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なぜ、為替介入をにおわせる発言が出るのか?

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新年度に移行してからドル円相場が一気に円高に進行しました。
年初、112円台だったのが4/7には1年5カ月ぶりの新値107.6円台をつけました。
今回はこの背景と、それに付随した断固たる処置、すなわち「介入」に関して説明をしていきたいと思います。

今回の円高進行の理由

この説明は何度もしているので、いまさらという感じもありますが、円高進行の理由の答えは簡単で日本の「デフレ」が進行しているからです。

前回は書きませんでしたが、「日本銀行」による、企業物価の発表は毎月10日になりますが、その日がお休みの場合はその後の営業日に繰り越されます。
ですから2月の企業物価確報値と3月の速報値は週明け14日になります。ここでも前月よりも悪い数字になればより一層、円高の進行も、株安も進むと思います。
現況では何も調べてはいませんのでなんともいえませんが、やはり中国を筆頭とした「新興国」の需要不振から更なる下振れが予測されますが、なんともいえません。
ただ、これだけははっきりしていることですが、今はクルーグマン、ノーベル経済学者が言うように「世界的な需要不足」ということは間違いないと思います。
今、私の頭の中にあるのは「リーマンショック」直後、世界の国々は日本のように「デフレ」にならないように政策を打ち出してきましたが、結局、日本のようになっているではないか、ということになります。
人口の増えている、アメリカやインド、ブラジルのような国は「デフレ」に陥ることは無いと思いますが、人口の減っている日本や中国を筆頭とした国々は深刻な需要不足に悩まされることになると思います。「需要」不足イコール、「デフレ」になると思います。
ですから「日本銀行」の「デフレ」防止のための政策や政府の消費税再増税の延期などは「デフレ」防止にはいいと思いますが、「デフレ」を防止するなら「マイナス金利」ではなく、金利を上げないと無理だろうと思いますし、「マイナス金利」を導入した国はみな通貨高です。
ですから今回の円高というのは一時的なものではなく、相当な長期にわたっての円高相場であることは確かです。
また「上海合意」によってドル安が国際的な合意になっているは今年いっぱいとみて、来年の1-3月には今の基準値112.8円程度に、また収斂する可能性は高いと思いますが、来年の今頃の話をしても鬼が笑うでしょう。

断固たる処置に期待する愚

こういうように、円高が急速に進行した場合は財務大臣や経産大臣がよく断固たる処置をとると発言してレートが急速に回復することがありますが、今回の場合はよく考えて発言していたと思います。

実は、4/7時点でテクニカル的にはドル円レートは大きな戻りを入れる可能性があったのですが少しでも戻るとたたき売られていた状態ですので、今朝、大きな戻りがないということをみて発言したのは大変良かったと思います。
マーケットが戻りたがっているのに、自律回復機能が機能せずに円高で定着するような動きだったからです。もし発言がなかったら、おそらく横ばいで、きっかけを待って更なる円高になったことでしょう。トレーダーとしては戻り歓迎になります。
しかし、けん制発言には理解を示すことはできますが、「介入」や断固たる処置などには全く同意はできません。
私の内心は「やれるものならやってみろよ、麻生、石原!」という感じです。それに輪をかけて酷いのが専門家の連中で、できないのを知っているのに「介入」を煽る連中になります。
先ず、おそらく東日本震災のころ測定していたのですが、もしくは「リーマンショック」の頃になりますが、「介入」を決定するのは月初から10パーセント以上円高が進行したときです。
つまり今月の頭は112円になりますので、「介入」ができる水準は、「101円台」に突入したときです。高々、3-4パーセント円高が進行したくらいで「介入」と叫ぶのはアホとしかいいようがありません。
こういうことを知っている人は介入なんか、できるもの」ならやってみろ、といいたくなるのは当たり前です。また、こうやって警戒発言を出すのは経験則からは円高がまだ進行するといっているのと同じ意味と考えるとしばらく円高であることは必至な情勢でしょう。
(この記事を書いた人:角野 實
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