世界50カ国で注目されはじめ、具体的に要人の辞職なども出始めている「パナマ文書」ですが、果たして為替への影響は殿ぐらい出てくるものなのでしょうか。今回はそんなパナマ文書にフォーカスをしてみたいと思います。そもそもパナマ文書とは・・この「パナマ文書」という言葉は...
Kentaro
秋まで次々と訪れる円高リスクに気が抜けない
為替市場では当座のドル円の下落レベルの底が一体どこなのか、投資家も政府も疑心暗鬼の状態が続いています。ドル円、あるいは円全体で考えますと、今年は秋口まで予想外の円高を引き起こしやすいイベントが目白押しの状態であり、気の抜けない状況が11月まで続きそうです。まず...
異例の菅官房長官談話に見る政権の焦燥感
菅官房長官は「ロイター」のインタビューに答え、わざわざ日曜日に掲載されるように為替の偏った動きには対策の用意につい語っています。「ロイター」とのインタビューの中で、具体的に外国為替市場で一時1ドル107円台の円高水準を付けたことに関し、偏った動きには「日本とし...
今回のドル円下押しの主体は米系ファンド
4月第二週「4円強」というかなり強烈な下げを演じたドル円はそのダイナミックな動きから考えれば、どうみても米系ファンド勢が主体的に動いてきた結果であることは間違いないと思われます。ただし、「ヘッジファンド」などが為替に打って出てくる場合には、一定のシナリオを持っ...
アベノミクスバブルの崩壊が到来している!
新年度に入ってから、株価もドル円レートも急落症状にあります。日曜日でマーケットもお休みということで、分析をしていたら簡単なことがわかりました。物価と株価下記の図は「系列1、青が日経平均」、「系列4、赤が物価」です。これは2005年1月からのデータになります。「...
ドル円下落時、クロス円はの動きが重要となる
4月第二週、冒頭から下げ始めたドル円は一週間(5曜日)で実に4.04円という大きな下落を果たすこととなってしまいました。これに追随するようにクロス円も直近では大きな下落となり、完全にドル円の動きに引きずられてしまったことが改めてよくわかる状況です。しかしその前...
なぜ、為替介入をにおわせる発言が出るのか?
新年度に移行してからドル円相場が一気に円高に進行しました。年初、112円台だったのが4/7には1年5カ月ぶりの新値107.6円台をつけました。今回はこの背景と、それに付随した断固たる処置、すなわち「介入」に関して説明をしていきたいと思います。今回の円高進行の理...
アベノミクスの終焉を感じさせるFX相場
8日の東京タイムは前日NY市場でドル円が107円台中盤まで円高をつけたことから一定の戻しが入り、109円ぎりぎりのところまで戻す展開となりました。しかも市場では参加者もまばらなようで、抜け殻相場の様相を呈する静かな動きとなってしまいました。上の方の価格帯では依...
FXで通貨ペアは1つに絞るべきなのか?
FX取引をする際は、どの通貨ペアを選択するかが重要です。というのも通貨ペアによって「ボラティリティ」が異なるからです。自分が希望するリスクとリターンのバランスを踏まえ、適切な通貨ペアを選択しましょう。また、通貨ペアを選択する際には、複数の通貨ペアでFX取引をす...
この先のドル円の達成感はどのレベルか
このコラムで書いている内容よりも相場のほうがはるかに先に動いてしまう為、なかなかリアルタイムの状況をお伝えしにくくなっています。既にドル円はここでも指摘してきたように100円方向に大きく動き出しており、下方向にはさしたるサポートもないため、下落が止まるところま...