北朝鮮のミサイルのことばかりが気にかかる為替市場ですが、テクニカル的に分析してみますと、どうもドル円は下落に向けた大相場がやってきそうな気配濃厚であり、ここから5月の始めぐらいまで相当な下落を見込む必要がありそうです。投機筋のドル買い円売りポジションは大きく巻...
今市太郎のコラム
FXレポートプレゼントの詳細はこちら
今市太郎のプロフィール
(2015年7月からFXコラムを執筆)
ドル円はトランプスタート地点まで戻る可能性
「イースター休暇」に突入した為替相場ですが、ほとんど動かないはずの14日のNYタイムでは、ドル円はすっかり108円台に留まる形となり日足の200日単純移動平均線をぎりぎり割ってこの週の相場を終える形となりました。季節的な意味合いからも4月はここのところドル円が...
北朝鮮は戦時に本当に恐れるに足る国なのか?
市場は「イースター休暇」に入り欧州勢はお休みとなっていることから開店休業状態が続いていますが、15日の金日成生誕105周年には何かが起こりそうな気配であり、なんとも心もとない先行き不安相場は継続中です。確かに核弾頭の部分にサリンを載せて発射可能な能力をもってい...
イースターの連休はFX取引に厳重注意!
いよいよ14日から17日までは欧州とアジア圏の一部の国でイースターで土日を含めて4連休ということになります。米国はあまり関係ありませんが、ロンドン勢やアジアオセアニア勢の一部が取引をお休みしますので、金曜日はかなりの薄商いになりそうで、ポジションを持つのは相当...
ネオコン・グローバリストが政権掌握?
Photo NASA HQ PHOTOこのFXコラムでは既にご紹介しているとおり、トランプ政権は国家主義的な発想を強くにじませる「スティーブン・バノン」らの超保護主義派が政権発足直後から大きな力を発揮し、「TPP」からの脱退、中東7カ国からの入国制限、オバマケ...
FXの世界で岩盤の買いなどは存在しない
今週に入って調子がよかったのは月曜日だけで、結局ドル円は大きく下値を試すこととなってしまいました。市場では「地政学リスク」が嫌気されて下げたという解説になっていますが、今市場に登場しているのはほとんどが投機筋ですから、上がらなければ下値を試しに行くというのが正...
トランプWarRoomで見る政権内の力関係
7日、ドナルド・トランプ政権のホワイトハウス報道官兼広報部長であるショーン・スパイサーがツイートして公開したフロリダでのトランプ政権のいわゆるWar Room、日本語で言えば戦闘戦略室の写真が話題になっています。一見するとトランプを囲んで周囲に政権の要人が座っ...
金日成生誕105周年で何かが起こるのか?
米中首脳会談はほとんどその中身がどんなものだったかわからないままに終了し、100日計画だけ策定することが決定した次第ですが、北朝鮮についてどのような話がついたのかもわからない状況となっています。そんな中で今週末の15日は金日成生誕105周年ということで、北朝鮮...
ドル円の鍵を握るのは米国債金利という事実
トランプ政権の政策実現能力について当初異常に期待を膨らませていた市場では、ここへきて逆にかなり疑問の声が上がり始めています。選挙時の公約どおりの「大型減税」実現も相当危うくなっており、しかも1兆ドルといわれるインフラ投資さえも実現までにはかなりの時間がかかると...
バノン解任、翌日のシリア攻撃の意味とは?
Photo AP昨日「スティーブンバノン」がNSC・国家安全保障会議から叩きだされてしまった話を書いたばかりでしたが、その翌日米国はシリアのミサイル攻撃を実施するという結構驚く動きに出ています。2月に就任した「ハーバート・マクマスター」大統領補佐官・国家安全保...