2月第三週日経平均はついに30年半ぶりに3万円を超えて3万700円を突破するところまで値を上げる動きとなりました。しかしさすがに短期間に上昇しすぎたこともあってか19日の金曜日には一旦利益確定売りがでて先物は瞬間的に2万9700円レベルまで下落するとい...
今市太郎のコラム
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今市太郎のプロフィール
(2015年7月からFXコラムを執筆)
初心者個人投資家がリスクを取りすぎる相場の危機
足元の相場では日米ともに株価が指数レベルで大幅続伸し数字だけからいいますと完全にバブルの領域に入り始めている状況ですが、為替はそれとはうって変わってドル円は105円台に上伸中ではありますが、それ以外はそれほど大きな動きになっていないというかなりアンバランスな状...
ビットコインとドルは本当に逆相関なのか
ビットコインがここへ来て大幅上昇となりはじめています。それとともにドル円などは先週とは一転して大幅下落をはじめておりビットコインとドルの逆相関性を指定する声も相場ではかなり聴こえ始めていますが、本当にこの逆相関というのは信用できるのでしょうか。今回はこ...
米国はインフレ懸念が再浮上
FRBはとにかく2022年頃までは一切利上げを考えないという超低金利政策を表明していますが、債券市場が織り込むここから先の予想インフレ率は2021年中に2%を超えるとみる向きが多く、FRBの想定をはるかに超えそうな勢いになりつつあります。FRBとしては...
俄然様子がおかしくなった米株市場
1月最終週に入って米株相場では突然個人投資家とヘッジファンドが一部の低位株をめぐって仕手戦を展開するような動きが出ており、株式市場は突然異様な雰囲気に包まれはじめています。その背景には投資オンライン掲示板レディットの株コミュニティが特定株を買い上げるよ...
米国政権の変更は為替相場に大きな影響を与える
米国では政権が変更するたびに前の政権の政策が全否定され、また新たな方向が見出されることが多くなりますが、後になって振り返ってみますと実は株よりも為替に相当大きな影響を与えることが今更ながらにわかってきています。バイデン政権のこの先の4年については果たし...
過去40年余りでみても最も脆弱な米国大統領の誕生
いよいよ日本時間の21日午前2時から米国新大統領バイデンの宣誓式のセレモニーやそれにともなうイベントが開催されます。今回は新型コロナに配慮してバーチャルなものになるため人が押し寄せて盛大なセレモニーになることはなさそうですが、今回の大統領選挙で完全に米...
年初のドル安は果たしてドル高に転換するのか
1月第二週の為替相場は年初にドル安が進んだ動きから米10年債の金利が上昇したことから連動してドル高への反転する動きを見せました。市場の長期的視点では相変わらずドル安を予想する向きが多いわけですが、金利の上昇にともなって投機筋と見られる向きが買い向かった...
米大統領選で猛烈に進んだ分断社会
1月6日の米国ワシントンDCでの上下両院合同議会の開催に合わせるように暴徒が大挙して乱入した事件以来、米国内はかつて見たことのないような不穏な雰囲気が立ち込めている状況で、トランプ大統領は見る影もなく存在感を失いつつあります。国外から眺めている限り、こ...
米国新政権ブルーウェイブ成立で始まるドル安相場
1月6日の米国上下両院合同議会は暴徒の乱入などで激しい動きとなってしまいましたが、バイデン新大統領が正式に誕生し、かつ上下両院が民主党多数といういわゆる「ブルーウエイブ」が実現したことをうけて、株式市場は上昇しています。本来は民主党政権では増税を嫌気し...