ただ、ロングはそれほど多く積みあがっていない印象も
ドル円のロングのほうはショートに比べて大きくつみ上がっている印象はなく、俄かロングはこうした下落でそれなりに切らされているものと思いますが、ここから逆にショートがつみ上がりすぎて大きなショートカバーがでたり、ふみ上げに使われることが逆に心配になりそうな状況です。
案の定下値では待ってましたとばかり押し目買いが見られる状況
一方ドル円の下値ではこれまで買いで参入できなかった向きが積極的な買いを入れてきており、111円台中盤からはなかなか下がらない状況が続いています。
ネガティブな要素に反応が鈍くなる相場状況
為替相場というのは勝手なもので、これまでリスクとして捉えられてきたような材料でもあまり問題にならずにスルーして上昇してしまうといった、かなり不思議な局面を迎えることがありますが、トランプ相場になってからはかなりそうした雰囲気が強くなっており、今週からネガティブ要因がではじめても下落にあまり大きな期待をしないほうがいい時間帯にさしかかってきています。
ショートが増えると買い上げるほうもかなり楽になる
今回の相場で非常に嫌なのは個人投資家の果敢な戻り売りが悉く踏みあげられてきたことで、一定のショートが溜まると必ずそれを利用して上に相場を上げようとする動きが見られる点は非常に気になります。