルにま...
FRB要人発言は明らかな利上げキャンペーン
3月15日の「FRB」による「FOMC」の開催に向けて投票権のあるなしに係わらず要人の利上げ賛成発言が相次いでおり、「FRB」が組織的に利上げを口にして相場の反応をうかがうキャンペーンを行っていることが明らかになってきています。思い起こせば昨年のジャクソンホー...
利上げによる暴落を意識すべき時間帯に突入か
ほとんど目新しい内容の無かったトランプ演説を受けて、逆に安心したのかNYダウがさらに走り始めています。利上げ観測にもほとんど無関心で相場は上げまくっていますが、現実に金利が上昇を始めた場合、最初に影響がでるのが株価であるだけに、あまりにも楽観的な動きをしている...
トランプ演説は具体的な数字を織り込まず
市場が期待したトランプ大統領の上下両院での演説は、事前の予想通り、減税に関する詳細の数字などが織り込まれることなくあっさり終了しましたが、特別発言内容が後退したわけでもないことからとりあえず大きな失望売りなどは出ていません。実際のところは3月11日前後と見られ...
トランプ期待相場とは明らかに異なる足元
27日のNYタイムもトランプ大統領の大規模インフラ投資や軍事費の増大など、原資のはっきりしない投資に対する大言壮語発言でドル円が大きく買われ「112,800円」を超えるレベルにまで上昇したのが目立つ動きとなりました。確かにトランプ発言を受けると10年債金利は上...