このコラムでは個人投資家がなかなかひとりでは集められないような「ファンダメンタルズ」の情報を網羅し、プロの投資家と互角の情報をもって売買ができるように様々な角度から最新の視点をお届けするように心がけています。ただし、「ファンダメンタルズ」でマクロな流れが理解で...
Kentaro
ヘッジファンドの視線は中央銀行バブル崩壊
2016年の金融市場は中国起因で大きく相場が下落したところから始まり、既に5ヶ月近くが過ぎようとしていますが、5月末の多くが決算を迎える欧米の「ヘッジファンド勢」は今年に入ってからさらに苦戦が続いており、解約も増加しているようです。1月~3月期の解約も増加ヘッ...
セルインメイとは?2016年はSell in Mayあるのか?
株式や為替の世界において有名な格言に「セルインメイ(Sell in May)」があります。意味はそのものずばり「5月に売れ」です。今年も5月になり、「セルインメイ」がささやかれるようになってきました。今年の相場も果たして「セルインメイ」の格言通りの展開になるの...
米主要500社第1四半期、5.4%減益
13日に「ロイター」が発表した、米国S&P総合500社指数採用企業の、2016年第1四半期は前年同期比で5.4%の減益見通しとなりました。既にこれまでに500社中459社が、第1・四半期決算を発表していますが、このうち、利益がアナリスト予想を上回った企業の割合...
消費税再増税の再延期が決定されるとの情報
速報で早耳として、消費税再増税の再延期が決定されるということがほぼ確実らしいです。情報の真偽はよくわかりませんが、かなり有力な筋からの情報になりますので、たぶん延期されるでしょう。ジョルゲンソン教授が安倍さんの実質上の顧問出典:Reuters4月にアメリカの計...
東京五輪の不正誘致疑惑で相場はどうなる?
「東京オリンピック」が決定してからというもの、デザインマークは盗作騒ぎが起こり、国立競技場は予算オーバーで作り直しがでるなどのケチがつき、今度はそもそものオリンピック誘致に裏金を使ったのではないかという海外からの報道が突如として湧き上がりました。さらに状況は悪...
北朝鮮情勢は為替相場に影響を与えるのか?
北朝鮮は、2016年5月に、36年ぶりの党大会を開催しました。長きにわたって開催されていなかったことや、世界各国のメディアが招かれたことから、世界的にも注目を集めました。北朝鮮はここのところ、ミサイルの発射実験を繰り返すなどして、国際社会に対して挑発を重ねてい...
「ドル/円相場」と「円/ドル相場」の違い
ドル円相場と円ドル相場には似て非なるものです。単に1ドル当たりと1円当たりの通貨の価値の違いではないか、と思う方も多いと思いますが、全然違います。今回はその点を詳細に解説していまいりましょう。全く違う意味ドル円相場は、「...
19日から来日するルー財務長官は何を語る?
今月20日、21日に仙台で実施される「G7」財務相・中央銀行総裁会議に米国の「ルー財務長官」が出席することが明らかになりました。ルー財務長官といえば、歴代財務長官の仲では猛烈に影の薄い存在として有名ですが、なぜかオバマ政権の末期になって「突然対円での強気発言を...
猛烈に難しくなってきたポンドのFX取引
6月23日の英国のEU離脱をかけた「国民投票」を前にいよいよポンド取引が難しい局面にさしかかってきているようです。「スーパーサーズディ」などと呼ばれた三ヶ月に一度訪れる12日のロンドン市場は、英国中銀の四半期インフレ報告、MPC議事録公開、BOE政策金利発表が...